こんにちは。ヨガジェネレーションのカナです。
今日は、アジアやヨーロッパで大人気の講師、ダリオ・カルヴァルーゾ先生によるナヴァカラナ・ヴィンヤサの体験クラスについてレポートさせていただきます。
初めて会ったダリオ先生は、とても繊細で優しいジェントルマン
今や世界各国に熱狂的なファンを持つ大人気のダリオ先生。実際にお会いしてみると、その理由が一瞬で納得できてしまうほどのオーラの持ち主です。穏やかな表情で優しく話しかけてくださり、緊張していた私も、すぐにリラックスすることが出来ました。
レッスンの2時間前にスタジオに来て、セルフプラクティスに励んでいたダリオ先生。その真剣なまなざしと、ヨガと真摯に向き合う姿はまさに憧れの存在です。
神秘的な音と、優雅なシークエンスの世界
ナヴァカラナ・ヴィンヤサは、タンプラと呼ばれる伝統的な弦楽器の奏でる音と、ダリオ先生自身が刻むカラターラと呼ばれる木製楽器のリズムに合わせてシークエンスを行います。
インドの伝統舞踊からヒントを得ていることもあり、流れるようにしなやかな動作が特徴的で、その動きはとても優雅です。
インストラクションはサンスクリット語で行われるため、まるで本場のインドでヨガのレッスンを受けているような錯覚に陥るほどです。
目指すのは継続的な自己変容
「ナヴァカラナ・ヴィンヤサ」はサンスクリット語で、直訳すると「9つの動き」という意味になります。シークエンスには9つの決まった動きがあります。
- 中立
- 体の背面を伸ばす
- 体の前面を伸ばす
- 脇を伸ばす
- ねじり
- 逆転
- 四肢のバランス
- 強化
- 回復
これらのシークエンスを行って目指すのは「継続的な自己変容」。
過去にとらわれず、新しい自分に生まれかわりやすくなると考えられているメソッド。ダリオ先生が長い修行を経て生み出したこの“ナヴァカラナ・ヴィンヤサ”は、伝統的であり、ダリオ先生のなかで大切に生き続けています。
まるで別世界
独特の世界感のなかで行うヴィンヤサフローは、リズムを掴むまで最初は戸惑いますが、次第にそのリズムと自分の呼吸が合ってくるととても気持ちよく、終わった後は何とも言えない爽快感に包まれます。
しばらく耳に残るダリオ先生のうたうようなインストラクションも心地よく、レッスンの始まる前と後では本当に生まれ変わったかのような気分です。
ふだんヨガをしていて、絶対に味わうことのできないナヴァカラナ・ヴィンヤサの独特の世界感はやみ付きになります。
ぜひ一度、体験しに来てみてください!