ヨーコ・フジワラヨガ哲学講義

ドキドキした先週金曜日のヨーコ・フジワラ来日申込スタートから1週間。ワークショップは全席完売。クラスもあと大阪のレッドクラス1席とマイソールを残すのみとなりました!

こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。

ほっとしたのも束の間、現在ヨーコ先生のRYT200はオンラインで21期が開催中。ヨーコ先生のRYT200では、ここでしか受けられないヨガ哲学が隠れた人気講座。今日は哲学の講義で「クレーシャのサイクル」についてお話をしていました。

本来は裸でも美しい。何層にも鎧を着ている私たち

鎧を来たひとたち
たくさんの鎧を着ていると身動きが取りにくいですよね。

〇〇でなければならない

もっとこうありたい

普通は、こうだから

私たちは自分と理想と現実を比べたり、社会一般の常識に囚われてしまい、自分を見失いがちです。いわゆる「執着」というものですね。

例えば、私は、講座の集客人数においては、人並み外れた執着心を持っていると思います。(笑)

これだけ言うと異常な人のように思われてしまいそうですが、「もっともっと」という想いのあまり、時間を忘れて仕事をしてしまうことは多々。ヨーコ先生がRYT200で「執着」の話をしているといつも、耳が痛い。

皆さんもありませんか?

例えば、

30過ぎて独身でいれば、「まだ結婚しないの?」と聞かれ、結婚すれば、「子供はまだなの?」と聞かれ、女性の社会進出が進むほど、「仕事は何しているの?」と聞かれ、そのたびに自分にとっての本当の幸せって何なのだろうかと思うこと。

女性であれば、執着しがちなもの。

捨てられれば楽なのに、中々捨てられない。そういう鎧。

私たちのサマディーを阻む5つのクレーシャ(煩悩)

ヨガ哲学の話をしているときのヨーコ先生は楽しそう
ヨガ哲学の話をしているときのヨーコ先生は楽しそう。

無知、自我、執着、憎悪、生命欲。この5つのクレーシャが私たちの「煩悩」と呼ばれるものです。

無知:知らないこと。これが、私たちの苦しみの始まりでもある。世の中にあるたった1つの真実。プルシャ。本当の自分、真我のこと。

自我(エゴ):自分は〇〇だという意識。私とあなたは違う、物質的な世界を見れば見るほど感じてしまう違いのこと。

執着:自我意識があるからこそ生まれるもの。私の〇〇、私が〇〇したいとなった瞬間から、相手やものに見返りを求め、もっともっとと欲が生まれてくる。

憎悪:嫌悪感。これは過去の経験から来ると云われている。嫌いなものについて考えてみると必ず、過去の自分の経験に結びつくとはず。

生命欲:死への恐怖。私たちには前世があり、そのときに死を経験したから怖いと感じると云われている。自分が「自分」だと思い込んでいる鎧を失ってしまう=死の恐怖

プルシャ以外は、全ての終わりの来る無常なものである、というのがヨガの教え。無知以外の4つは、私たちが真実を知らずに、勘違いをしているから生まれるものだと云われています。

つまり、私で例えるなら、

私は

「自分の本質がプルシャであることを知らず、他人と自分は違う(本来プルシャは皆同じ)という勘違いから、自分は人より仕事ができると勘違いをし、人を集めることで得られる賞賛に執着をし、できなければ、怒られるという恐怖に憎悪を抱き、「仕事ができる私」を保てない=死ぬ恐怖を抱いている」

こんな感じでしょうか?(笑)

ヨーコ先生のクレーシャの話を聞きながら、考えているとちょっと笑ってしまいましたが、ここまでではないにせよ、誰もが少しは近しい思いを抱いているのではないでしょうか。

これが回り回って、苦しみとなると云われているわけです。

苦行に挑戦!逆のことをやってみる

サンドイッチ
食べる物に対する執着心も中々捨てられないです(笑)

では、どうすればいいのか。ここでヨーコ先生から提案が、

ちょっとだけ逆のことをやってみ例えば、執着しているなと思っているものを辞めてみるとか、嫌だなぁと思っていること、やりたくないことをやってみる。やりたいことをやらないとかね。わざとやってみるといいよ。苦行ってこういうことね。平均的にしてみるの。好きな人も好きじゃない人も平等にするの。

無理に好きになる必要はないけれど、嫌なこともやってみる。すると

「〇〇じゃなければならない」「絶対こうであるべき」

というものが徐々になくなってきます。この期は、先週「1週間習慣にしていることや好きなものをやめてみる」という苦行をしていたばかり。

この苦行は、毎回トレーニングでの課題が出る度に、私も一緒にやってみるのですが、好きなものに手を伸ばそうとする瞬間、はっと我に返ります。今回だと、「パン」をやめてみたのですが、

「お昼何食べようかな~、サンドイッチ?いやいや、今やめてるんだった。」

ちょっと自分を客観的に、丁寧に見るようになってきます。習慣にしているものや好きなものって、無意識に手が伸びちゃうんですよね(笑)そんな自分に丁寧に気が付いていくことができます。

まずは気づくことが大事。日誌を書く大切さ

日誌を書いてる女性
毎日書くことは日々の自分に気づくこと

皆日誌つけてるでしょ?日誌に書いていくと、気づくことたくさんあるから。

確かに…!レポートでも、毎週書いておくと気づくことはたくさんあります。毎日つけている日誌は、後で読み返しても大きな気づきになりそうです。

勿論、ヨガのプラクティスも大事。プラクティスの中で気づくことはたくさんあります。

ヨーコ先生は

私、大体、ヨガのプラクティス見てるとどういう人生送っているかわかるから

と話していました。(きっと私たちのように毎週マイソールで練習を見られている人は人生を見透かされていることでしょう。笑)

例えば出来ないことがあるとき。できないから諦めたり、できないことを無理してやっちゃって痛めたり。自分でも「知ってたけどね!」という自分と嫌でも向き合うことになります。

裸になることは隠れていた自分とも向き合うこと。そんな自分と向き合うのもまた苦行です。21期もまだ、始まったばかり。先週3週目を終えたところです。でも、確実に皆ヨーコ先生の下で、成長していっています。

このトレーニングが終わる頃には、ヨーコ先生が来日ですよ!皆頑張ってね!!!

さぁ、次回の9月からのRYT200トレーニングも、現在募集中。夏までの20,000円早割キャンペーンも実施中です。ヨーコ先生との20日間は、本当の自分と出会い、そして自分自身を知っていく素晴らしい時間です。 ぜひ、この機会に挑戦してみてくださいね!