目をつむってヨガクラスをしている野口夫妻

こんにちは、ヨガジェネレーションのざっくです!
ヨガは何がどういいの?」という質問をたまにされますが、私はヨガをすると「心が安定する!」とよく答えます。となりに座っている同僚の新人デザイナーに質問したところ「心と体が柔軟になる」という返事が返ってきました。

おそらく答えは無限大にあり、ヨガをしている人により異なると思います。今回は心と体の健康に重きを置いた野口秀樹・みどり先生(以下、野口夫妻)による『ヨーガ療法×食で心と体の不調を改善する講座』に潜入して学んだ“ヨガをすることにより心と体が健康になる理由”についてシェアさせていただきます!

心の状態がもたらす体への影響とは?

背骨の模型を使用して説明している野口みどり先生

食事に気を付けたり、運動を習慣づけても健康になれない人がいる。その原因は、”こだわりや、執着などの考え方が健康でないから”なのではないか、ヨーガ療法の心身相関の考え方を学び、この様な考えに至りました。

日本語でも、“病体”とは書かないですよね、病気という字が示しているように“気が病の原因”になり得るということです。

これは野口夫妻が教えてくださった言葉です。野口夫妻はご自身やご家族の病気・経験を通して、どうすれば健康になるのか?ということについてたくさんのことを学び実践してきたそう。

皆さんの中にも、名前のついている病気にならなくても”“が元気じゃない時にの調子も悪い、という経験をしたことがある方が多いのではないでしょうか。

ヨガは心と体を緩めてくれるツールの一つ

生徒さんの体調チャートをクラス前に確認している野口夫妻

でも、実際に「心の状態を良くしたい!」と思っても、なかなか気分を変えられないのが現実問題ですよね。そのような時には、まずは“呼吸が大切”だと教えてくださいました。理由は、「血液が酸素と栄養を送っていき、緊張をほぐす」から。自然な呼吸を行うことによって、自然と体の緊張もほぐれていくそう。

自然な呼吸ができている時は、心もリラックスできますよね。すぐに元気になるのは難しいかもしれませんが、呼吸が浅くなっていたら、“自然な呼吸”をするように意識してみてはいかがでしょうか。

体の変化に意識を向けると自分の内側の声が聞こえてくる

目をつむってあぐらをしている野口夫妻

自分の体の重みを感じてみましょう

野口夫妻のクラスでは、このように自分自身の体に意識を向ける声がけが多くあります。私たちの意識は常に外側に向きがちになっているそう。その意識を自分自身に向ける練習をすることで、自分の体の中の変化に気付きやすくなると教えてくださいました。

毎日続けることで、「今日の状態は◯◯だな」という体の変化に自然と気付けるようになり、結果として病気になりにくくなるとのこと。

毎日続けるのは簡単なことではないですが、自分に負担のない方法を見つけてなるべく日々の習慣として続けられるようになるのが理想的ですね。(怠け者の私は、やりたくない時は、ちょっとだけ◯◯をやる!など、自分の中の逃げ場を作ってあげて毎日なんとか続けています・・)

比較するのはやめて、ヨガで心と体の変化を楽しもう!

座位で指先を使った運動をしている野口夫妻と生徒さん

人生は、楽しいだけでもなく、苦しいだけでもない。自分の人生がつまらないと思っている人は“苦しい”に目が向いている。どっちを見ているか?の違いではないでしょうか。

と教えてくれた野口夫妻のこの言葉は、私たちの日常生活に多く当てはめることができるのではないでしょうか。例えば、いつも他人とばかり比較していると疲れてしまいますよね。そんな時は見かたを変えましょう。他の人と比べたらまだまだな自分であっても、一ヶ月前、一年前の自分と比べたら変化や成長していることもたくさんあるはずです。

このようにヨガを通して、普段は後回しにして放っておきがちなご自身の心・体の状態に気づくことが出来ると野口夫妻は教えてくださいました。ご自身の健康を考えた時に、ツールの一つとしてヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか!

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