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現在、第1期が後半戦に差し掛かっている、内田かつのり先生の実践ヨガ解剖学。3部構成になっているこのコースは前半で、骨のこと、中盤で筋肉のことの基礎を学んだ上で、後半のアーサナ編へと入っていきます。
基本を学んでいるから、皆の目の色も違う…!
一番気になるアーサナについて勉強もより深くなっています。今日はそんなヨガ解剖学マスターコースの内容をチラ見せ!大事なことをお伝えするので、皆様ぜひ、読んでみてください。
解剖学とヨガの橋渡し。内田かつのりだから出来ること
十数年に渡り、ヨガ解剖学講師として登壇して頂いている内田先生。
僕より解剖学が詳しい先生なんていっぱいいるんだよ。でも、ヨガと解剖学を結び付けて話をしてくれる先生がどれだけいるだろうか。
よくこうお話をされていますが、まさにその通り。体の知識をヨガの実践へと結び付けてくれる。そのお話を聞けるのはまさに、内田先生ならではです。
今日ご紹介する、「実践ヨガ解剖学講座マスターコース」もそのうちの1つです。後半には、基本となる9個のヨガの代表ポーズを紐解いていきます。今日行っていたのは、ダウンドッグ。ヨガのクラスでは本当にやることが多いですよね。
ポーズ数9種類は多い?少ない?
皆さま、9つの代表ポーズと云われて、多いと思いましたか?少ないと感じましたか?9種類だけか…と思った皆さま。
この9つがわかれば、同分類されるアーサナの数々がわかるようにちゃんと考えられているのが、このコースです。つまり応用すればその数は何倍にもなります。
例えば上半身で機能している筋肉、ストレッチをかけている筋肉はどこか。これと同じポーズは何があるのか。ちゃんと見ていくので、この中での学びは決して9種類ではありませんよ!
ダウンドッグをすると手首が痛い。そう言われたらどうする?
例えば、「ダウンドッグのときに手首が痛い」そう言われたら、皆さんどうお答えしますか?「じゃあ、今日はダウンドッグやめておきましょうか?」でしょうか?
先日、インスタグラムでも流したのですが、これを読んで頂いている皆さま、まずダウンドッグの手首は、伸展?それとも屈曲でしょうか?
https://www.instagram.com/reel/CsmtNgaOFK7/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
答えは、伸展。
そして、さらに人の手首の伸展可動域は、70度ということを皆さんご存知ですか?「え?でも、チャトランガやプランクポーズのときに手首って90度近くになっていますよね?」って声が聞こえてきそうです。
そう。そのとおり。
動画でも内田先生がお話していますよね。
そもそも、プランクやチャトランガ、アームバランスなどは骨の構造上優しくない動きをしているんだよ
つまり、私たちはヨガを伝える上でこれを知っている必要があるのです。本来の可動域は70度。20度分は不可がかかっているのだから痛めてしまう可能性があるということなのです。
手首の屈曲筋を使うことで、負担を軽減!母指球や人差し指で手首は守れる
じゃあ、どうすればいいのか。手首の伸展で痛める前に、チャトランガやプランクポーズを行うには、手首の屈曲筋をオンにすることで、それをカバーすることができます。
見た目は伸展だけど、例えば指の母指球をぐっと押すことで手首の屈曲筋も同時に使うことができます。
例えば、誘導で使うなら、「爪の色が白くなるくらいぎゅっとマットを押す」って言えばわかりやすいよね。で指の屈曲が手首の屈曲に繋がっていくから。そうすれば、骨だけに頼るより安全なんじゃないの?ってことなんだよ。
と内田先生。
これを知っているか知らないかで生徒さんの安全を1つ守ることができますよね。
さらに言うと、ダウンドッグもプランクもチャトランガもアームバランスも。「手首の伸展」という意味ではどれも同じ。気を付けることも同じです。
こうやって応用をしていけば、たくさんのポーズを一緒に勉強しているようなものなのです。9種類と言いつつ、こうやっていろんなポーズに繋がることを教えてくれるヨガ解剖学。もちろん、手首に限ったことではありません。体の様々な部分で気を付けるポイント。生徒を守るポイントはあるのです。
これは講座のほんの一部分。全貌はぜひ、ヨガ解剖学マスターコースへ。最後の説明会も6月3日(土)に開催されるので、興味がある方はぜひいらしてくださいね!