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こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。2019年が早くも2週間経ちましたね。みなさん、新年に決めた目標に近づいている実感はありますか?
今日、私は産婦人科医 高尾美穂先生による「骨盤底筋トレーニング ヨガ指導者養成講座」のスタッフとしてイーク表参道に来ています。高尾先生は講座の途中で、ご自身の今年の目標をおしゃっていました。
それは「寛容」。多様化する考え方や、自分とは違う考えを持つ人を尊重できるようになる。それが高尾先生の今年の目標だそうです。
私から見ると充分に、多様性を受け入れているし、多くの人の気持ちが理解できていると思うのですが。。。当たり前なのですが、一人一人見ている世界は違うし、最終的なゴール設定も、そこに至るプロセスも本当にひとそれぞれ。高尾先生は、今、見ている世界から更に高みを目指すのだなと、尊敬のまなざしで講座を見守っております。
人には言えない体の悩みを相談できる。それがヨガ指導者
高尾先生の本業は産婦人科医。そして、スポーツドクター・ヨガ講師としての顔もお持ちです。どうして、高尾先生は多忙な中、ヨガ指導者の育成を行うのでしょうか?
それは、
ヨガ指導者は日本の未来を明るくする。
という確信があるからです。
ヨガ指導者のみなさん、生徒さんから体の症状について、悩みを相談されたり、質問を受けることはありませんか?
ヨガ指導者は「誰かに相談したい!」という体の悩みや気になっていることを、医者に行くよりも相談しやすい存在です。
ヨガ指導者は医療従事者ではないけれど、「正しい知識」を求められる存在なのです。
自分の言動が生徒さんの生活に影響を与える
今日、高尾先生が講座の始めに、「今、インフルエンザにかかっている人は50万人いる。」というお話がありました。日本の人口を1憶2000万人とした場合、240人に1人がインフルエンザにかかっていることとなります。(みなさん大丈夫ですか・・・?)
もし、もし、これを聞いた人が「インフルエンザの患者数5万人」と誤って記憶してしまったとしましょう。そして、そして、その方がヨガ指導者だったとして、ご自分のヨガクラスで「いま日本でインフルエンザにかかっている人数は5万人です。」と言ってしまったら、インフルエンザに関して何も知識のない人は「5万人」とインプットされてしまいます。
生徒さんに発信すること、そして、質問の答え。全てにおいてヨガ指導者の言動は生徒さんに影響力を及ぼすものです。
情報過多な現代だからこそ、伝えたいこと。
情報社会で、何が本当かが非常に分かりにくい現代。産婦人科医として活動される約20年間で培った現場での知識、経験。そして、ヨギーニとして、ヨガをストイックに実践されている高尾先生から、直に学ぶことのできるこの講座。
医師でありヨギーニ。この知識・経験から伝えられることがあるのではないか?それで、一つでも多くの笑顔が生まれるなら。
ヨガを通じて笑顔になる人を想像しながら、高尾先生はヨガ指導者の育成を行っています。そして、自身の学びもずっと続けています。
学び続けるのは、伝えたいことをきちんと伝えたいから。
エビデンスを基盤とした医療の知識を、医療従事者以外にも伝えるために、「どうしたら伝わるのか?」を常に考えています。
そして、正しいことはもちろん、「新しい」ということも常に意識されています。日々、進歩する医療。もう1年前の知識が古くなっているということも珍しくありません。
生徒さんをもっと幸せにするためにヨガ指導者ができること
例えば、女性の方で不正出血があったら婦人科に行くと思います。でも、PMSや毎月の生理痛で婦人科にかかる人はなかなかいないのが日本の現状のようです。それを相談できるのが、ヨガ指導者なのです。
高尾先生は講座の中で、「続けるためには、変化を感じることが必要である。」と、おしゃっていました。自分の伝えるヨガを通じて自分の体が変わっていくのを感じてもらう。そのためには、ヨガ指導者も常に学び続けて、指導者も成長している姿を生徒さんに見てもらうことも大切なのかもしれません。
ヨガを練習し続けたり、ヨガ指導者として知識を学ぶ真摯な姿勢はきっとクラスにも反映されるはずです。
ヨガ指導者は、生徒さんの人生を明るくすることもできる存在です。しかも、それを直接、見ることができるのです。こんな幸せな職業はないですね(^^)
ヨガ指導者のみなさんと生徒さんに、ヨガを通じて一つでも多くの笑顔が生まれますように。