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今日から頑張って、哲学書を読んでみよう!
そう意気込んで買ってみたものの…哲学書に出てくる単語の意味がわからない。読んでみるものの、理解できていないまま、文字だけを目で追っているだけになってしまう…。
最近、説明会などで生徒さんのお話を聞くとこんなお悩みをよく聞きます。こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。
「ヨガ哲学は必要」わかっているけれど、中々勉強が進まない!
そのもどかしい気持ちはよくわかります。そこで今日は、ヨガジェネレーションでヨガ哲学を教えてくれている、グルジ先生に「ヨガ哲学の勉強方法」についてお話を聞くことができました!
【STEP1】1人で学ぶ前に先生について学ぼう!
ヨガ哲学の本が理解できるところとできないところがあります。どうすればいいですか?
インドでは、まず先生について哲学を勉強します。いきなり本を読んでもわからないことが多いから。勉強するとなったら、エゴを捨て、先生に全てを委ねて勉強します。
日本では、まず本を買って読んでみようと思われる人がほとんどではないでしょうか?何を隠そう、私がその1人。1人でできることから始めようかなと思ってしまいますが、グルジは、
勉強するって決めたら、先生についた方が理解するのが早い
と教えてくれました。
確かに、グルジの講義を受けると本には書かれていない、身近な表現で哲学を教えてくれます。また疑問に思ったことは、目の前にいるのですぐに解消することもできます。
【STEP2】ヨガ哲学書を読んでみよう!
哲学の入り口は先生。それから本を読むという順番の方がいいです。
先生の講義を受けたあとで、本を読んでみると、先生が言っていることはこういうことだったのか!ということがわかります。もし、すでに、読んだことのある哲学書だったとしても、もう一度読んでみてください。
私たちの人生はよくも悪くも前に進んでいます。時間は流れるし、経験は増えます。なので、2回目に読んだときに、「あ、そうかあの時のことはこういうことか!」という新たな発見があります。
何度読んでも面白いのが哲学書。そして、自分の人生を振り返るきっかけにもなります。
【STEP3】ヨガ哲学をライフ(人生)に活かそう!
学ぶだけでは足りません。実生活で実践してこそ、哲学を悟ることになります。
とグルジ。STEP1とSTEP2は知識をつけていくこと。その知識を実践することによって、それは経験となり「智慧(ちえ)」となります。グルジはよく
知識を使って、智慧(ちえ)に向かってください
と講義の中で話してくれます。
知識と智慧(ちえ)の違い
知識:自分の外側にあるもの。グルジはよく「知識は使うもの」と表現します。
智慧:自分の外側にあった事象を自分に統合させ、理解すること。
知識が智慧となり、ようやく「人に伝えていく」ための準備ができるということですね。
私が最近、グルジの教えで実践していることがあります。
べーさん、My life is good book.
自分の人生を振り返ってみて。人生の良かったことを増やして、悪かったことを減らす。そうすれば進化をします。
とグルジは教えてくれました。何かに行き詰まったり、悩んだりしたときは、この言葉を思い出し、自分が思い出せる限り自分の人生を振り返るようにしています。
そうすることで、自ずと今自分自身がするべきことが見えてきて、何に行き詰まっているのか、どう解決していくべきなのかがわかります。(そして行き詰まるときは大抵、同じ原因だったりする…ということがわかります(笑))
ヨガ哲学は生きるための智慧。先生に身を委ねよう。
いかがでしたか?ヨガ哲学は、「自分とは何か」「生きるとは何か」という答えのない、永遠の問いを深く学んでいくものです。
そのため、自分1人で考えていても躓くところがあっても当然なのです。自分1人で何とかしようとせず、まずは先生に教えてもらいましょう。
グルジのヨガ哲学は1年コースの指導者養成講座はもちろんのこと、「ヨガ総合講座:ヨガ哲学入門」などのワークショップも開催しています。
ぜひグルジからヨガを学んでみてください。多様化しつつあるヨガ業界の中でヨガの本質に触れられる貴重な講座です。