こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。私ごとですが、3月下旬に、転倒して右足首を捻挫(ねんざ)しました。整形外科の先生から、「3週間は安静にしてね。」と言われ、サポーターで右足を固定して、生活しています。階段の下りが特にきつかったり、歩く時に痛みがあったり、どこかに軽くぶつけただけでも激痛だったりしています・・・。
普通に生活できることのありがたさを、身に沁みる毎日です。皆さんはどんな風に4月を迎えましたか?
「傷めたのは、前距腓靭帯だと思う。」とさかたのりこ先生
私は捻挫したその日、動画の撮影とアナトミック骨盤ヨガを受けるために、さかたのりこ先生のスタジオにお邪魔する予定でした。自宅から電車に乗るため、駅に向かう途中で転倒。「グキッ」と聞こえた気がして、「これはやばいかも・・・」と立ち上がると激痛・・・。「これは今日は、行けないわ・・・」とのりこ先生に電話。
状況を説明すると、「多分、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)を傷めてると思う。すぐに整形外科で診てもらって!」と的確なアドバイスをくださいました。
整形外科の先生も、「あー、前距腓靭帯が左の足より、2センチも腫れているね。」と・・。のりこ先生のおっしゃる通りの結果でした。
内田先生が教えてくれた足首の捻挫にできること。
捻挫してから約1週間後。私の職場であるオハナスマイル祐天寺店に、ヨガ解剖学講師で鍼灸師の内田かつのり先生がいらっしゃいました。講座が終了して、「かめこ、ちょっと足を見せて!」と言ってくださって、内田先生が触察をしてくださいました。「これは痛かったね・・・」と、内田先生。
「足首を屈曲させる時と、伸展させる時、どっちがキツい?」と聞いてくださって、私が答えると、内田先生は、「かめこは、前脛骨筋をほぐすようにした方がいいよ」と、教えてくれました。
「どの筋肉だろう?」と、後で本で調べてみると、捻挫で足首を固定し始めてから、よくつる筋肉でした。
筋連結が分かると、患部を触らなくてもアプローチができる!
私が痛めた前距腓靭帯。この靭帯を動かなさいために、サポーターで足首を固定しています。そうすると、当然足首から下は動かなく、筋肉はカチコチに固まります。
「足首の捻挫で、お尻まで固くなっちゃう人も多いからね。」と、隣にいたのりこ先生が補足をしてくださいました。
筋連結と言って、筋肉同士は繋がっています。足首を捻挫することで、すねや太もも、お尻の筋肉までもが固くなるそうです。
逆に直接、足首の筋肉は痛くて触れない状態でも、お尻や太もも、すねにある筋肉をほぐすことで、足首にまでアプローチができるということです!
内田先生は「治療の現場では当たり前になってることだよ。」とも教えてくれました。
内田先生、のりこ先生、色々なことを教えてくださってありがとうございます。解剖学の知識を身につけると、怪我に対しても様々なことが的確にできるようになるんだなと、改めて感動しました!
それから、私は毎日、前脛骨筋をほぐすようにしています。足首の捻挫にこんなアプローチの方法があるなんて!と感動しました。それから、足はつらなくなりました!そして、回復の速度が上がっているような気がします^^
10月28日(金)に、「筋連結(アナトミートレイン)をヨガに活かす!ワークショップ」が、東京のオハナスマイル祐天寺第2スタジオで開催されます。気になった方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。