ヨーコ先生のプラサリータ・パドッターナアーサナ

アシュタンガヨガを始めた頃、一番嫌いだったのが、プラサリータ・パドッタナーサナ。(今は、トリコナ―サナ。←しつこい。笑)

なぜなら、起き上がる度に立ち眩みがするから。全然好きになれませんでした。

こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。

今日はいよいよ終盤に差し掛かってきたマイソール入門コース3日目。スタンディングポーズが増えた1週間の練習の様子をヨーコ先生が聞いてくれました。中でも最も多かったのが、「プラサリータ・パドッタナーサナで頭がクラクラするんです…」というもの。

その気持ち、良くわかります。

ヨガの面白さは嫌いなポーズの克服にある!?

ヨーコ先生のプラサリータ・パドッターナアーサナA


特に、アシュタンガヨガのアーサナは、中々一筋縄でいかないポーズが多く、悪戦苦闘します。私はめちゃくちゃ体が硬いというわけでもなければ、運動能力が低いわけでもありません。だけど、まぁ基本のポーズが出来ないんです。笑えるほど。

更に、上手く出来るできないよりも、痛みや不快感って嫌なものですよね。

冒頭にも書いた通りプラサリータ・パドッタナーサナは、毎回立ち眩みがするので、プライマリーシリーズの前半から練習が嫌になる1つの原因だったと思います。(笑)

ヨーコ先生曰く、このポーズの肝も「バンダ」。(ヨーコ先生のお得意)あと、これは私の意見ですが、ヨーコ先生の教えてくれる呼吸のタイミングはとても重要だと思います。ちゃんと呼吸に合わせて、ヨーコ先生のバンダ論の通りに行うと、立ち眩みはかなり軽減します。

床を信頼する。踏むことの大切さと足の使い方

ヨーコ先生の足の使い方の説明風景
足は正面を使う、と説明してくれるヨーコ先生

そして、今回の入門コースでは話に出てこなかったけれど、ヨーコ先生が、以前何かの講座で言ってたのが、

「床を信用する」

ということ。プラサリータ・パドッタナーサナでは、前屈することばかり考えて、足元がふわふわしがち。全体重が頭の方にいってるんじゃないかと思うくらい、前にいこうとします。でも、大切なのは足元。床をしっかり踏むこと。これも意識すると、立ち眩みが減ったように思います。(きっと個人差はあると思います。あくまでも私の体験)

それから、太ももの前面を使うこともポイント。前屈するときに脚の裏側を伸ばして使うとハムストリングを痛める原因に。なので膝は曲げてもいいから、脚の前面を引き上げるようにして使うことで、バンダが入るのだそう。

未だ、プラサリータ・パドッタナーサナA~Dはちょっとためらうけれど、嫌いなポーズではなくなりました。立ち眩みしちゃう人はぜひ、ヨーコ先生に弟子入りを。私も、最初は、毎回目の前が真っ白になってましたので、大丈夫。きっと軽減します。

ヨガの練習が日常に活かせるように

練習中の痛みや不快感は、その時は、どうしてもそこに囚われてしまいがち。たった半年しか経っていないのに、結構あった嫌なこと。

・ヴィンヤサが疲れる
・チャトランガで腕が痛い
・プラサリータ・パドッタナーサナで立ち眩みがする
・ダウンドッグ胸椎の下の方が痛い
・トリコナ―サナで首が痛い

他にもいろんなことを乗り越えた気がする。(笑)大抵の嫌なことからは逃げようとする私ですが、今のところ、

「大抵逃げるんだし、ヨガくらいは逃げないようにしよっか」

と思いながらやっています。でも、楽しいのが、課題はもちろんあるんだけど、そこから「抜けた!」と思うときですね。先週まで首が痛くて、嫌だったのに、ここ数日調子が良いので、ヨガが楽しい。(単純。笑)

ヨガの練習はデトックス!?毎日の練習の効果

ヨーコ・フジワラ先生のマイソール入門クラス


ヨーコ先生が講座の最初にこんなことをお話されていました。

ヨガって毎日練習していると、ちょっと調子が悪くなったりすることもあるのね、ハワイの合宿形式でトレーニングをしていたりすると、3週間連続で集中して練習するじゃない?そうすると、体の内側に溜まっている悪いものを外に出そうとするんだろうね。体以外にも、メンタル的な部分でも、すっかり忘れてた昔の嫌なことを思い出したり、そういうこともあったりするんだけど。それも含めて、ヨガって色んなことに効くんだよね

普段は忘れて、気に留めていなかった嫌なことが蘇ってきたり、わかっているけど蓋をしてた感情に向き合うことがあったり。毎日ヨガを行うと色々な自分と出会うことになります。

これはこれで、それに振り回されることなく、静かに見守ることができるようになるといいですよね。

体だけでなく、メンタル面でのデトックス効果もあるアシュタンガヨガ。ヨーコ先生の下でぜひ始めてみてほしいと思います。

6月には、ヨーコ先生の逆転・アームバランスのテクニックを学ぶ講座やジャンプバック&ジャンプスルーの講座など、いつも以上にヨーコ先生に逢える機会がたくさんありますので、皆さんお楽しみに!