こんばんは、ヨガジェネレーションのかめこです。
私は栃木県出身で、現在東京在住の一人暮らしです。月に1度は、片道2時間の実家に帰るようにしています。毎月、仕事のシフトを組む際も、「いつ帰れるか?」をまず考えます。24時間滞在ができなくてもいいから、帰る日を作っています。(ちなみにこんな私はアラフォーです・・(´・ω・`))
どうして私が毎月実家に帰るのか?その理由が今日分かった気がしました。
それは、内田かつのり先生が「シニアヨガ指導者養成講座」で、お話されていたことで、はっきりとしたのです。
シニアの幸せはどこにある?
シニアになると、行動範囲が狭くなるということに同意される方も多いのではないでしょうか?
家庭とスーパーと医者だけが行動範囲になるという方も事実として多いようです。(内田先生はこれをミクロという言葉で表現していました。)
世界が小さくなるからこそ、目の前の一つ一つの事柄が大きく気持ちや生活に大きな影響力を持つのです。
シニア世代の幸せは手の届く範囲に確実に存在させることができるのです。その役割をヨガインストラクターは担うことができると思いました。そこに必要なのは、相手を尊重し、寄り添う気持ちだと、内田先生は話されていました。
そのお話があったのは3日間、シニアの体と解剖学を学んだ後でした。そのタイミングだったからこそ、参加したみなさんの心により響いたのではないでしょうか?私はそう思いました。
私たちに、「今だから、できることがある。」
この「シニアヨガ指導者養成講座」のテキストの表紙には、
今だから、できることがある。
という文言が書かれています。
この文言には内田先生の想いが詰まっています。
それは、内田先生自身がお母さまの実体験から、痛感したこと。だからこそ、一番伝えたいこと。
内田先生には、「もっとああしていればよかった・・・」という反省や後悔に近い想いを感じたことがあったのかもしれません。(これはあくまでも私の想像です・・・)
だからこそ、ヨガ指導者やシニアの体と向き合う職業の方、そして、シニアが身近にいる方全員に伝えたいのは、「今だから、できることがある。」なのです。
皆さんは、今、目の前のシニアの方に何かをしていますか?
「今だから、できることがある。」はシニアの方に直接向けた言葉ではなく、シニアをサポートできる世代に向けた言葉です。
「今でだから、できること」をバージョンアップさせませんか?
私がなぜ実家に帰るのか?は、「幸せを確認している」だけだなと、内田先生の話を聞いていたら、恥ずかしい気持ちになりました。
現在、私の実家は両親(70代父・母)と兄の家族(兄+兄嫁+子供3人)の2世帯住居です。
自分でいうのも何なのですが・・・私は今の実家の状態を「これ以上、幸せという言葉が当てはまる空間はないのではないか。」と真剣に思っています。
幸い両親は健康で、それぞれに趣味を持ち、孫が毎日遊びに来る。両親は今人生で1番幸せな時間を過ごしているのではないかと思うのです。「その状況がきちんと続いているのか?」それを小心者の私は確認しに帰っているに過ぎないと、今日、思いました。
内田先生の話を聞いて、この幸せな時にこそ、私にはもっとできることがあると、思いました。「私ももっと体について勉強して、両親と一緒にヨガができたらいいな。」と真剣に思いました。
内田先生、参加されたみなさま、本当に3日間ありがとうございました!参加されたみなさんは、きっと、「今だから、できること。」が確実に増えたと思います。本当にお疲れ様でした!
みなさんがそれぞれの場所で、シニアの笑顔を作ることを楽しみにしています!