アーサナ・瞑想・ヨガ哲学・呼吸法・アーユルヴェーダなどヨガに関する全ての知識や実践は、全てを網羅したと言っても過言ではない、クリシュナ・グルジ。彼は
日本人のヨガクラスにはセラピーの要素が必要である
と言います。なぜか。それは、インド人の彼のように幼い頃からヨガに親しみ、体を慣らせてきた人とは違い、日本人の多くは、大人になってからヨガを始めることが多いため、しっかりとウォーミングアップができるよう、ポーズの軽減法を知っておいた方がいいから、という理由があげられます。
今日は、前編に引き続き、ヨガアカデミー大阪のスタッフ:こたさんから、グルジのヨガセラピー指導者養成講座を受講した理由、そして、受講後の指導の変化についてお話を伺いたいと思います。
グルジのヨガセラピーを選んだ理由
こたさんがヨガセラピーの指導者養成講座を受講した理由を教えてください!
今まで私の考えていたヨガセラピーとは、物理的・解剖学的な身体の調整やカウンセリングのような精神的ケア、というイメージでした。
しかし、グルジの講座では、それに加えて内臓疾患やアーユルヴェーダの理論、ナーディやチャクラといったヨガ特有の視点でのケアが含まれていて、すごく面白いなと感じました。
また、デトックスの回があるのですが、一人ではチャレンジしにくく、先生の指導のもとでやってみたいと思ったので、それが不安ながらも楽しみでした(笑)
これからもグルジから学びたい!1年間が終わってみて
確かに!グルジの講座はそういった、伝統的なヨガのお話もたくさん聞けますよね。短期間の指導者養成講座が多い中で、こたさんは1年間かけてヨガセラピーを学びました。この1年間はいかがでしたか?
急いで資格が欲しい、という状況ではなかったので、じっくり学べて良かったです。
私自身、何ヶ月もかける養成講座自体が久しぶりでしたし、1年は長いと思っていたのですが、実際にはあっという間でしたし、今は終わってしまって寂しいです。
改めてヨガは一生かけて学ぶものだと思いますし、これからもずっと継続してグルジから学べる時間を取っていきたいと思っています。
生徒さんへの指示が明確に。指導の変化
ちなみに、こたさんは普段はどんなヨガを指導されていますか?そして、今回の指導者養成講座を受けてみて、自分の指導が変わったなという手ごたえはありましたか?
ヴィンヤサヨガを中心にマタニティクラス、瞑想クラスなども開催しています。今回の養成講座を受けて、クラス内容をいくつもマイナーチェンジしました。
ただほぐす、伸ばすだけでなく、身体をつくるためにやることを意図的に入れたり、呼吸法を活用したり、アライメントやインストラクションも変わりました。
手順をより明確に話すよう心がけるようにもなりました。来てくださる生徒さんへの目的意識や動機付けへの声かけも、明確になってきたと思います。
ヨガの学びは尽きない
最後にこたさんから、皆さんへメッセージはありますか?
ヨガ経験が浅い方の本格的な学びに、この純粋なヨガが学べる機会は本当におススメですし、長年のキャリアを持つ方もキャリアがあるからこその発見の楽しさがあるのが、グルジのヨガです。
ヨガの学びは尽きません。1年じっくり学ぶのもいいものですよ。何より、一度グルジに会ってみてください!きっと、「もっと話を聞いてみたい」と思うと思います!
こたさんが卒業された期の卒業式に、私も参加させて頂きましたが、皆グルジのことが大好き!とても楽しそうでしたよ!
「ヨガは誰でも、どこでも、いつでもできるもの」グルジはよくそう言います。たとえ痛みがあるときでも、どこか不安な疾患があるときでも、ヨガはできる。そうやって、様々な人たちにヨガの良さを広められるがヨガセラピーの良さです。
これからの日本に、ヨガセラピーという選択肢が当たり前にあるといいなと私はインタビューしながら思いました。
こたさんのプロフィール
- 小竹美穂ダイエット目的で始めたホットヨガを6年続け、さらにヨガを深めたいと会社員をしながらRYT200を修得。
その後、バイオメカニクス、瞑想、アーユルヴェーダと徐々に学びを深める。現在、フリーのインストラクターとして、京都、大阪、神戸にてヨガクラス、マタニティクラス、瞑想クラスを実施。京都/北大路でのお寺をお借りして開催しているクラスでは少人数のヨガセラピークラスも開催。京都、神戸の自主開催クラスは「寺ヨガ〜terrayoga」ホームページから