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どうか無事始まりますように…
何度そう願ったかわかりません。この日を1年近く心待ちにし、今日、講座風景を見ながら無事始まったことに安堵し、ちょっと泣きそうになりました(笑)こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。(まだ始まったばかりなのに…!)
今日からオハナスマイル祐天寺店で始まっているのは、【日本上陸10周年】ハートオブヨガ指導者養成講座の後半戦!そう2019年の今年はハートオブヨガ提唱者である、マーク・ウィットウェル先生が初めて日本に来日しハートオブヨガのワークショップを行って下さって、10年という節目の年なのです!
そこで、「2019年は記念にマーク先生に日本に来てもらおう!」というビッグイベントが立ち上がったのが約1年前。
川原朋子先生がマーク先生に逢いに行き、直接お約束をしてきてくれるなど、たくさんの皆さんのご尽力のおかげで、この日を迎えることができました。
本当にありがとうございました。
今日はJ.ブラウン先生のハートオブヨガ指導者養成講座でマーク先生のゲスト講義をしてくださる初日。書きたいことが多すぎて、長文になってしまっているのですがお許しください。中でもマーク先生がお話してくれた、J先生と朋子先生のエピソードがとても素敵だったのでご紹介したいと思います。
日本のハートオブヨガ業界を支える2人のシニアティーチャーの存在
マーク先生が多忙でかつ、ご高齢のため、中々日本に来ることが難しくなった6年前より、日本のハートオブヨガ業界を支え続けてくれていたのは、シニアティーチャーであるJ.ブラウン先生と川原朋子先生の存在でした。
マーク先生が講座の中で
日本は私が来なくても大丈夫
とおっしゃるほど、ハートオブヨガがたくさんの人に広まり、そしてマーク先生がいなくても大丈夫なほど自立したコミュニティとして成り立っています。それは、ほかでもないこのお2人が大切に大切にハートオブヨガを伝えてくれているからです。
2人の指導方法は違うけれど、伝えてくれる大切なことは同じこと。私は今日マーク先生のお話を聞きながら、改めてヨガジェネレーションにハートオブヨガの先生が2人いらっしゃって本当によかったと思いました。
誰よりもポーズが上手かったJ.ブラウンの変化とすばらしさ
マーク先生がJ先生に出会った頃、J先生はニューヨークでヨガを教えていたそうです。色々な人気のスタイルのヨガを習得し、ポーズに人生をささげていたくらい追い込んで練習をしていたそうです(すごいですね!笑)しかし、マーク先生から
ヨガは自分の体を追い込んでいくものではない
という教えを聞いて、「とても衝撃を受けた」と言います。
J.ブラウンの素晴らしいところは、実体験に基づいたことを皆さんに伝えているということです
今やJ先生は、ヨガの教え方はとても優しくて、穏やか。J先生がヨガを教えるときに大切にしているのは、Gentle(ジェントル)とSlow(スロー)なのだそうです。ストイックに練習していたとは思えない、聞くだけで少し、柔らかい響きがする言葉ですよね。
生徒のプラクティスを見ればわかる。川原朋子の指導のすばらしさ
また、川原朋子先生のことはこんな風におっしゃっていました。
私がバリで開催しているハートオブヨガのクラスを受けに、朋子の生徒が来ることがあります。彼らのプラクティスを見ていれば、いかに朋子が素晴らしい指導をしているのかがわかります
とおっしゃっていました。今日からのハートオブヨガ指導者養成講座は、川原朋子先生に通訳として入って頂いています。(本当に貴重!)
なので、(しかし、ご自身のことを褒められると朋子先生が謙遜して、言葉を濁すことがないように)朋子先生に
朋子は素晴らしい先生です。朋子、堂々と胸を張って、私が褒めている言葉を皆さんに訳しなさい
と伝えていらっしゃいました。朋子先生はいつもマーク先生の言葉をできるだけそのまま私たちに伝えてくれています。マーク先生の下で何度も学び、いつもアップデートした情報を日本で広めてくれるのです。
正しいヨガは1人にひとつ。マーク・ウィットウェルが教えてくれるヨガの原則
ヨガは自分を追い込んで、痛めつけて、練習するものではありません。現代では、私の先生であるクリシュナマチャリアが伝えていたヨガの本当に大切なことが伝わっていない現実があります
無理な練習をして、ヨガで怪我をしてしまうことポーズができるようになるために、必死で練習した結果、出来ないことに落ち込んでしまうこと。自分は一体何のためにヨガをしているのだろうかと悩む人は多くいます。
しかし、本来ヨガはポーズをうまくできるようになるために頑張るものではありません。現代ヨガの父と称されたクリシュナマチャリア氏は
正しいヨガは1人にひとつ
だとおっしゃったそうです。そして、マーク先生は
このことを広く、たくさんの人に教えていかなければならない
と話してくれました。皆、体格も骨格も性別も人種も違います。皆が同じ動きができて、同じようにポーズができるわけではありません。できないポーズがあるからといってヨガが出来なかったり、苦しむ必要はないのです。
十人十色。伝え方も人の真似をする必要はない
また、マーク先生は
ヨガを伝えていくことは誰かのモノマネをしていくことではありません。あなたの伝え方でヨガを伝えていってください
ともおっしゃっていました。1人ひとりに合ったヨガがあるように、伝え方も1人ひとり違っていい、誰かのように伝える必要はないということです。
J先生と朋子先生も同じハートオブヨガを伝えていますが、アプローチの方法は違います。同じ答えを導き出すための過程が違う、ということですね。
私が冒頭で、2人の先生がいてよかった、と思ったのは、この教えをまさにお2人が体現してくださっているから。お2人ともご自身の方法で、ハートオブヨガを伝えてくださっています。
それに触れることができるのは、とても素敵なことだと思うのです。
指導者養成講座も後半戦が始まったばかり!また明日も皆さんに講座の様子をお伝えしたいと思います!