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誕生日の数字から、人生の指針や皆さんの本質を導き出す、と言われているヨガ数秘学。そのヨガ数秘学考案者である、タイラー・モンガン先生による個人セッションをキッズヨガ講師、片岡まり子先生が受けてくださいました!
前回のレポートでは、まり子先生が今、人生でどんな転機に差し掛かっているのかというお話を聞きましたが、いよいよ今回は、まり子先生の本質的な部分についてのお話に迫ります。
お楽しみください!
乗り越えるべき課題は「3」。「NO」と言う練習
では、まり子さんご本人が持っている数字にいきますね。真ん中にある3という数字がレッスン(人生の課題)を表します。この3という数字はポジティブマインドの数字です。ものごとの良い面、ポジティブな面ばかりを見たい、という数字なんですね。楽しみたいし、子供の数字でもあります。
この数字は風と川の数字とも呼んでいます。いっぱい動いて、流れがある。軽やかでいいのですが、時に混乱をもたらすこともあります。想像力、クリエイティブの数字でもありますし、人に奉仕する数字でもあります。
なので、人を面倒見てあげたい。
うんうん。
だけど、3は人に奉仕したい、尽くしたいと思うあまりに、自分に尽くすことを忘れる、自分をないがしろにしてしまう面があります。
なぜかというと人に好かれたい、というのが3の持っている素質なんですね。みんなと一緒にいて、みんなに喜んでほしいし、楽しくいてほしいと思う。今のそのエネルギーが一番強いのが0~18才のときなんです。今となっては過去の話ですね。
しかし、今言ったようなことが、人生の乗り越えるべき課題として現れてきます。それは、生涯つきまといます。3は軽やかな風のある数字ですが、行き過ぎるとトルネードになってしまいます。ここに3がある人へのアドバイスとしては、「NO」という練習をするということです。
はい。
「8」がポイント。まり子先生の8が表すのがアシュタンガヨガ
しかし、まり子さんのいいところは、その下に8という数字があります。
はい。
8には今説明した3の数字の全く逆側の意味があります。3が子供のエネルギーであるならば、8は父親のエネルギーです。この数字がここにあるということは、自分自身とお父さんとの幼少期の関係性が非常に大きな意味を持ちます。
お父さんは強烈なキャラクターでしたね。結構振り回されました。(笑)
それはとても、8っぽい人なんですね。8というのは、パワーやエネルギーの数字です。その読み解き方としては、お父さんにコントロールされる子供ですね。
んーでも、私はあまり言うことを聞かない子でしたね。
それはとても良いですね。では、お父さんとの関係は今も良好ですか?
そうですね、私は家族の中で一番、意思疎通がうまくいっていると思いますね。
それがとっても大事です。8というのは土台、基礎の数字だからです。3という数字の意味がうまくいっておらず、ストレスに感じるときに、この8という数字がとても大事なのです。でも、それは自分の外側の人やお父さん、という意味ではなく、自分自身の中にその8のエネルギーを強めていくことができるという意味なんですよね。
あ、でもそうかも。結局私は父に似てるって言われますね。
おそらくお父さんの存在というのは、いかにして強くなるのかということをまり子さんに示すための存在だったんだと思います。
ああ。
8のエネルギーは、パワー、実力、権力、エネルギー、そしてお金。
はい。
そして火山の数字でもありますね。
そうですね。父もそういう人でしたし、私もそうです。
とても、数字全体を見ると、社交的で友達付き合いもよく、明るく良い人なのですが、内側には火山を抱えている。爆発するのを待っているようなところがありますね。
ですので、その鍵としては、ちょっとずつ蒸気を出しておく必要があります。
ちょいちょいね(笑)
これは呼吸法によって可能です。
そうですね、毎日そのためにアシュタンガヨガをしています。
まさにそうですね。熱を生み出すことによって、自分の中の熱を逃がすことをしているんですね。
そうです!だから自分のプラクティスをアシュタンガヨガに変えたんですよ。ハタヨガを6年やっても怒りっぽいのが治らなくて。アシュタンガヨガをし始めたら、怒りっぽいのがなくなったんです!アシュタンガヨガを始めたら、ものすごく平和になったんです。
8のエネルギーを持っている人はヨガでは足りないくらいですね。
私はだから当時(アシュタンガヨガを始めるまで)は毎日10数キロ走っていましたね。それに調理師というものすごくハードな仕事をしてたの。
調理師も、すごく合ってますね。
えぇ、天職でしたね。もうしないと思うけど…
ただ、8はチャートの下にあるんですよね。奥底の潜在的なところ。だからこのエネルギーは自分のために使った方がいいですね。誰か人のために使うのではなくて。
あぁ…!
