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グルジが最後に大阪に来てくれたのは、2020年3月のこと。コロナが流行し始めてまだ間もない頃でした。
あれから2年半。
ようやく大阪にグルジが戻ってきてくれましたよ!こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
グルジとは東京では何度も顔を合わせていますが、大阪に来てくれてヨガアカデミー大阪に皆が揃うと感動も一入。ティーチャートレーニングの卒業生とも久しぶりの再会。
オンラインではよく顔を合わせていても「ナマ」はやっぱり違いますね。全身でその人を感じられるっていいなあと思いました。
大阪では初開催!前屈・後屈がテーマのハタヨガ
グルジと言えば、初めてヨガジェネレーションで開催してくれた講座が「ハタヨガ基礎講座」だったことは、以前もレポートで紹介したことがありますが、今年からテーマをつけたハタヨガ講座を東京では開催をしていました。
色々な角度から、ハタヨガを知ってもらおう!ということで、始まったこの講座。今回のテーマは、前屈&後屈です。
グルジの講座の面白いところは、グルジから「インドならでは」のお話が聞けるところ!今回も、ポーズの名前やその歴史的背景、インドではどんな風に教えられているのかなど、面白い話がたくさん飛び出しましたよ!
そうだったんだ!シャシャンカーサナは月のポーズ
丁度私が講座に潜入した時間は、グルジがシャシャンカーサナ(うさぎのポーズ)とブジャンガアーサナ(コブラのポーズ)の真っ最中。
シャシャンカは、うさぎだけど、サンスクリット語でお月さまの意味もあります。
とグルジ。月のエネルギーは前屈に関係するイダナーディと大きな関係があり、リラックスした夜の状態を表します。シャシャンカがうさぎのポーズというのはよく聞きますが、「月のポーズ」とも言われているんですね。
冷静さと心を落ち着かせてくれるポーズであるシャシャンカーサナ。
リラックスは大切ですね。うさぎの行動の速さはリラックスから来ています。
とグルジも話していましたが、ハタヨガのポイントは「やる」ばかりじゃなくて、「やること」と「リラックスすること」のバランス。そのバランスがうまく取れるとウサギのような行動の速さが手に入るってことですね。
グルジの話はやっぱり面白いな~と思いながら聞いていました。
ブジャンガーサナは怒りから解放される!?
そして、そのまま、アーサナはブジャンガアーサナに。
ブジャンガはコブラですね。蛇じゃないですよ。蛇は、上半身まであげるのは難しいです。コブラは、背骨を強くします。コブラは手がないでしょ?背骨で歩いているんです。
とグルジ。
怒りのシンボルでもあるコブラのポーズは、行うと怒りの感覚から解放されるのだそう。ポーズをすることで、感情から解放される。これも面白いポイントです。
日々の生活からヨガをする。アーサナだけがヨガじゃない。
そして、最後に
クラスでアーサナするだけがヨガじゃないです。生活の中でヨガはしないといけないです。朝太陽が昇ってから起きるじゃダメです。早起きは大事。朝起きたら、太陽見ながら太陽礼拝する。太陽浴びながら散歩する。これもハタヨガです。
グルジはそう教えてくれました。ハタヨガと聞くとポーズのイメージが先行するのがハタヨガ。しかし、本来のハタヨガはハ(太陽のエネルギー)とタ(月のエネルギー)を整えるエネルギーの運動でもあります。もちろん、それには体を動かすことも大切ですが、それだけではない、ということですね。
食べたものをしっかりと体内で消化・吸収し、お仕事にはしっかり集中し、愛を広げる。全てハタヨガです。
4時間の中で、ポーズを通しグルジは、「ヨガ的に生きること」大阪では、明日のヨガセラピー基礎講座がグルジの最後の講座となります。
そして、10月にはグルジの最後のワークショップが2本開催!ハタヨガはすでにキャンセル待ちですが、ヨガ哲学はオンラインのみまだ残席があります。ぜひ、最後にグルジから哲学を通して「ヨガ的に生きる方法」を教えてもらってくださいね。