2019年。あっという間に2月になりました。今年の抱負や目標は立てましたか?一カ月を振り返ってみていかがでしょうか?
- 後回しにしてしまっていた
- できない理由が次々に湧いてくる
- ワクワクよりも不安がいっぱい
- 3日坊主になってしまった
そんな反省点がある場合でも、反省できているだけで小さな第一歩だと自分で認めてあげましょう!
そんな前向きに考えられるヒントをくれたのは、クンダリーニヨガ講師のMaiko先生。クラスに潜入した際に心に響いた3つの言葉をご紹介します☆
1.出来ない自分をつくらない
クンダリーニヨガの特徴をとっても分かりやすく説明すると、単純な動きをひたすら繰り返すことにあります。(本来一つ一つの動きにちゃんと意味があります)。身体能力に左右されず、見様見真似で誰でもできる動きです。例えばスクワットの動きであったり、手の平をグーパーグーパーを繰り返したり。
「疲れてきたな」「やめたいな」「そろそろ終わらないかな」そんな思いが頭をよぎり始めます。内観が深まっている証拠です。外側に向きがちな意識が知らず知らずに内側に向いています。動きが簡単だからこそ、自分の弱さやいまこの瞬間の正直な気持ちがはっきりと見えてきます。その時、Maiko先生の言葉が投げかけられました。
「出来ない自分をつくらない。出来ないと決めているのは自分。出来る自分をつくっていく。小さくても出来ている自分を信じる。やり続けている自分に気づく。ゆっくりでいいから動き続ける。動けば見えている世界が変わりはじめるから。
“出来ない”ではなく、やりたいことを”やるだけ”。
諦めない。あきらめ癖がつくから。
諦めるのではなく、自分の適切な加減を見つけていく。
その中でちょっとの頑張りと積み重ね続けていく。」
諦めた夢はありませんか?
「いつか」と後回しにしている目標はありませんか?
「自分なんて」と自信をなくしていませんか?
熱い気持ちを閉じ込めていませんか?
出来ないと決めているのは自分。言い換えれば、誰よりも自分を信じてあげられるのも自分。誰の為の我慢ですか?それは本当に必要な我慢ですか?自分と向き合うのは少しだけ怖い作業かもしれません。生活の中で向き合うのが難しい方こそ、Maiko先生のクンダリーニヨガは大きな手助けになると思います。
2.夢を言葉にしてみる「私は○○であることに感謝します」
Maiko先生のクンダリーニヨガクラスはヨガをしている時間が全てではありません。「ヨガを日々に繋ぐこと」「なぜヨガをしているのか」をMaiko先生はとても大事にされているので、時にヨガとは少し趣向を変えたワークや一言アドバイスが添えられています。潜入した日に添えられたアドバイスは夢や目標を言葉にすることでした。
「書いてもらった目標は、できれば手帳のような手元にあるものに書いておくといいですよ。たまに開いて現在地を確認するだけでも違う。『いつか』『○○になりたいです』ではなくて、試しに『私は○○です』と言い切ってみる、そこに感謝の言葉とつけるとさらにいい。達成する力が全然違うから」
このアドバイスをきいた瞬間、自分ごとに置き換えて頭の中でやってみました。皆さんもぜひ「私は○○であることに感謝します」と考えてみてください。私が感じたのは、自分が夢に向かって進むことに「イエス」と言ってあげられることでした。自信がないから夢は夢で終わらせてしまいがちですが、感謝できることを想像できた時、応援してくれる人の顔や、ゆっくりでも努力している自分に気が付くことができました。
できないと決めているのは自分。視点を変えれば「自分だってできる!」「既にできていることがある!」そう思える事実に気が付くことができます。ぜひMaiko先生のメッセージを直接受け取ってほしいと思います。
3.比べない。人とも自分の理想とも
Maiko先生のクンダリーニヨガでは、危なくなければ目を閉じて動いていることがほとんどです。左右に大きく上半身を動かすときに目が回ってしまうから、という理由もあるのですが、大切な理由の一つとしては周りと比べないためです。
社会にでれば、自分に参加する意思がなくても競争に巻き込まれているようなものです。大きいことから小さいことまで誰かと比べ、自分の評価をしてしまってはいないでしょうか?
- あの人は仕事が早いな
- あの人は誰とでもすぐ仲良くなれるな
- いつも明るく素敵なだな、体が柔軟だな
・・・なんとなく、自分を他人より下にみてしまうことはあっても、「あの人よりはできているな」と思うことが少ないのは私だけでしょうか?
Maiko先生がクラスの中でこんなメッセージをなげかけていました。
「『ああなりたいな』ではなく『できない自分』をつくってしまっていないか?比べない。比べる必要がない。他人だけでなく、自分自身とも。勝手に作り出した理想の自分と比べない。必要のない過去を引きずり、自分の価値を下げない。今日、ここに来ようと行動した自分に気付く。」
他者を通して自分の価値を見出しがちですが、自分は自分。その他人は出会うことがなければ比較対象にもならなかったはずです。自分の価値は自分の中から見出したほうがいいでしょう。
「理想の自分と比べない」という言葉にハッとした方はいませんか?自信がないのは理想の自分と今の自分を比べてしまっているのが原因かもしれません。理想は理想。自信を失い身動きがとれなくなるよりも、そこに向かって一歩、また一歩と努力を重ねる自分に目を向けてあげたほうが、目標達成に近づける、そう思いませんか?
まとめ:ヨガの時間を人生に繋げる意識を持とう
「create your life.crete your today.自分の人生は自分で創造していく」
Maiko先生はマットの上にいるときに感じたことを日々の豊かさに繋げてほしいという想いを込めてヨガのクラスを行っています。「なぜヨガをしているのですか?」この質問に「不幸になるためです」と答える人はいないでしょう。自分、大切な人、そしてまだ見ぬ誰かの笑顔に繋がったらと、日々ヨガを楽しまれていると思います。
その笑顔の種はマットの上でだけで終わらせずに、日々に持ち帰りましょう。今日ご紹介した3つの言葉は、日々に繋げやすいものを選びました。出来ない自分をつくらない、夢を言葉にして言い切ってみる、比べない。
「そういわれても、それが難しいから苦しんでいるだ」
だからこそ、ヨガのクラスが有効なのではないでしょうか。マットの上では素直に3つの言葉が心に響くはず。その気持ちや自分の状態をマットを降りた時間に持ち帰り、少しずつ日々の豊かさへと繋げていく。それも一つのヨガの練習ではないかと思います。
今回はMaiko先生のクンダリーニヨガクラスで贈られた3つの言葉をご紹介しました。皆さまの日々に繋がりますように。