ヨーコ・フジワラと王燕さん

ヨーコ先生に教えてもらって、私のヨガの人生は本当に変わりました

ある日のマイソールクラスの終わりのこと。この言葉があまりにも心に真っ直ぐ入ってきて、思わず、「インタビューさせてほしい」と私から願い出て、実現したのが、今回のインタビューです。

こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。

今日、インタビューに答えて頂いたのは、中国、四川省の首都成都でヨガスタジオ「Ashtanga ChengDu|アシュタンガチェンドゥ」を経営されている、王燕(ワンヤン)さん。ヨーコ・フジワラ先生のオンラインマイソールに1年前から通い、昨年RYT200を卒業されました。

いつも謙虚で、可愛くて、でも誰よりも人一倍努力家で、一生懸命。人を褒めるのがすごく上手なのに、自分に対してはとてもストイック。アシュタンガヨガ正式指導者(Authorisation Level2)に認定されていながらも、「ヨーコ先生の下で、基礎から学び直したい」とRYT200をご受講されました。

ヨーコ・フジワラRYT200 19期
燕さんが受けたRYT200の卒業式。燕さんは下から2段目の向かって一番右端。

今日は、そんな燕さんと、ヨーコ先生との出会いから、ご自身がヨーコ先生の下で練習を始めて1年経った今の状況と変化をお話して頂きました。

2008年ハワイ。通訳|ヨーコ・フジワラとの出会い

ヨーコ先生と最初に出逢ったのは実は、2008年の9月。当時はアシュタンガヨガのことを、何も知らず、ただハワイ旅行をしたいがために、200時間のアシュタンガヨガの指導コースに参加したんです。その通訳がヨーコ先生でした。

と燕さん。そう、なんと今から14年前、すでに2人は出会っていたというのです。

当時、アシュタンガヨガの知識は、ゼロでしたので、コースの内容はほとんど覚えてなくて。ただハワイにすごい女性のヨギー(ヨーコ先生)がいるっていう事はずっと印象に残ってました。

当時の燕さんが行ったトレーニングでは、ヨーコ先生はまだ講師をしておらず、通訳として、そのトレーニングをサポートされていたそう。しかし、まさか13年経って再び、今度は先生と生徒として出会うことになろうとは、当時の2人は思いもしなかったはず。

しかも、燕さんはその後アシュタンガヨガを続けたわけではなかったようです。

2010年アシュタンガヨガを再開。インドマイソールに通うように

王燕さんのスタジオチャンドゥ
燕さんのスタジオAshtanga ChengDu|アシュタンガチェンドゥ

そこから、アシュタンガヨガは続けなかったんです。ですが、2010年に突然またアシュタンガヨガを練習したいと思い、また一から勉強と練習をやり直しました。その時、中国にはアシュタンガヨガを指導出来る先生がいなかったので、インドのマイソールに行って、勉強と練習を始めました。

そう。燕さんはその後、アシュタンガヨガの聖地であるインドのマイソールに定期的に出向き、シャラ―ト・ジョイス氏から直接指導を受け正式指導者として認定をされます。

そして2015年、中国の成都でご自身のヨガスタジオをオープンするに至ります。

練習と指導に立ちはだかった壁。そして、コロナと共にヨガ人生が激変。

燕さんがスタジオで指導されている様子。スタジオは200㎡ある大きなスタジオ!
燕さんがスタジオで指導されている様子。スタジオは200㎡ある大きなスタジオ!

しかし2020年初め、世界中を震撼させたコロナによるパンデミックが起き、燕さんも「これはもうヨガは続かないかもしれない…」という想いが頭をよぎったそう。

実は、パンデミックの前から、自分の練習や指導については悩んでいました。自分の練習も上手くいかず、通っている生徒さん達も戸惑っていたと思います。生徒さんが体を痛めてしまったときにも、的確なアドバイスが出来ない自分に対して、すっかり自信を無くしていました。

インドが唯一の練習場であり、勉強をする場所だった燕さん。インドに行っていた頃から、インドでの時間以外は、毎日クラスがあり、ワークショップや勉強をする時間も取れずにいたそう。

私は、インドに行っているとき以外は、ずっと一人で練習してきました。ずっとポーズが出来れば良い、ひたすら練習すれば良い、どんなポーズでも最初は身体を痛めるし、時間経てば治ると思い込んでました。今までそうやってきたから、それで良いと思ってたんです。

「生徒の体の痛みや悩みを解決してあげられない…」その自信喪失に追い打ちをかけるように、コロナによって、渡印することもできなくなってしまい、悩みと共に八方ふさがり。

