生理前・生理中に生活や仕事のパフォーマンスが下がるのは仕方ない?
こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。
- イライラする
- 生理痛が重くて、いつも通りに動けない
- 眠くてたまらない
- いつもは気にならないこともすごく気になる
月経前や月経中にこのような経験をしている女性は多いと思います。
こういったことは女性の中では当たり前のようになっていますよね(私もそうです)。
月経後の心身ともに快調な時と比べると、月経前と最中の時は生活や仕事においてのパフォーマンスが落ちていると感じている女性は多いと思います。これらのことは、「しょうがない。」とあきらめることなのでしょうか?
月経のサイクルを理解することでできること
先日、開催された産婦人科医 高尾美穂先生による「女性のからだの基礎知識」。今回のテーマは、「月経周期とそれに伴う症状について」でした。高尾先生は産婦人科医として培った知識を分かりやすく解説してくださいます。
どうして、生理前はイライラするのか?どうして生理痛は起こるのか?PMSに対してヨガができることはあるのか・・・?などなどを医学・スポーツ科学に基づく根拠を持って教えてくださいます。
まずは、「月経周期がある女性のからだ(=自分のからだ)で何が起こっているか知る。」ということ。そして、そこから高尾先生が伝えたいことは、
月経周期と自分のからだを理解した上でできうることがある。
ということです。
それは具体的にどんなことなのでしょうか?
月経に左右されない生活を送ろう
高尾先生は、月経に関する解説をしながら、不調に関して何ができるのか?という具体例を一緒に説明します。
- 生理痛の薬をいつ飲むのが最適なのか?
- ピルを服用することも選択肢に入れる
- 生理中のヨガとの付き合い方
などです。そして、その渦中にいる時だけ対策をするのではなく、不調に陥りがちな月経前・月経中に対してできることをする。そして、その月経周期にのっとって、仕事の調整や運動の仕方を考えるということを伝えてくださいました。
月経によって右往左往させられるのではなく、自分が主体となって生活をきちんと管理する。
そんなことを高尾先生は伝えてくださいました。
現代だからこそ、できることがある
医療や科学が目覚ましく進化し続けています。
30年前であったら、PMSという言葉もなく、そして概念もありませんでした。当時はそれに対して対策をするということを思いつく人は皆無に近かったと思います。
でも、今はPMSという概念も女性のみならず男性にも浸透しています。そして、生理休暇がある会社もあって、時代は変わっています。
さまざまなエビデンスが出ている現代で、それを活かさない手はありません。
月経周期にからだの内側でどんなことが起こっているのか知ることは、より快適な毎日を過ごすことに繋がるはずです。そう実感した1日でした。
高尾先生、参加されたみなさま、お疲れ様でした(^^)