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皆の修了証を作って、アシスタントの子に送付して。1人ひとりの最初のやりとりを見返すのが、私のRYT200卒業式前のルーティーン。
担当の長期トレーニングの時は必ず1人ひとりの修了証を作りながら思い出すのです。皆と初めてのメールや電話のやりとりを。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
ヨーコ・フジワラ先生のRYT200ヨガ指導者養成講座も、第21期が本日、無事卒業しました。良かったことも葛藤した日々も、全てが良い思い出になってしまう、魔法のような卒業式。
今日だけは、その感覚に浸っていいと思うのです。そしてまた、明日から前に進めばいい。
「もうやめようかと思いました」それがアシュタンガヨガの魅力
ヨーコ先生のRYT200の卒業式では、修了証授与の後、1人ひとりの感想をお話する時間が設けられています。
今回は、その言葉を聞きながら、私の中で思ったことを正直に書こうと思います。
正直、もういいかなって、もう無理かなって思いました。
週に5日働いて、育児や家庭のこともやって。更に土日はトレーニングの日々。きっと「忙しい」なんて言葉じゃ言い表せないほど、大変だったはず。でも、今日という日にこの言葉を聞けて、本当に良かった。辞めてたら絶対に聞くことができなかった言葉です。
ヨーコ先生のRYT200は「アシュタンガヨガ」という流派で行われます。ヨガの流派の中でも最も運動量が多く、そして毎日のプラクティスを推奨する流派です。私はたった2年ですが、このヨガをしてみて、正直
「もういいかなぁ」
って思ったことが何度かありました。だって、私、死ぬほど働いているんですよ!!!笑いごとじゃないくらい、MIKIZO(弊社の代表)にこき使われていますから!(笑)その私が毎日1時間半という時間を捻出するのがどれだけ大変か…!
なので、たぶん「もう無理。もうやめよう。」って思う気持ちが一番わかると思う。(笑)だってねぇ…言い訳できることって、世の中にいっぱいあるじゃないですか…。
なので、今回の皆の言葉を聞きながら、いっぱい共感したのは言うまでもありません。(笑)でも私は思います。だからアシュタンガヨガって魅力的なんです。「もうやめようか」と思ったことがある人間ほど強い。誰でもできるものじゃないからこそ、このRYT200を卒業した皆は、誇りを持って進んでいってほしいと思います。
変化や多様性が称賛される世の中ですが、真面目にコツコツと1つのことを続けることだって、誰にでも出来ることではありません。
逃げ続けたら逃げ道しかない。
ヨーコ先生から「逃げ続けたら逃げ道しかない」って言われて。いつでも辞めれるからやれるとこまでやろうと思った。
ありますよね。2ヵ月半あれば、途中で心が折れそうになること。それは、身体的な面でも、メンタル的な面でも、朝の早起きが嫌ってことだってあります。(←私、本来は寝ることが大好きです。何でヨーコ先生の担当をしているのか謎すぎるくらい、早起き嫌い。笑)
冬の寒い日は、「何で私はアシュタンガなんてやってるんだろう…」
と布団の中で自分に問いかけることもある(笑)
でも、そんなときのマントラは、
やめることは明日でも出来る。だから今日は頑張ろう
です。(笑)大丈夫、明日はまた違うことを考えてることもある。むしろ、そんな日の方が良いプラクティスができたりするもの。
「逃げ続けたら、逃げ道しかない。」
ヨーコ先生からのメッセージは、きっとこれから壁にぶつかったときに何度もリピートされるはずです。(私も眠くて起きたくない日はこの言葉を思い出します。)
アシュタンガヨガじゃなくても良い。皆が自分らしい人生を
最後に必ず、ヨーコ先生が皆に言ってくれるのが、
アシュタンガじゃなくても良いからね。皆が自分のやりたいことを見つけて自分らしく生きていってくれたらいいから。
という言葉。そう。ヨーコ・フジワラはいつだってヨーコ・フジワラ。自分らしさの象徴です。だから、皆がもし、自分らしく生きれてないな…と感じたら、いつでもヨーコ先生に逢いに来てほしいと思います。その時にアシュタンガヨガをしていなかったとしても。逢って、近況報告しに来てくださいね。
そして皆が、ヨーコ先生に逢いに来れる場所をちゃんと用意するのが、ヨガジェネレーションの役目だと思っています。
皆の帰る場所を作ること。それがヨガジェネの仕事
2022年のヨーコ・フジワラ来日は、私にとって、一か八かの決断でした。何もこんなに混乱している情勢で、来日してもらう必要があるのかと悩みもしました。
しかも卒業生限定リトリートまでするときた。(笑)これをやりたいと先生から言われたときは、はっきり言って、「まじか…」と思いました。
だって、「もし仮にギリギリでヨーコ先生の来日ができなかったら、キャンセル料は?うちのスタジオ開催だけにしとこうよ、先生…」と心の中で思いました。しかも、なぜか、うちのMIKIZOはこういうときだけ
「ええよ。責任は全部俺がとる」
とか男前なことを言うんですよ。(そこは経営者として反対しようぜ。と私はそこでも思うわけです。)
でも、その時に、最終的に覚悟を決めたのは21期生の皆がこのトレーニングをしていたからです。丁度その時始まったばかりの21期のレッドクラスを見ながら、一生懸命頑張っている姿を見て、
こんなに皆頑張ってるんだから、皆が「ただいま」って言える場を作ろう、と思ったのです。
卒業式の日は、いつも思います。皆の人生にヨーコ・フジワラが現れたのは、決して偶然ではありません。皆にとって必然です。そして、ヨーコ先生をRYT200の先生として、選んだ皆の選択は絶対に間違っていなかった。と自分で自分を褒めてあげてください。
そして、そんな自分に胸を張って明日からを生きて行ってくださいね。
21期の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
来日で逢える日を楽しみにしています。