ヨガの道は、もう続かないかもしれない…と思いつつ、藁にもすがる思いで、YouTubeで良い練習方法はないかと探していたときのこと。1つの動画が目に留まります。

それこそが、

「ヨーコ・フジワラの美しすぎる太陽礼拝」

ヨーコ・フジワラと13年ぶりの再会です。

ハワイのスーパーヨギーと再会。マイソールクラスへ

燕さんが見つけた、美しすぎる太陽礼拝。

あの映像を見たときの興奮は忘れられません!私、このスーパーヨギーを知っています!と思って、ネットで先生の情報を探しました。色々調べたら、ヨガジェネレーションで、先生のオンラインクラスを受けられる!と思って、まずは指導者養成コースの説明会に参加したんです。

そのときのことは、私もよく覚えています。「ずっと練習しているけれど、出来ないポーズがあるんです…」というポーズがサードシリーズのポーズ。

ヨーコ先生とお話して、説明会の後のサンクスメールには「ぜひマイソールへ」とお送りしたことを覚えています。

あのときは本当に驚きました。1人でも多くの人にコースに来てもらいたいと思うじゃないですか。私も経営者だからわかります。でも、ヨーコ先生とべーさんは違って、今の燕の悩みだったらマイソールに来た方がいいって言ってくれて、何て良心的なんだろうって思ってすごく感動しました。

「今目の前にいる人に必要なことを届けたい」

ヨーコ先生はもちろん、ヨガジェネレーションの代表であるMIKIZOも大切にしている想い。

燕さんに今必要なのは、そのときはRYT200のトレーニングではなく、毎週のマイソールクラス。まずはそこでヨーコ先生に練習を見てもらうことが、最善だと思ったのです。

ヨーコ・フジワラのオンライン指導。1年半出来なかったポーズが出来るように。

燕さんの練習風景①
燕さんの練習風景①

そこから、燕さんは、毎週必ず練習に来てくれるように。

1回目のクラスで、ヨーコ先生が「燕ちゃん、わかった!出来ない理由」って!画面越しに、しかも十数人いらっしゃる生徒さんを見ながら教えてくれたんです。私、初めてその日練習に行ったのに、「わかりました!」って色々アドバイスをしてくれたんです。そのアドバイス通りに練習していたら、たった3回目で1年半出来なかったポーズができるようになったんですよ!

「奇跡です!」と嬉しそうに教えてくれた燕さん。そこから毎週水・金曜日の練習は、欠かさずに来てくれています。「もう何を差し置いてもマイソールが最優先です!」とおっしゃってくれました。成都は日本より1時間早い時差。私がいつもZoomに入ると5時15分くらいには、燕さんが入ってきます。ということは、成都は朝の4時過ぎ。

私が眠い…なんて言っちゃいけない…と思います(笑)

体も心も練習の仕方によって「変化」する

燕さんの練習風景②

あれから1年経ちました。ヨーコ先生の下で練習し続けた燕さんは、体も心も大きな変化があったよう。

ヨーコ先生のオンラインクラスを通っているうちに、自分の練習はまるで別人のように変化しました。更に安定して、身体の使い方もとてもわかるようになりました。それから、何より自分の意識の変化に驚きました。ポーズの形や「やった」という、結果重視の練習から、正しいやり方や身体の使い方を重要視するようになりましたね。考えること、そして賢く練習することが必要だなって思いました。

アシュタンガヨガは、ヨガの流派の性質上、どうしてもポーズに執着してしまいがちです。しかし、ヨーコ先生と練習していると、その過程に目を向けるようになってきます。「どうやったら、上手く動かせるんだろう。どうやったら痛みなく練習できるんだろう。」体の隅々に神経を研ぎ澄まして、体の声を聞くようになってくる。

だから、皆どんどん上達していくのです。そして、悩んだり、立ち止まったりしまったときは、ヨーコ先生が一緒に考えてくれる。

「もっと足に体重を乗せてみたら?」「力を抜いて練習してみたら?」

と提案してくれる。もちろんそれを実行するかしないかは自分次第です。でも、わからない顔をすれば、わかるまで話してくれます。

今は、ポーズができる、できないじゃなくて、どうすれば効率よくできるか、今後に繋がる練習の仕方や、体を痛めないようにする練習の仕方を考えるようになりました。その意識の変化は、私のかけがえのない宝物です。

燕さんは、そう話してくれました。アシュタンガヨガを長年練習し、そして指導してきたからこそ出てくるその言葉の数々。

「ヨーコ先生は本当にすごいんです!」

燕さんから繰り返し、その言葉を聞く度、私も一緒に嬉しくなりました。担当の先生を褒めて貰えるときがこの仕事をしていて一番嬉しいとき。自分が褒められるよりも、何十倍も嬉しくて、泣きそうで、皆に自慢したくなる。

そう。ヨーコ・フジワラはすごいんですよ。

記事では描き表せないほどすごいんです。

と。

次回は、いよいよヨーコ先生のRYT200での指導、そして、燕さんの生徒への指導の変化を書いていきたいと思いますので、皆さん楽しみにしていてくださいね。

後編はこちらから

また、燕さんが受けられた、RYT200は5月より新しいコースがスタートします。現在無料説明会も随時開催中ですので、気になった方はぜひ一度ヨーコ先生に逢いに来てくださいね。