川原朋子先生によるハートオブヨガ体験クラスの様子

自分をヨガに合わせるのではなく、ヨガを自分に合わせること。そうすることで、他の誰でもない、自分のためのヨガが見つかります

初めてその教えを聞いたとき、「合わせるものがない」ということに正直、不安を感じました。

こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。私とハートオブヨガとの出会いは、オハナスマイル入社とほぼ同時。入社1ヶ月も満たない間に手渡された担当講座でした。

当初は自分がやりたい、というより担当だから必要に迫られて勉強しようと思ったというのが正直なところです。

でも、実際に触れてみて、そのアプローチ方法や哲学を勉強するうちに、「これは絶対に現代社会に必要なヨガだ」と確信しました。

なぜならそれは、続けるうちに誰より私が影響を受け、変わったなと感じたからです。

「自分で選ぶこと」が出来なかった自分自身

ハートオブヨガクラスで講義をしている朋子先生
好きなものを「好きだ!」ということ。
「これをやりたい!」と大声で言うこと。
「その意見は反対だ!」と反論すること。

もう何十年としてこなかった自分自身。

講座の中で、川原朋子先生はよく

日本は出る杭は打たれる。朱に交われば赤くなる。もともと調和を重んじる、単一民族の集団に根ざした社会では遠慮、察し、相手を慮ることが美しいとされます

と言われていますが、まさにその通り。私はとても日本人らしい日本人だったと思います。できるだけ平均的に。中の上くらいがちょうどいい。(中では足りないと思っていたのが自分らしい。笑)そう思っていました。

周りをよく見て、できるだけ目立たないように。波風を立てずに平穏に。知らず知らずのうちにそれが癖になっていました。

しかし、思えば、それは自分の人生に対して無責任だったなと思います。

左右を決める。やるかやらないかを決める。全ての決断を自分にゆだねる

ハートオブヨガのクラス風景

ハートオブヨガのクラス風景。皆さん自分で決めてプラクティスを行うので、左右バラバラなのが特徴です。

ハートオブヨガでは、まず、プラクティスをするかしないか、左右あるプラクティスなら右から行うのか左から行うのか。それすらも自分で決めなければいけません。

常に自分ではなく、周囲の反応や対応を気にしていた私にとって、ハートオブヨガはまさに苦行。(笑)

プラクティスを休むなんてありえない。
皆と同じことをするのが安心。
自分の答えが「正解」なのか自信がない。

周りに答えを求めてばかりいた私にとって、毎朝プラクティスを行うか行わないか、どんなことをするのか、自分に問いかける日々はこれまで使ったことのない細胞を使っている気分。(笑)

しかし、ある朝マットの上で気が付いたのは「私は自分で答えを出すことが恐怖だった」ということです。よく朋子先生が

気づきから癒しが始まります

というお話をされていますが、あの瞬間が分岐点だったなと思います。その恐怖に気づいてからの自分の人生は本当に「変わった」と思います。

好きに生きることは、自分の人生に責任を持つということ

ハートオブヨガ指導者養成講座説明会の様子

ハートオブヨガ指導者養成講座の説明会では担当としてお話することも。

自分で出した答えには、自分が責任を持たなければなりません。失敗すれば、自分がその選択をしたからです。それがとても怖かった。

だからできるだけ、人の言うことに従ってきたし、愛想笑いも上手にできるようになりました。

しかし、自分の人生ではなく、他人の人生を歩んでいたようにも思います。だからこそ、大きな失敗もしなかったけれど、自信も持てていませんでした。

自信が持ちにくい現代社会に必要なハートオブヨガのプラクティス

ハートオブヨガのクラス風景
これだけ、情報化社会が進み、様々な情報が手に入りやすい世の中。人の影響だけでなく情報からの影響も多く受けます。自分で決めることをせず、情報や人の意見を頼りに動いてしまうのも、自分自身に鈍感になっていくのも無理もないですよね。

例え、一見うまくいっているように見えるようでも、人の指示通りに動いて得た成功と自分で考えて決めたことによる成功とでは、自信には大きな差が出ます。

だからこそ、自分が決める、自分の感覚を大切にするハートオブヨガが必要なのではないでしょうか。

私はハートオブヨガに出会って、自分で考え、自分の責任で動くことができるようになりました。

優しいだけじゃない。とても勇気の要る力強い教え

ハートオブヨガは名前や表面だけを見ると、とても柔らかい優しいプラクティスのように感じます。もちろん、その通りとても柔らかい、柔軟性のある教えです。

しかし、時に自分の嫌な面、目を背けたくなる面にも出会うことがあります。でもそれを乗り越えていける強さを人間は持っているということもハートオブヨガは教えてくれます。

吐く息、吸う息。命としてもともと自分が持っている強さと柔らかさ。スティラとスッカ。その両極性の融合、自分のハタヨガに立ち戻ること

朋子先生がよくこのようにインストラクションをされるのですが、優しいだけじゃない強さの部分を皆さんに知ってほしいと思います。

「自分を大切に」「自分に正直に」もちろんヨガの教えとして、とても大切なこと。しかし忘れてはならないのは、その自分自身にちゃんと責任を持つということ。私は、ハートオブヨガに出会って、自分自身の人生そのものに責任を持てるようになりました。

私が選んだ人生。私が生きていく人生。

「強靭なメンタリティと体力の持ち主」と弊社の社長は私に言いますが(笑)ハートオブヨガのおかげもあるんじゃないかなと思っています。いよいよ4月から川原朋子先生によるハートオブヨガ指導者養成講座が開講です。

この世の中に、また新たなハートオブヨガティーチャーが増えることが楽しみでなりません。

ハートオブヨガ指導者養成講座4月開講!
ハートオブヨガ指導者養成講座

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