ヨーコフジワラ卒業生インタビュー

ヨーコ先生は、途中からマイソールに来た私にも、すごく親切に何も惜しまずに全部を教えてくれました。そのヨーコ先生の心の広さにすっごく感動しました。

そう話してくれたのは、前回のインタビューにも応えてくれた、ヨーコ・フジワラ先生のRYT200卒業生である王燕(ワンヤン)さん。

前回のインタビューはこちらから

前回は、「自分の練習がどう変化をしたのか」についてお話を頂きました。そこでも感動的なエピソードを多数お話してくれた燕さんですが、今回はヨーコ先生と出会い、RYT200を受けてみて、変わったとお話された、ご自身の生徒さんに対する向き合い方、ヨガの指導についてお話を伺いました。

今目の前にいる人に使えるものは全部渡す。ヨーコ・フジワラの指導スタンス

ヨーコ先生に相談して、答えが返ってこなかったことがない!
RYT200の講義をしているヨーコ先生。今自分の持っているもの全てを生徒に渡してくれる。

ここから先は、もう少し自分のところに通ってくれたら、教えよう、もうちょっと先にしよう、とかそういうのが、全くない。ヨーコ先生は今、目の前にいる人に使えるものは全部渡してくれるんです。私も生徒を持って教えている身なので、そこはすごく大きな学びでした。

そう。良くも悪くもヨーコ先生は、目の前にいる人に対するサービス精神が旺盛すぎる!「お人好しか!」と突っ込みたくなるくらい。(笑)

でも、だから良いんですよね。今持てる知識やスキルを時間の限り教えてくれます。本当に1人ひとりとしっかり向き合ってその人に真摯に向き合ってくれます。

それはヨーコ先生の魅力だから、ずっとついて勉強していきます!

と燕さんもおっしゃってくれました。

自分の知識の乏しさに気づき、RYT200受講を決意

オンラインサンガワイ19期の集合写真
19期生RYT200初日の集合写真。

しかし、前回の記事でも紹介した通り、燕さんはすでにRYT200を保持しており、更にはアシュタンガヨガ聖地マイソールで、アシュタンガヨガ正式指導者に認定されているティーチャーです。それでも、ヨーコ先生のRYT200を受けようと思ったのはどうしてだったのでしょう。

私はずっと『自分はもうプライマリーが終わってアドバンスをやっているし、ポーズも出来ているから、知っている』と思っていたんです。それは生徒さんへの指導にも反映されていたと思います。ポーズが出来ない生徒さんに対しては「練習していけば出来るようになりますよ」っていうスタンスだったんです。なので、出来ない生徒さんは、「私は先生に好かれていないかもしれない」と思っていたんじゃないかと思います。なので、段々生徒さんが離れていって、残っている生徒さんは若い、ヨガインストラクターさんが多かったんですね。だけど、ヨーコ先生の指導で自分の練習が上達したと同時に、自分の知識の乏しさも気付きました。

とご自身の体験を赤裸々に話してくれた燕さん。長年ヨガを指導されてきたからこそ、この気づきは葛藤も生み出したはずです。

気付いても、困っている、出来ないで悩んでいる生徒さんに対して、どうやってそれを解決したらいいのか、わからなかったんです。当初、プライマリーの指導者養成講座は、自分には簡単すぎる、と思っていました。だけど、マイソールで自分も練習しながら、ヨーコ先生がプライマリーシリーズをしている生徒さんを教えているのを聞いていて、「これは、私はヨーコ先生の指導者養成講座を受けなきゃだめだ!」と思ったんです。

こうして、燕さんはヨーコ先生のRYT200を申込み、2021年秋からのコースで、19期生となったのです。

アーサナが簡単に出来てしまう人には、出来ない人がどうして出来ないのか、何が良くないのか、どうして痛みが出るのかがわかりません。

しかし、ヨーコ先生は、「どうやったら出来るのか、どうしたら痛みが無くなるのか」を徹底的に教えてくれます。それはヨーコ先生自身が、自分で経験をしてきたからこそ、できること。

