目次
医療が目まぐるしく発達し、人生100年時代と言われている昨今ですが、平均寿命に対し、自立して生活できる健康寿命には約10年の差があるといわれています。今年30歳になった私であれば、あと70年という時間を、この体と過ごしていかなければなりません。
みなさん、こんにちは!ヨガジェネレーションのさくらです。
突然ですが…皆さんはこれまででご自身の体と真剣に向き合った!という経験をしたことがありますか?
5月にスタートしたTHE BASICの第3期。この期のアシスタントとして私はこのプログラムに再び参加させていただきました。昨年の秋にリハーサルに参加させていただいてから約半年ぶりのTHE BASIC。このプログラムにどんな方がどんな思いをもって参加してくださるのか、私もリハーサルに参加したこともあり、この日を迎えることがとても楽しみでした。
もっと自分の体のことを知りたい…!
第3期の初日。コロナ禍にも関わらず、定員いっぱいの13名の皆さんが祐天寺に足を運んでくださいました。それぞれ皆さんがどんな思いをもってこのプログラムに参加してくださったのか…。
- 体が硬いし、筋力もない。しっかり自分の体を見て欲しい。
- これから女性として結婚、出産、妊娠を迎える中で、自信のある体を作りたい。
- 体をきちんとつかえているのかわからない。
- このプログラムをきっかけに体を変えていきたい
皆さんの言葉を通して伝わってきたこと、それは『もっと自分の体を知りたい!理想の体に変えていきたい』ということ。
多くの人が感じている、日常の中の小さなストレス。
体は箱。だからきちんとメンテナンスすることが大事なのです!
涼子先生は講座の中でこうおっしゃいました。
今回の第3期に参加してくださった皆さんは、日頃からヨガや運動をされている方が多く、体に何か問題や不調を抱えているなんてことは見た目からは想像つかないような方ばかり。でもそんな皆さんであってもご自身にしかわからないような、小さな不調をかかえていらっしゃいました。
「疲れやすい」「朝が起きるのが辛い」「自分の体に自信がない」
それは私も例外でなく、私は長時間座っているのがすごく苦手で、姿勢を正して座ってもすぐに猫背になってしまい、首や肩がすぐにカチカチに…。でもそれがどうして起きるのか私の体には何が必要なのかなんて、これまであまり考えてくることはありませんでした。
こうやって多くの人が、日常生活の中で小さな生きづらさやストレスを抱えながら日々を過ごしていっているのかもしれません。
常に意識は自分の体の中へ。自分の体の中をとことん突き詰める!
THE BASICは解剖学をもとに考えられたメソッド。このプログラムの中では自分の中にある骨や筋肉、体の端から端までとにかく自分の体に真剣に向き合っていきます。
この動きをすると、奥深くが締まっていく感覚があるな…。あ!骨盤底筋はここだ!
そんな気づきが、THE BASICでは毎日のように産まれていきます。
私はもともと解剖学の知識はほぼ0。しかしそんな私でもTHE BASICを続けていくと段々と骨や筋肉がどのように動いていくのかがわかるようになったのは、THE BASICの間、常に内側に意識を向け、自分の体の軸を探し続けていたからなのかもしれません。
THE BASICに出会い、初めて自分の体と真剣に向き合ったことで、自分の体を知ることができたような気がします。
今日で終わりではなく今日からがスタート!
いよいよ迎えた最終日。
はじめから、決していわゆる不健康な体ではなかったみなさん。でも最終日を迎えたこの日あらためて初日を振り返ると3か月前とは明らかに違う佇まいをした、みなさんがそこにはいらっしゃいました。
キリっとした表情。凛とした佇まい。
「これからもTHE BASICは続けていきます」
これは第三期のみなさんが口を揃えて仰っていた言葉です。
それは紛れもなく、皆さんが自分の体を知り、変化を実感できたからなのではないでしょうか。
今日で終わりではなく今日からがスタート
このプログラムで学んでいくことは、この3ヶ月で終わりではありません。
何十年と続くであろう人生を共にしていく体。この先、環境の変化や年齢など様々な変化に影響を受け、自分の意志に反して体が変わっていくこともあるかもしれません。
しかし、ここで学んだ一本の軸があれば、どんなことが起きても、その変化は最小限で抑えられ、ブレたときには戻るべき場所に戻すことができるような力を、この三ヶ月で備えることができたような気がします。
私もこれから先の人生がこのTHE BASICのおかげで、もっと楽しみになりました。
最後になりましたが、THE BASIC東京第三期のみなさん、そして涼子先生、三か月間本当にありがとうございました!