ヨガのクラスに集まる女性たち

こんにちは!ヨガジェネレーションのカワミサです。今回の3話目から読んでくださっているかたもいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介です。

私は現在、2歳の子供の育児に奮闘するママさんヨガインストラクターでもありますが、出産する前はヨガインストラクターではありませんでした。

実は、妊娠をきっかけにマタニティヨガを始めたことから、「私も指導者になれるかも! 」と思いはじめ、ヨガインストラクターになりました。

1話目2話目に続き、最終回の3話目は、産後5ヶ月目から受講したRYT200ヨガ指導者養成講座(以下:RYT200)と産前・産後ヨガティーチャートレーニング(以下:TT )を経て思う、「ヨガで人が繋がり、生きやすい未来をつくる!」と考えていることについて書いていきます。

ヨガ指導者に資格はホントに必要なの?

黄色い壁の前の悩む女性

妊娠中にマタニティヨガTTを、産後に産後ヨガTTを受講して思ったのは、「人間の心と体は、奇跡のように素晴らしく神秘的に作られている」ということです。

そして「ヨガはこの神秘的な心と体を一体にして、進化させてくれるツール」と捉えるようになってから、さらに深く学びたい、そして多くの人にこの素晴らしい教えを伝えていきたい、と考えるようになりました。

そうなると当然、マタニティヨガや産後ヨガのベースとなる「ヨガの本質」をしっかり学ぶべきだと考え、ヨガ指導者養成講座を受講することに決めました。

そこで気になったのが、

ヨガ指導者目指すなら、RYT200とRPYT85は取得すべきか?

ということです。

RYT200などの資格を持っていなくても、素晴らしいヨガ指導者の先生はたくさんいらっしゃいますが、当時の私は「学びを深めるための1つの通過点」として、RYT200とRPYT85を取得することを目標にやってみよう!と心決めました。

資格の取得は目的ではありません。心の奥底に常にあったのは、「ヨガを必要としている人にヨガを届けたい。」ということ。そのために必要な知識とスキルと自信を身につける。こう考えただけで、未来が明るく輝き、熱い気持ちが沸き起こってきたのを覚えています。

頑張りすぎずに周りを頼ってRYT200を受講!

ダウンドッグのアジャスト風景

2話目で書いた産後ヨガTTの翌月から、ヨガジェネレーションでの「RYT200ヨガ指導者養成講座」がスタートしました。

この時は週1回の開催で、約5ヶ月間にわたる長期の講座でした。途中、子供の体調不良で半日ほど参加できなかった時もありましたが、ここでも周囲のサポートを受け、なんとか通い続けることができました。

1日の講座時間はそれなりに長時間だったため、授乳時間が空きすぎておっぱいが張る痛みと闘いながらも、1週間の中で唯一の「自由時間」を楽しく過ごさせてもらいました。

マタニティヨガや産後ヨガTTの時と比べ、RYT200に参加するかたの年齢やバックグラウンドは本当に様々!いろいろな人生を送ってきた、異なる価値観を持つ、でも同じ目標に向かう仲間がたくさんでき、人生の中でも特に濃密な時間を共有しました。

その当時も今も、変わらずに思うことは

ママがハッピーだと、子供も家族もハッピーになれる。

ということ。ママはついつい自分のことを後回しにしがちで、自分のために時間を自由に使うこともままならず、そのためにストレスを溜め込んでしまいます。でも、ママがハッピーな気持ちでいると、それが子供にも伝染して、子供の心も安定するように感じます。だから世のママは、自分を幸せにしてあげることをもっとするべきです!

私はこのRYT200の受講期間、周りの人をたくさん頼って、育児と学びの両方を楽しみました。そのおかげで、講座がない日でも常に充実した心でいることができたので、それに反比例するようにパパとの喧嘩も減ったほどです(笑)

たくましい女性が集結、産前・産後ヨガTT実践編

ヨガ指導者養成講座の集合写真

RYT200の終わりが見えてきた頃、同時期に、RPYT85の取得に繋がる「BlissBabyYoga 産前・産後ヨガTT 実践編」(以下:実践編)も受講しました。

私が受講した回のメインティーチャーは、マタニティヨガでも指導してくれたマリ先生で、驚いたことに先生は私の名前を覚えていてくれたのです!

ヨガジェネレーションの講師の方々は、人柄が温かくて素敵だな。

と、本当に嬉し思い、1年ぶりに見るマリ先生の笑顔に涙ぐんだものでした。

その時の回の参加者は、私以外はみな現役のヨガ指導者で、海外を渡り歩いてヨガを教えてきたかたや、自分でヨガスタジオを経営するかた、助産師でもありヨガ指導者でもあるかた、2児のママでありながらヨガを教えているかた、それぞれが自分の信じる道を歩んでいるたくましい女性が集まっていて、とても刺激的で楽しい3日間でした。

実践編とだけあって、講座の内容は「実際のクラスでどう対応するのか?」という、現場で活きる知識やシークエンス作り、ケーススタディに沿った対処法について学んでいき、参加者全員が積極的に参加したことで講座がとても盛り上がりました。

実践編に参加するかたは相当に強い思い入れを持って受講しているので、飛び交う意見や質問も多く、本当にためになる有意義な時間でした。

この時にとったノートは今でも大切な宝物のように、必要に応じては手にして、見返しています。

ヨガで人が繋がり、生きやすい未来をつくる!

手を繋いで楽しそうにする女性たち

「出産を控えた女性、産後のママたちをサポートしたい!」この一心で突き進んだ、マタニティヨガTT・産後ヨガTT・RYT200・実践編でしたが、結果的には、同じヨガジェネレーションで受講したことでスタッフさんとも繋がれたり、その後に参加した他の講座で受講生仲間と再開できたりと、本当に多くの出会いがありました。

私は「ヨガによって救われ、ヨガが人生を変えてくれた。」と信じているので、そのヨガで今困っている人、例えば産後のママたちや妊娠中の女性と繋がって、笑顔にすることができたらいいな、そしてもっと女性が生きやす社会を作れたらいいな、と常日頃考えています。

誰かの協力が必要なのであれば、その相手を頼っていいのです。

私はヨガを始めてから知ったヨガの語源「繋がる」を最近強く感じます。自分から繋がろうとすると、人はあなたに手を差し伸べてくれます。1人で頑張りすぎないで周りの人と繋がってください。そうやって私たちは皆、生きているのですから。

出産や病気、育児や介護、仕事や家族との関係、その他のライフイベント…私たちを取り巻く世界にはいくつもの難関が現れます。それらの出来事と向き合う時、ヨガ的な心で向き合うと少し違った物事の側面が見えてきます。そしてその捉え方は、私たちを「幸せな人生」へと導いてくれていると信じています。

そういったヨガが与えてくれる「気づき」を、もっと多くの人とをシェアできたら、世界はもっと生きやすくなると思いませんか?

あなたが信じるヨガで助けが必要な人をサポートできるように、これからも学び、一緒に成長していきましょう。

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第1話:マタニティヨガを始めたら「指導者になれるかも!」の想いが高まった!
第2話:思ってたんと違う…産後ママにとってホントに必要なヨガとは?