こんにちは、ヨガジェネレーションのなおこです。

2月に開催された、峯岸道子先生による肩甲骨ヨガ指導者養成講座へ参加しました!

講座を通しての学びやエピソードなど、2回に分けてご紹介させていただきます。まずは<肩甲骨ヨガの効果 編>として、その体験をご紹介します。

きっかけはワークショップ肩こり編。あまりの効果に衝撃!

以前は、さほど肩こりを感じることはないほうだったのですが、数か月前、いつもにも増して雑巾がけを張り切って行った夜から、首が回らないほどの痛みを経験。

あまりの痛さに、整形外科でレントゲンを撮ると、一時的な症状はさておき、「見事なストレートネックです」と診断されてしまいました。

思い起こせばこの半年ほど、肩や首の凝りは大きくなっていたような…

デスクワークの時間が増えたこともあり、知らず知らずのうちに姿勢にも変化がおきてしまっていたのかもしれません。

眠る前には、首がつらすぎて頭や肩のしっくりくる場所をさがして何度も寝返りをうつ。

しかし朝になるとまた岩のような重さがのしかかってくる。

そんな現状を打破すべく、峯岸道子先生による「肩こり」に迫る:肩甲骨ヨガワークショップに参加しました!

シャヴァーサナのとき、背中がべたーっとつく感覚があるでしょう。

よくあるヨガのポーズではなく、むしろ今までの当たり前が覆るような動きの数々に夢中になっているうちにあっという間に2時間が過ぎ、シャヴァーサナの時間になると、峯岸先生はこうおっしゃいました。

仰向けになり、心の中で強くうんうんとうなづきます。

肩まわりは、まさに“ふわふわ”という言葉がぴったり。あれだけ辛かった肩こりは姿を消し、クラス後からなぜか止まらないあくびと共に、その夜からぐっすりと眠れるようにもなりました。

これだけ効果のあるヨガをもっと深めたい!肩こりで苦しんでいる生徒さんにも伝えられるようになりたい!と思い、指導者養成講座の受講を決めました。

人間の進化からたどる肩甲骨。目からうろこの講座スタート

講座は、人間の進化の過程からはじまります。

自分自身の肩甲骨がどのように位置しているのか?生活をする上でどんな状態を招きやすい状態にあるのか?

動物の肩甲骨と比べながら、わたしたちの肩甲骨について知る時間。

「人間の肩甲骨ってこんなに動く可能性をもっているんだ…」

そう衝撃をうけていると、スゥーっと通り抜ける私の飼い猫。

猫もまた、画面で見た他の哺乳類同様、足を前に運ぶたびにきれいに肩甲骨が浮き出していました。

知らず知らずのうちに私は、肩甲骨の重要性にも気づかぬまま使えていなかったのだなと思いながら、肩甲骨について知りたい!という興味がどんどん湧いてきました。

峯岸先生の背中を見て学ぶ「肩甲骨のうごき」

肩甲骨が浮き出た美しい峯岸道子先生の背中。

「師の背中」を見て弟子は育つ、というような言葉がありますが、肩甲骨ヨガ指導者養成講座では、文字通り、先生の背中を見て学ぶ場面が多くありました。

指導歴45年の講師・峯岸道子先生。

磨かれつづけた末にしか手に入れられないであろう、骨や筋肉の動きが手に取るようにわかる峯岸先生の背中は、まるで動く図鑑のよう。

写真だけではわかりづらい動きも、画面越しの先生の背中を見ると頭に残りやすく、肩甲骨の動き・理論をわかりやすく理解することができました。そして、あれだけ効果の高かったワークショップは、こういう「効く理由」があったのだ!とその裏付けを知る、とても興味深い時間でした。

肩甲骨が使えるようになると、パフォーマンスがあがる。どのオリンピック選手も、肩甲骨は皆、意識してトレーニングしているはずよ

指導者養成講座はちょうど北京冬季オリンピックの最中。

ちょうどその日の夜、男子スキージャンプを応援しているとき、ウォーミングアップ中の日本選手の背中が画面に写されたのですが、薄いウェアの上からも分かるほど、肩甲骨がくっきりとうきあがっており「こういうことか!!」と驚きました。

今までだったら見過ごしていたことと、学びがつながったような瞬間でした。

肩甲骨を意識するとアサナは変わる!驚きの体験の連続。

「えっ、手がつながった…!」

ツイストでのバインディング(背中側で手をつなぐ)の練習中。

自己流で行うと難しかったポーズも、峯岸先生のリードに従っておこなうと、驚くほどすんなりと手をつなぐことができました。

峯岸先生のツイストポーズ。肩甲骨への意識でいつものポーズが各段に楽に!

いつものトリコナーサナも、肩甲骨への意識を変えると驚くほどの安定が得られ、あまり練習やクラスに取り入れたことのなかったカマトカラーサナも”こんなに気持ちがいいんだ!”と知るきっかけにもなりました。

みんな見てるからねー!やってみて!

カマトカラーサナで逆さまになりながら画面をみてくださっている峯岸先生の圧倒的な体の使い方やエネルギッシュさに思わず画面を二度見してしまいましたが(笑)、プランク・サイドプランク・ガルーダアーサナ・ゴームカアーサナなど峯岸先生流のリードに従ってそれぞれのポーズを練習すると、不思議なほど感覚がどんどん変わっていくのを感じました。

少しずつ動き方を知り自由になってきた肩甲骨と共に、気持ちまで”色々なポーズに挑戦してみたい!“と、自由で前向きになっていきました。

肩甲骨ヨガの絶大な効果に驚きの連続の3日間でしたが、講座を通して感じた学びはさらに深く、峯岸先生の温かい思いにあふれたものでした。

後編、肩甲骨ヨガからみえてきた、わたしたちの毎日に大切なこと。<峯岸先生からの学び 編>はこちらからお読みいただけます。

次回の肩甲骨ヨガ指導者養成講座はこちらで公開中!ぜひ、気になった方はチェックしてみてくださいね。