だから、アシュタンガヨガは自分のため。
そうなの!だからアシュタンガヨガを教えようとは思わない!
自分のエネルギーを自分のために使う。
そう!教えたらいいのに、とか無理に教えさせられようとしたこともあったけれど、嫌でやめてしまいました。
これはとってもプライベートなエネルギーだから。
9と5が並ぶとマスターティーチャー
そして、ここに出ている9と5はマスターティーチャーの数字なんですよね。
確かに。教えるということに苦労したことはありませんね。
それがアシュタンガヨガであれ、何であれ、もともとみんなが先生として、まり子さんを見るのです。もともと教師の数字を持っているので、この人から習いたいと思ってみんなが寄ってくるのです。
ああ…。なるほど。
アシュタンガヨガは続けている限り、自分自身を良いようにサポートしてくれるはずです。そして、その上に5という数字がありますが、これがソウル、魂を表す数字です。これが発揮できていると、ありのままの元来の自分というものが現れています。
うんうんうん。
その5という数字も良くも悪くもとらえられますが、幼少期というのは数字のネガティブな部分がよく出ます。大人になってから良い方に転じるんですね。5というのは、体、肉体の数字です。5を持っている人はエクササイズを定期的にやった方がいいです。
そう、必要なの。
また、この数字は、規律とか規則正しいっていう数字ですし、肉体のバランスをとる、という数字でもあります。ですので、規則正しくやることで、習慣づけを行うというのが5です。そういう意味でもアシュタンガヨガは完璧ですね。そして、肉体的なところ、物質的な世界を味わうために、時に、両極に走ってしまうことがあります。
そう!大好きなんですよ。必ず両方試さないと気が済まない!(笑)
なので、真ん中をとるのが重要になってきます。そして、両極を体感して、その中での真ん中はどこかを探るっていうのが大事です。
あはは!大好き!
例えば、断食やファスティングに1年を投じてみるとか。
やってた!
かと思えば、その逆で1年間食べたいものを何でも食べるとか。
やったやった!(笑)
なぜそれをするかというと身体というものを体感したいから、なんですね。
そうそう。
食べ過ぎも知ってる、食べなさすぎも知ってる。だから真ん中がわかる、ってね。5は教える人の数字なんです。5を持っている人は、教えの中で生きるという数字なんです。また、自分の経験したことしか教えられない。
あ、そうそう!
だから、例えば本を読んだだけの知識を人に教える、っていうことができない。
うん、無理無理!
5がチャートに3つも!5を持つ人の師匠は自分自身
自分が体感しないとできないんですよね。身をもって示す、お手本になる先生ですね。また、5の人の師匠は、自分の肉体です。
そうね。だから先生がいたことがありませんね。一番は自分自身ですね。
そして5は旅行する人。5が3つもあるので旅人の数字ですね。
この誕生日に旅行する予定でしたが、コロナウィルスでやめることにしました…。毎年誕生日は、この街にいないのに…
とても大事なんですね。旅行するというのは、新しい場所や新しい経験を自分の身をもって経験しているからです。新しい色や景色、それを五感を使う、また、五大要素っていうのが5に詰まっているんです。
うんうんうん。
家族との関係性や自分の過去が現れる。数秘学チャート
本当に面白いくらい言い当てられるのがヨガ数秘学のすごいところです。みんな、タイラー先生の言葉に何度頷くことか…(笑)
まり子先生も家族との関係性やご自身のプラクティス、そして自分の資質に至るまで、見事に当たっていましたね。
そして、何より数字の通りに生きていらっしゃるのが印象的。リーディングを聞きながら、とても上手に人生を生きていらっしゃるなぁと思いました。特に印象的なのが教師の数字である5が3つもあるというところ!
まさに「先生」であることが天命なのかもしれませんね。次回は、タイラー先生の未来へのアドバイスがたくさん出てきます。使うべき数字、この数字は強くしないように、などの注意点も教えてくれますよ。お楽しみに!