こんにちは!
ヨガジェネレーションのがんちゃんです。とうとうアナ・デイビス先生が来日!まずは「健やかな月経サイクルを導くヨガワークショップ」を開催してくださいました。私も参加したのですが月経サイクルの丁寧な解説から、月経による不調に効くポーズまで内容は満載。興味のある方は次回ぜひ参加してみてください。

あなたにとっての月経とは?

「月経」と聞くとどのようなキーワードが浮かびますか?講座はこの質問からスタート。

私を含め、参加者の半数程が「重い」「憂鬱」「集中力が下がる」といった言葉をあげました。一方、中には「リセット」「浄化」「思考の整理、重要な選択時に適している時期」といった肯定的な言葉をあげる方もいて、少し驚きました。
講座風景

月経と「月」の関係

月経のサイクルは月の満ち欠けと無縁ではないとアナ先生。アーユルヴェーダでは満月の時に排卵をし、新月の時に月経を迎えることを理想とします。

統計学的にみても、多くの現代女性の月経もこのサイクルで巡っていることが証明されているとか。
アナ

人が自然と共に生きていた時代の方が月経は大切にされていた

例えばアメリカのネイティブ・アメリカン達は、女性の健やかな月経は子孫の繁栄のために重要と考え、月経期の女性を大切にする習慣がありました。

「レッド・テント(赤いテント)」といって、月経中の女性たちが集い、休息する場所が用意されていたのです。素晴らしいですね!

月経期に適したアサナ

月経中は不要となったものを体の外へ出すために、下向きのエネルギーが働きます。よって、ヨガの練習もそれに逆らうような逆転系のポーズや腹部に強い負荷をかけるものは避けた方が懸命。

おすすめなのは心身の状態を落ち着かせるリストラティブヨガやヨガニードラ。骨盤周りが緩み、身体全体がリラックすることで生理痛や頭痛の緩和、身体のむくみの解消、精神の沈静化、疲労回復等の効果が期待できます。

参加者のみなさんも終わった頃にはすっかり表情がリラックスしていました。
講座風景

講座風景

月経期こそ、やさしいヨガで身体をケアしよう

月経期に一日10分でも上記のようなヨガを行うことで不調が改善するだけでなく、良いエネルギーを蓄えることができます。そして、そのあとの1ヶ月をイキイキと過ごすことができます。

月経時こそ、いつも以上に自分の体の声を聞き、自分を優しくケアするチャンス。今一度、女性の身体に適したヨガプラクティスを取り入れてみては?
講座風景