クリシュナ・グルジ先生のヨガ哲学1年コースの講義風景

ヨガを始めたばかりのころは、アーサナを上達させることに熱中したけれど、だんだんと心への作用も気になってくる…そんなときに出会うのが「ヨガ哲学」というものではないでしょうか?

簡単に言うと「どうして私たちはアーサナをするのか?」「瞑想とは何か?」「心とは何か?」これらを学ぶこと。それがヨガ哲学です。

参加者はなんと40名!脅威の参加人数を誇るヨガ哲学コース

ヨガ哲学の講義風景
こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。今日は、クリシュナ・グルジ先生の「インド政府公認校認定、ヨガ指導者養成講座<ヨガ哲学コース>の初日。これまでもヨガ哲学コースは人気がありましたが、なんと今年の1年コースの東京参加者は40名!

今年はスタジオでの開催ということもあり、例年の倍以上の方々が集まっています。

私も今年1年しっかりと皆さんをサポートしていきたいと思っていますので、宜しくお願いします。

そもそも哲学って何?という疑問に立ち返る

クリシュナ・グルジ先生がヨガ哲学を教えている
哲学という言葉をウィキペディアで調べてみます。
すると

人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問

と書いてあります。ということは、これをヨガ哲学と置き換えるなら、「ヨガのあり方・原理を、理性によって求めようとする学問」とも言えます。以前グルジに聞いたことがあります。

哲学は物事を細かく見ていくこと。ヨガだけじゃない。全てに哲学はあります。何?なんで?どうして?を繰り返していく勉強です

そう、ヨガについて、ヨガに関わることについて、なぜ?なんで?どうして?ということを突き詰めて考えていく学問。それがヨガ哲学なのです。

同じ物事なのに見え方が違うのはなぜ?人は心の鏡で物事を見ている

クリシュナ・グルジ先生が笑顔で
例えば、私たちは、どうして同じ現実があるのに、違う感じ方、違う見方をするのでしょうか?

同じ仕事を与えられているのに、いかにも楽しそうにパソコンに向かう人と疲れた顔で眉間に皺を寄せながらパソコンに向かう人がいるのはなぜでしょう?

同じ人を見ているのに、その人を「優しい人だ」という人と「怖くて近寄りたくない」と思う人がいるのはどうしてでしょうか?

これに対して、グルジはこう教えてくれました。

人は自分の心の鏡で物(世界)を見ている

そう。私たちは心を通してでしか世界を見ることができないのです。つまり、人には人の数だけ世界が広がっています。私たちは過去の経験や思い出などから、目の前にある世界を自分の見たいように見ているのです。

心の鏡をきれいにすること。それがヨガでできること

クリシュナ・グルジ先生がホワイトボードに文字を書いている

人は心の鏡でものを見ているから、心の鏡さえきれいであれば、すべてがきれいに見える

そのためにヨガはあるのだとグルジは教えてくれました。心の鏡が汚れていたり、ゆがんでいたりすると世界も汚れて見えたり歪んで見えたりします。

心をきれいに、静かに、正しく物事を見れるように、そしてその状態をキープするために、ヨガをし、瞑想を実践していくのです。

いかがでしたか?これは、4時間のうちのほんの1コマに過ぎません。私たちに今目の前に広がっている世界はあくまで、「私の心が見ている世界」だということ。逆を返せば、自分の心が変われば、世界はいくらでも変えられるということです。

こういったことを学べるヨガ哲学。皆さんにも少しでも興味を持って貰えるように、またこの授業の様子をお届けしたいと思います!(全貌を知りたい方はぜひ、グルジのヨガ哲学1年コースへ!)

ちなみに今年の私の目標は、グルジから「べーさん、少しは哲学わかるようになったね!」と言われることです!(←いつもわかってねーな、という顔をされるので。笑 あっ、大丈夫ですよ!皆さんにはグルジはいつも優しいです。)

クリシュナグルジ先生が合掌して瞑想している横顔。指導者養成講座用画像ヨガ哲学を学びヨガに活かそう!
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