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こんにちは!ヨガジェネレーションの琴美です。
以前、ムーンサイクルヨガについて、こんな記事を書きました。
「女性に生まれて良かった!」を伝えたい。 「ムーンサイクルヨガ」指導者養成講座
この記事では、長女として生まれた私が「長女だから養子をもらわないとね」などと何かしらパートナーシップのハードルが上がるような呪文を周囲に言われ、「なぜ私は男に生まれなかったのだろうか」と悩んだ時期を思い出して書きました。
今回の記事は、現代女性には何が起こっているのか、現代に生きているだけでとても頑張っている全ての女性に「ムーンサイクルヨガ」おススメしたいという気持ちで書きました!
現代女性はめっちゃ大変!生涯排卵の回数は75年前の実に〇倍!?
現代女性は、75年前の女性にくらべると、生涯の中で経験する排卵の回数が実に10倍…。これは、サントーシマ香先生考案の、「ムーンサイクルヨガ指導者養成講座」テキストの冒頭に、筋を追って書かれています。
昭和22年の女性の平均寿命は、53.96歳。合計特殊出生率は、昭和22年~24年の間で4.54~4.32人を行き来していました。
当時の女性の生涯排卵回数は、およそ54年の人生での出産経験や、生まれて~初潮まで。出産後2~3年。妊娠や授乳で排卵が無い時期。閉経の年齢などを踏まえ、およそ50回程度と考えられています。
現在の日本女性は、寿命が延びたこと、晩婚化、少子化が進み、生き方の選択肢も増えています。子供を生まない選択をした女性も多く、出生率を加味しても、400回~500回と推測され、生涯の排卵回数は、実に10倍に増加していると言われています。
人間の身体として、当時より少しサイズは大きくはなっているだろう私たちですが、仕組みや機能、身体のスペックが10倍になっているとは考えづらいです。
毎月の排卵は、生殖器官にかかる負担もありますし、もし月経痛や、PMS(月経前症候群)などの、随伴症状がある方であれば、月経の回数だけ、それに悩まされる率が高くなります。
それに加えて、積極的な社会進出や、現代社会の物理的ストレス。または核家族化での負担の増加や孤独化。
現代社会に生きる私たち女性は、ほんとうに頑張っていると思いませんか!
アクセル全開の現代女性にフィットする「ムーンサイクルヨガ」
加えて、日本女性は「世界で最も眠れていない」というデータがあります。睡眠不足や、頑張って張り詰めた状態、ストレスにさらされたが状態続くと、身体や心に影響が出てくるのは目に見えています。
生活の中で「緊張」している状態が続いている、現代女性の心身バランスをケアするヨガとして「ムーンサイクルヨガ」が生まれました。
女性はホルモンの働きにより、心身の状態が揺らぐように変化します。伴って月経周期が司られています。これに加えて、~初潮~出産~育児/プレ更年期~更年期~と生涯を通じてのサイクルがあります。この、各ステージの変化に寄り添った練習を提案するのがムーンサイクルヨガです。
- 生理解剖学(月経サイクル、ホルモンバランスなど)
- ヨガ(アーサナ、呼吸法、瞑想など)
- アーユルヴェーダ(ライフスタイルや食事等健康の指針)
これらのエビデンスや智慧、経験や気づきをもとにサントーシマ香が考案したムーンサイクルヨガが大切にしているのは、自分自身の身体本来が持つ知性です。
自分の身体の声を聴きながら、何が適切なのかを練習者に選んでもらうことを大切にしています。
ムーンサイクルヨガは、そもそも、揺らぎの多い一生の中で、過酷な状況の中、一日一日精一杯生きる女性の「癒し」と「セルフケア」になるように、という想いがこもった、女性のためのヨガなのです。
「これは、自分のためにも必要な学びでした」受講者の声。
女性のためのムーンサイクルヨガを伝えて頂くインストラクターを養成する3日間の講座が定期的に開催されています。この講座を受講された方の感想で、一番多いのが、
「これは自分のための学びでした」というものです。
他にも、
女性の体の仕組み、自分の体で起きている事なのに知らない事ばかりでした。知ることでもっと体を大事にしてあげたいと感じました。
まず講座中の実技がとても気持ちよく、これまで受けたTTやスタジオの指導とは全く違う内容で、目をつぶっていいんだ、こだわらなくていい(自分の中の感覚を大事にしていい)んだ、とこれからの自分のクラスがもっと心地よくできそうな気がしています。
今後の自分の身体のことも大切に扱ってあげようと思えるマインドになり、身体のケアをしっかりしておこうと思うようになりました。
受講して本当に良かったです。
学んだことや自分自身が実践して良かったことをお客様にも伝えていきます。ありがとうございます。
など。女性である自分のために学んで本当に良かった、というお声をたくさん頂いております。
日々を精一杯生きる女性の癒しとセルフケアの為に
自らを充足させることを大切にするムーンサイクルヨガでは、セラピー的な観点から生理学の知識に裏づけられた動と静を融合させたヨガプラクティスと、アーユルヴェーダ理論に基づくライフスタイルを提案します。
女性である自分が、煩わしいな、と思った事のある方も実はいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、完璧なまでに精巧につくられた、私たちの身体を知ると、愛しさしか湧いてきません。
精一杯生きる女性のために、精一杯頑張る自分のために、ムーンサイクルヨガを学んでみませんか?
※この記事は、「サントーシマ香 ムーンサイクルヨガ指導者養成講座」のテキスト、NHK おうちで学ぼう HP「昔より増えている月経随伴症状って?」 内閣府HP「出生数、合計特殊出生率」「平均寿命の推移」 を参考に作成しました。
サントーシマ香先生によるムーンサイクルヨガ指導者養成講座↓↓↓