今年の立冬は11月7日でした。もう暦の上では冬。今年も残すところあとわずか。1年経つのは本当に早いですね。
こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。
クリスマス・お正月・成人式などなど、何かとイベントの多い冬。でも、その華やかさとは反対に、「冬場は理由もなく気持ちが沈む・・・」という方も多いのではないでしょうか?
それはもしかして、”冬季うつ”の症状が出ているのかもしれません。
こんな症状はありませんか?”冬季うつ”の原因は○○
冬場に、こんな症状はありませんか?
- 気分が落ち込みやすい
- やる気が出ない
- 普段より食べ過ぎてしまう
- 眠くてたまらない
- イライラしやすい
- 仕事や家事に集中できない
冬季うつは、「季節性情動障害」と言われる心の病気です。主な原因は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が減少することだと考えられています。
「セロトニンが関わっているのか・・・」と思い、ヨガジェネレーションでも講座をしていただいている医師でセロトニン研究の世界的権威である有田秀穂先生に、お話を伺いました。
なぜ冬場にセロトニンが減少する?有田秀穂先生に伺いました。
冬場は、セロトニンが活性化する状況とは、逆の状況になりやすい。
と、有田先生は言います。下記の状況でセロトニンは活性化されると考えられています。
セロトニンの分泌を増やすためにすること
- 太陽の光を浴びる
- (歩く・自転車に乗るなど、)体を動かす
という非常にシンプルなもの!でも冬になると、下記の2点で、他の季節よりもセロトニンの脳内分泌がしにくくなってしまうのです。
冬はセロトニン活性と逆な状況になる
- 日照時間が短くなる
- 寒くて外に出ずに部屋にこもってしまう
・・・ということは、対策も非常にシンプル!「太陽の光を浴びる」「体を動かす」を意識的に行えばいいのです。
有田先生は「朝ヨガも有効です。」とおしゃっていましたよ^^
「メンタルの不調がおきやすい時期」ということを意識して生活しよう!
有田先生は、with コロナ時代の生活も、セロトニンを欠乏させる生活であると危惧しています。確かに、テレワークや、外出自粛で、セロトニンの分泌が減少しそうな生活ですよね。
with コロナの生活様式、そして、冬場は、「状況的にメンタルが落ちやすい」ということを知って、「生活にセロトニンを活性化させる習慣を意識的に取り入れる」ということで、メンタルの不調を防げる、または、症状を軽くできるのです。
幸せホルモンを活性化させて、寒い冬を元気に乗り切りましょう!
有田先生、貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。
有田先生のお話が聞けるより詳しい内容の動画が、ヨガジェネレーションのYouTubeで、近日公開されます。お楽しみに!
そして、11月14日(日)には、有田先生から直接セロトニンについて学べる講座がオンラインで開催されます^^詳しく学びたい方は、ぜひ、こちら↓をチェックしてみて下さいね。