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ヨガジェネレーションの琴美です。
先日、ヨガジェネレーションのインスタグラムにて、弊社代表のMIKIZOと、ヨガ・アーユルヴェーダ講師で、ヨガジェネレーションにていくつかの講座を担当して頂いている、サントーシマ香先生が初のコラボライブを配信しました。
MIKIZO×サントーシマ香 インスタライブ アーカイブ視聴はこちら!
アーカイブ視聴数は配信わずか5日で5,000回を超え、ヨガ愛好家の皆さまが、2人が話す内容に関心を寄せていることが伺えます。
この記事では2人がお話してくれた、「これからのヨガの可能性」とは?の内容の一部を、太古から受け継がれるヨガの歴史を簡単に振り返るとともにご紹介します。ご興味を持たれた方は、よろしければアーカイブをご覧くださいね。
少しでもヨガに触れる人やヨガを学びたい人の参考になればいいな、と思います^^
こちらの記事では本来の発音に近い「ヨーガ」を「ヨガ」に統一して書いていきますね。
ヨガの概念がひと昔前から変わってきている!?これからのヨガの可能性。
「これからのヨガの可能性」というざっくりとしたお題を提案したMIKIZO担当のさくらとサントーシマ香担当の私。
2人とも
「未来はどうなってるかわからないよね~」
とは言いつつも、MIKIZOからは、国やWHOがヨガを推奨する動きが出て来ている、という話や、香先生からはいい意味で、一般の方がヨガにアクセスしやすくなっている、という話など、興味深いお話がたくさん聞けました。
とにもかくにも、香先生とMIKIZOが出会った、十数年前から比べると現在は、ヨガがだんだんと、ポピュラーになってきているようです。
そもそもヨガの起源って?
ヨガの起源については、不明瞭な点が多く、成立時期を確定することは難しいとされています。
とはいえ、紀元前2,500年ごろに栄えたインダス文明のモヘンジョダロ遺跡からは、ヨガの坐法が模られたような印章が発掘されていたり、紀元前に編纂された「ヴェーダ」などの聖典では、ヨガの実践はまだ明確に定義されていないものの、ヨガ哲学に通ずる、幸せになるための教義が書かれていると言われています。
確定は難しいながらも、ヨガの歴史は4,500年以上あると考えられ、インド~中国~世界中、さまざまな場所や時を経て現代にまで伝わってきました。
本質は変わらずとも、形を変えながら受け継がれる「ヨガ」
その昔、ヨガは口承で受け継がれてきました。
ヨガの種類も「ラージャヨガ」「クリヤ―ヨガ」「カルマヨガ」「ハタヨガ」などなどたくさんありますね。
日本でも平安時代に中国より伝来したとされ、禅や念仏などヨガの瞑想やマントラにも通じており、仏教と密接に関係していると言われます。
その後、1919年に中村天風師が心身統一法を考案し、また「沖ヨガ」創始者の沖正弘先生も現代の日本のヨガの師と呼ばれます。
1970年代には第一次ヨガブームが起こったとされますが、1995年、ヨガや瞑想を教えとしていた宗教団体が起こした大きな事件により、ヨガのイメージが一時あまり良くないものになってしまい、ヨガ人口が激減します。
2000年に入るとアメリカのハリウッドセレブを中心にヨガブームが再燃、若い女性が健康と美を求め、日本でも再度ヨガ人気が加速しました。
それぞれの土地や時代にフィットしながら現代に流れ着いたヨガは、健康維持のためのツールとして徐々に一般化してきていると言ってもいいのではないでしょうか。
香先生やMaiko先生が体験したカナダのヨガ事情
インスタライブの中では、香先生がカナダのヨガ事情もお話して下さいました。
香先生がカナダにいたタイミングで、香先生のRYT200にもゲスト講師として入っていて、ヨガジェネレーションの講座などでもおなじみのMaiko先生も偶然同じ町にいらっしゃいました。
お2人がカナダで目の当たりにしたヨガクラスは、コロナ前の話ではありますが、なんと、平日午後のクラスで50人以上の生徒さんが来ていたとのこと!
教えている人も、ジーンズにチェックのネルシャツ、丸メガネをかけているような(笑)男の先生、参加している人も、シニアから若い学生など老若男女を問わずだそうです。
カナダのヨガは、インドのヨガとはまた違い、文化に合うようにアレンジされていて、ヨガを受ける人も渋く生活に取り入れているイメージ。
仕事の途中や出勤前に自転車で来たり、終わったらカフェでスムージーを飲んだり、ヨガがオープンで厚みがあると香先生。
日本のヨガは今後果たして同じように展開していくのでしょうか。
ヨガを受ける人の変化、ヨガを伝える人の変化
MIKIZOと香先生のお話の中では、先にも出たように、国を挙げてヨガを推奨する動き。例えば、行政や医療、教育機関にもヨガを取り入れようとする動きが見られるとのこと。
また、香先生は
偏見なくヨガを楽しむ人が増えてきている気がする。ヨガの概念が広がってきているよね
とも。
講師養成講座の中でも、香先生はよくおっしゃいます。
オンラインでヨガを伝えられるようになったことによって、これまでヨガに触れて来なかった方でもヨガを始められるようになっている
- 遠方の方
- 家事や育児で外出がし辛かった方
- 職場と家の往復で習い事がし辛かった方
- 身体や心に外出困難であるなんらかの事情のある方
伝える対象が大幅に広がってきている傾向にあるようです。
また、健康を維持しようと自ら動ける層ではなく、そこまでに至ることができなかった、本当にヨガを必要としている層にもタッチすることができる可能性が広がっていると言えるのではないでしょうか。
オンラインのヨガで間口が広がっているだけではなく、動画ではじめてヨガをやった方たちがスタジオに足を運んでヨガを楽しんだり、年齢、性別の幅も広がってきている肌感があります。
また、チェアヨガ、顔ヨガなど、ピンポイントでアレンジされているヨガがたくさんあることも、ヨガの概念の多様化を示していると言えますね。
現代ヨガの父、クリシュナ・マチャリア師の言葉。
人が、ヨガに合わせるのではなく、人に、ヨガを合わせること
あなたのヨガをしなさい。どんなヨガでもいい、という訳ではなく、あなたのヨガでなければなりません。
現代ヨガの父と呼ばれる、クリシュナ・マチャリア師の言葉です。
ヨガは悟りを開くためのもの?
ヨガはストイックなもの?
ヨガは少し宗教染みたもの?
ヨガは意識が高い人がやっている趣味?
現代日本においてささやかれていた、そのようなヨガの概念を経て、今、図らずとも、クリシュナ・マチャリア師の言葉を噛みしめる時代に突入したのではないでしょうか。
ヨガの本質が廃ることなく多様化が進むことで、多くの人にヨガの恩恵が届くことを願います。
新しい時代のヨガインストラクターを目指す!サントーシマ香がメイン講師のRYT200、半期に一度の貴重な開催です!
記事:新しい時代のヨガを伝える。令和に生きるヨガインストラクターを目指す!サントーシマ香によるRYT200
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