ヨガジェネレーションで累計1,000名を越える卒業生を輩出している、ブリスベイビーヨガ協会の講師による「マタニティヨガ指導者養成講座」。
講座を担当する4名の講師陣は、みんな共通して”女性のためのヨガ”を伝えることに情熱を持っています。みんなとても魅力的な講師ばかりですが、今回はその中でも1番アクティブでいつもハッピーオーラが溢れ出ている、マリ・ノタラス先生にインタビューをしてみました^^
マリ先生がヨガを始めた頃のことからブリスベイビーヨガ(以下、BBY)に所属した経緯。さらになぜ女性のためのヨガを伝えようと思ったのか?まで、答えてくれました♪
ヨガとの出会い
マリ先生は、何をきっかけにヨガを始めたんですか?
私がまだ小さい頃、母が友人とヨガクラスを行っていました。そこへ私も連れて行かれた時に見た、ヨガの動き(アサナ)と呼吸の音に魅了されました。
その後、実際に私がヨガを始めたのは20代前半になってから。クラスに参加した動機は、当時行っていたマラソンのために身体の柔軟性をあげることが目的でした。
しかし、ヨガで感じた効果は自分の求めていたもの以上だったのです。初めて参加したヨガクラスの中で感じた心穏やかな感覚と、身体に感じた変化を今でも忘れません!
その後、日常的にヨガを行うようになってからは心も身体も軽く、心地よく快適に日々過ごせるようになりました。さらに自分の健康と幸せについて自然と考え選択するようになったこと。これは私の人生において最も大きな変化でした。
女性のためのヨガに情熱をもったきっかけ
マリ先生は、今までどんなヨガを学んできたのか教えてください。そして、なぜ”女性のためのヨガ”を伝えようと思ったのですか?
私が20年前に初めて参加したヨガのトレーニングは、ダイナミックな動きやアクティブなアプローチが主体となった「陽」の要素が強いヨガでした。まだ若かった当時の私(20代半ば)の身体には、とっても合っていたと思います。
その数年後、International Yoga Teachers Association(IYTA)で勉強をし、年齢や性別、健康状態、産前産後など問わず、全ての人にヨガを伝えることができるように多くの時間を学びに費やしました。今振り返ってみると、この時期に陽ヨガから、セラピューティックなヨガに移行し始めたのだと思います。
- T.K.V Desikachar
- Ananda Balayogi Bhavanani
- Donna Fahri
の伝えるヨガに魅力を感じ勉強をしてきましたが、私が最も影響を受けたのはJudith Lasaterでした。Judithは、癒やしのヨガと言われるリストラティブヨガの考案者で、彼女からヨガを学ぶことで私のプラクティスはより深みを増していきました。
伝統的なヨガの男性的な概念やアプローチに対して、現代女性のためのアプローチは、私たち女性の心と身体に寄り添いケアすることに長けており、彼女のヨガにとても魅力を感じたのです。
彼女から直接多くの学びを受けたことから、現在私は女性のためにヨガを伝えることに情熱を注いでいます。
ヨガ指導者、そして母として感じるヨガの効果
2児の母でもあるマリ先生が感じるヨガの効果や必要性を教えてください!
私には14歳と13歳の愛娘が2人います。娘たちの成長を日々見守れることが幸せですし、健やかな成長を誇りに思います。
一方で、子育ては精神的にも肉体的にも大きく振れる、振り子のような性質をもっていると感じています。子どもの年齢や性別によって比重は変わりますが、小さい頃は両方の比重がとても大きく、振れ幅が大きい時期もありますよね。
そんな振り子の振れを落ち着かせるために、ヨガはとても有効なツールだと言えます。私は今も娘が学校から帰宅する前に、呼吸法や瞑想、穏やかなアサナ、そしてリストラティブヨガを取り入れています。20分ほどの短い時間ですが、今私が必要としているものを感じ、満たされる大切な時間です。
ブリスベイビーヨガ協会との出会い
ブリスベイビーヨガ協会で講師を務めることになった経緯を教えてください!
上記のような子育て期だけに限らず、幅広い年代の女性の健康と幸せのためにヨガを伝えていく中で、BBYの創始者アナ・デイビスの存在を知ったのですが、彼女の指導法やヨガスタイルが私自身とても好きで素敵だと感じていました。
当時、私は別の場所でマタニティヨガの指導者育成を行っていたところ「BBYでヨガ指導をしてほしい」と声をかけいただいたことがきっかけで、講師として仲間入りをすることになったのです。
それまで以上に多くの女性、そして赤ちゃんの幸せのためにヨガを伝えることができる素晴らしい仕事に携われていることを、とても嬉しく思います!
おまけ:ヨガと同様に心を満たしてくれる大切なもの
マリ先生は、ヨガ以外に好きなことや趣味はありますか?
ヨガ以外の趣味はサーフィンですね!ほぼ毎日、たとえ30分だけでもサーフィンをする時間をとっています。実は、夫と娘たちもサーファーなんです。
私はヨガ講師だけでなく、ライフセーバーとしても活動しているので、日々海の安全を保てるよう心掛けています。
海は最高の癒しをくれますよ!私の人生においてヨガと同じくらい海も大切な存在!!サーフィンは私にとっては心を満たすセルフケアという側面もあるんです♪
一緒にいるだけで前向きになれて、包み込んでくれるようなオーラをまとったマリ先生。ヨガ指導者としてはもちろん、母としても娘たちの幸せや、同じ立場にある子育て中の女性の幸せを願っているからこそ”女性のためにヨガ”に情熱をもち続けていることがわかりました^^
マリ先生の次回の来日は2019年4月を予定しています。ぜひ皆さんも女性のためのヨガの学びを深めにきてくださいね!