本当に受けて良かったです。1つひとつポーズのやり方やアライメントやエネルギーの流れ方、何から何まで、全部教えてもらって、12年やってて正直初めて、アシュタンガヨガって深いんだ、と思いました。

と話してくれました。比較的、最近はRYT200で初めてアシュタンガヨガをされるという方が多い中、燕さんの言葉を聞いて、改めてヨーコ先生のすごさを実感しました。

「燕先生変わった!」指導の変化に生徒が気付くように

燕さんのスタジオでのクラス風景。

私たちは皆体が違います。自分と違う体のタイプの人に、どうやって教えたらいいのかも知識や指導法まで全部教えてくださいました。例えば、これまで、痛いところがある人には「2~3日休みましょうか」と言っていたのを、「じゃあ、今日はこういう風に練習してみましょう。基礎に戻って、三角のポーズからやり直しましょう」っていう風に、指導を変えていったんです。そしたら、生徒さんの方から、「燕先生、なんか最近違います!」って言われるようになって!

そう嬉しそうに話してくれた燕さん。更に、

そうしていると、これまではいなかった、少し年齢層高めの人たちが練習しに来るようになったんです。若い人だけではなくて、年齢層が高い人や体が硬めのビジネスマンの方も来るようになりました。もうヨーコ先生の教えはまるごと、私のクラスで大活躍です!

燕さんは、ヨーコ先生から教えてもらったことを、すごく勉強し、復習されたそう。何よりもすぐに実践に移して、どんどんクラスで使っていったとお話してくれました。

もうヨーコ先生には感謝しかありません!

と話してくれました。

同期と過ごした時間が大切。皆との繋がりと絆

卒業後の燕さんが来日したときの19期生の集まり。皆楽しそう!

先生は、マットの上だけじゃなくて、マットの外のヨガも教えてくれました。初心者から経験者まで一緒に、真のヨガを伝えてくれました。そこに繋がりと絆が生まれました。それから、ヨーコ先生やまやんやべーさんは、本当に私たちを大切にしてくれました。大切にしてもらったから、次は私たちが私たちの生徒さんを大切にするようになるんですよね。

そう。大切にされる経験をすると、その幸せを誰かにしてあげたくなります。だから、ヨガを伝える側に立ったときに、その暖かさを次へと繋いでいけるんですよね。

そこに気づけている燕さんは、やっぱりすごい指導者なんだと思います。

それに、19期生は私が中国から日本に来たときもパンデミックの中でも何とかして会おうとしてくれて、このコミュニティの温かみを感じました。

燕さんは、関西にも来てくれました。RYT200のアシスタントを務める、まや先生のスタジオで。

ヨーコ先生は、ご自身の知識やスキルはもちろんのこと、上手くコミュニティを作って皆がかけがえのない仲間を作れるような仕掛けをトレーニングの中にたくさん作ってくれています。だから、皆トレーニングが終わってもとても仲良しです。

最後に燕さんは

私はシャラ―ト先生もヨーコ先生もどちらも私のグルだと思っています。私たち生徒は先生が教えてくれたことをしっかりと練習して、それを経験に変え、その経験をより多くの人にシェアして、より多くの人が幸せになったら、それこそが、生徒としての一番良い務めですよね。

と話してくれました。そして、

私は本当にヨーコ先生に出会えて幸せです。ヨガジェネレーションのおかげです。

とおっしゃってくれました。

先生と誰かを繋げること。

そしてそこに運命を感じさせることができたら、私たちの仕事は大成功です。

ヨーコ先生と燕さんとの縁を繋げることが出来たのだと思うとこの仕事をやっていてよかったなと思いました。

そして、いよいよこの5月からは、21期生のトレーニングがスタートします。ヨーコ先生からヨガを学びたい。そう思ったら、ぜひまずは無料説明会へいらしてください。

まっすぐで飾りのない、ヨーコ先生からお話を聞いてみることで、自分の未来が少し想像できるのではないでしょうか。私たちスタッフも、お会いできることを楽しみにしています。

燕さん、インタビューにご協力ありがとうございました!