ここが原点。ここが始まり。
ワールドカップの日本対コートジボワール戦で、日本中が湧き上がって(そして落胆して)いた日。
オハナスマイル祐天寺店では、ヨガティーチャートレーニング東京6期の最終日を迎えていました。
冬の寒い2/1から始まって、4ヶ月と半月。
週末の通算20日間、朝9:30~夜19:00までを一緒に過ごしてきた22人のメンバーがティーチャートレーニングとして顔を合わせるのは今日が最後。
いつもと同じように見えるけど、ティーチャートレーニングとして一緒に過ごす時間が、残り少ないと分かっているメンバーは思いっきり楽しんでいる笑顔にも、どこか切なさを含んでいました。
スタジオ内にはいつものように、優しくて、真剣な空気が流れているけど、少し気を緩めたら、意味もなく涙が溢れてしまうのではないかと思わせる緊張感がプラスされていました。
アーサナ、瞑想、自分と向き合うワークを経て、夕方からは修了式が行われました。
一人一人がティーチャートレーニングへの想いを話します。
話をしながら、涙を流さなかった方は居ませんでした。
その涙から、一人一人がティーチャートレーニングと真剣に向き合ってきたからこその葛藤や悩み、自分と真剣に向い合って見えたこと、修了の日を向かえた自信、修了の日を迎えてしまった寂しさ、22人のメンバーと会えた奇跡、ティーチャートレーニングの日々を支えてくれた家族やパートナーや身近な周りの存在がいかに大切かなど、本当に様々な想いを抱えながら、ティーチャートレーニングの期間を過ごしていたんだなと、突き刺さるように伝わってきました。
その想いと真剣に皆さんが向き合ったからこそ、新たに自分を発見したり、当たり前だと思っていた日常がいかに有り難いことか気付いたり、自分のハートが本当に求めているものに気付いたり。
そんな様々な発見がある。
またその発見が果たして正しいのか迷う。
日常生活で、そんな発見をしたり、その見つけたものに対して迷ったりしながら、またティーチャートレーニングの日を迎える。
ティーチャートレーニングの中心には中島正明先生がいる。
マサ先生は「ありのままの自分でいい」と言ってくれる。
「ありのままの自分でいい」ということを見せてくれる。
マサ先生がありのままで生きているからこそ、そのエネルギーが充満して、6期のメンバーのハートがそれをキャッチする。
そして、それがどんどん広がっていく。
4ヶ月半、その日常生活での発見、ティーチャートレーニングでの解放というサイクルを繰り返してきた6期のメンバーにはそれぞれのありのままの自分らしさ(それは優しさであったり、強さであったり、おおらかさであったり様々)が足されて、よりシンプルな素の自分になっているように見えました。
回を重ねるごとに、ありのままの自分になっていったメンバーは、ありのままの自分でいたからこそ、他のメンバーも尊重できる。
そこからは素晴らしい団結力が自然に出来上がっていましたね。
「ここが始まり」とマサ先生がおしゃっていました。
ティーチャートレーニング6期は修了しましたが、22人で一緒に過ごした時間、22人のエネルギーが一緒にいた空間、見たもの、聞いた事、体感したことの全ては絶対に身体や心のどこかに根を生やしていると思います。
今後、ヨガティーチャーとして、そして、1人の人間として生きていく上で、このティーチャートレーニングが一つの大きなホーム、立ち返る場所になったのではないでしょうか。
ティーチャートレーニングに参加する前に、まさかこんなに大切に思える絆ができる、「生きる」ということにおいて、本当に重要なこと(それはもちろん今後ヨガティーチャーそして重要なこと)に気付かされるなんて、思っていた方はいないんじゃないかと思います。
安心してヨガができる場所。
真っさらのありのままの自分を平気でさらし出せる仲間達。
そんな場所でそんな仲間達とヨガを通して強い絆で結ばれた6期のメンバー。
自分のペースで、自分のヨガを、自分の場所で伝えていって下さい!
本当に感動的な場面を何度も見せて頂きました。
本当にありがとうございました!