こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。30代後半独身(×なし)・彼氏なしです。子供は産めたらいいなと思っていますが、仕事が楽しく、毎日が充実しているので真剣にどうこうしようと具体的に考えている訳ではありません。
「毎日を楽しく生きていきているけれど、この日々はずっと続くのだろうか・・・?」という漠然とした不安があります。
「今がよければいい。」と思っている訳ではないけれど、結果、そうなっているのだと思います。
出産・結婚・・人生の選択。きちんとできていますか?
私のような女性は多いのではないかと思います。仕事や遊びが楽しくて、忙しく毎日を過ごすことで長期的なライフプランができてない、という女性。
出産にタイムリミットがあると知っているけど、目の前のことをこなすだけで(それがまた楽しく、刺激的なので)、どんどん時間が流れていく。
産婦人科医である高尾美穂先生は、そんな女性に向けて「きちんと選択して欲しい。」と言います。人生において何が大切なのか?結婚は?出産は?すべてに納得をして生きて欲しいと考えています。
人生は繋がっている。そのことを知って欲しい。
先日、イーク表参道でスタートした高尾美穂先生による「マタニティ・産後ヨガ指導者養成講座」。1日目に高尾先生は「人生を俯瞰して見る」ことの大切さをお話してくださいました。
妊娠期・産後期は切り取られた時期ではない。人生は繋がっているから。
高尾先生の言葉です。妊娠したからと言ってからだが突然変わるわけではありません。妊娠する前の生活や運動習慣が妊娠期のからだに影響し、妊娠期の過ごし方が出産に影響をする。そのサイクルは、産後・更年期・病気・・とライフステージよって向き合う対象は変わります。しかし、今のライフステージでしていることが、次のライフステージに影響を及ぼすということは変わらないのです。
女性は仕事を続けにくい環境にいる
高尾先生は、産婦人科医としての喜びも話してくださいました。産婦人科医は生まれたばかりの赤ちゃんから、妊娠期・産後期の女性はもちろん、シニア世代の女性とも向き合います。全ての年代の女性と向き合えることが、やりがいにつながるとお話されていました。
その中でも高尾先生が対応する機会が多いのが、「働く女性」です。女性が社会的に台頭する世の中にはなってきていますが、決して働きやすい環境ではないのではないか?と高尾先生は考えています。
- 妊娠・出産
- 育児
- 家事
- 親の介護
これらのことにより、女性が働き続けるということはなかなか難しいという現実があります。
働く女性は誰かに頼ることも必要
先ほど挙げたことは、女性が主軸となって解決していかなければいけないのでしょうか?
妊娠・出産は男性に代わってもらうことはできませんが、育児・家事・介護は、家族や親戚と話して、解決策を見つけることができるのではないでしょうか?それが高尾先生の見解です。
責任感が強く、周りに頼るのが苦手な日本人は、人に頼ることが苦手かもしれません。しかし、助けを求めていいし、一人で解決しようとしないでいいのです。
先に人生は繋がっていると書きましたが、これはからだの変化だけを差していません。次にどんなことが起こるのか?というのは人生でなんとなく予測はできるものです。その時に備えて様々なリスクヘッジをし、快適に過ごせるように土台を整えておくことをおすすめします。
人生を俯瞰して見るということ。ぜひ、実践してみませんか?
私にも本当に必要なことだなと深く思ったお話でした(^^)