毎日当たり前に何かを続けた5日間
アーユルヴェーダを実践しながら毎日自分の体質と向き合い、少しずつ生活を改善していった5日間。自律神経を整え、消化力を高め、肥満の解消方法を知り、ストレスを溜めない生活習慣を身につける。自分の体温や食事内容、心の変化を書き留めたそれぞれの日記帳には、この長いようで短い期間の間に起きた様々な変化が記されていました。
福田真理先生によるアーユルヴェーダヨガ5日間実践プログラムのご紹介、最終回となる今回は皆様に起きた変化を少しだけご紹介させていただきます。
自分の体質と向き合えた
元々不整脈の症状を抱えており、毎日続けることに対して少々不安を感じていたという参加者。前半に教わった片鼻呼吸法を続けている内に、その症状が随分と落ち着いたと言います。
「毎日をこんなに当たり前に過ごせるとは思っていなかった。紹介いただいた方法の中から、なんとなく自分が気持ちいいかなと思うことを試している内に、不整脈も楽になりました。ここに来るのが楽しくて仕方なかったです」
早速とても驚きのご報告をしてくださいました。毎日自身の体と向き合って、自分が心地良く過ごせる方法を試していた参加者。「自分のバランスが取れていればそれだけで幸せ」という真理先生の言葉を自然と実践されていたようです。
苦手だったことも楽しめた
朝起きることが苦手だったという参加者。夜も寝付けないことがあったり、どちらかというと”できないこと”にばかり意識が向きがちだったと言います。5日間を通して1番の変化は、朝が楽しみになったことだそうです。
「毎日決まった時間から始まるこの時間が楽しみでした。教わった色々な呼吸法をしたり、朝は白湯を飲んだりしている内に、起きるのが辛くなくなりました」
ヨガのポーズでは特にダウンドッグが苦手だったけれど、その辛さもなくなったといます。初日に真理先生が1人1人ポーズの取り方を変えて指導したダウンドッグ。自分の体や心に合った取り方が見つかったようですね。
周囲への良い影響が出始めた
ヨガやアーユルヴェーダを実践していても、家族の間ではなかなか受け入れられずらいということを感じていたという参加者。理想的と言われる生活リズムの通りにはどうしても寝起きできないし、食事も体にいいものをたくさん実践したいけれど、なかなか踏み出せずにいたとのこと。
「難しいと思っていた娘と向き合って話すことができました。これからは少しずつ早く寝ることから2人で始めていきます。また、週に1度はアーユルヴェーダの教えをたっぷり詰め込んだ食事をします!」
日々生き生きとしていく参加者の姿を見て、健康食嫌いの娘さんも考えが変わってきたようです。言葉では伝わらないことも、実践して見せることで心を動かせるのもアーユルヴェーダの素晴らしいところです。
「今」過ごす時間を大切に
アーユルヴェーダ5日間実践の様子、いかがでしたでしょうか?上記の他にも、太陽のサイクルとともに生活できるようになった、過去のトラウマを楽に捉えられるようになったなど、今回は心への変化を感じている方が多くいらっしゃいました。
参加された皆様に共通していたことは、「今」自分がしている呼吸や体の様子、気持ちの状態を受け入れたこと。それぞれが日常を楽しむ方法を見つけ、素敵な笑顔を見せています。「ここで覚えた様々な習慣をこれからも続けたい」と語る皆様と、それを優しく見守る真理先生の笑顔がとても印象的でした。
次はどんな変化が訪れるのでしょうか?真理先生と過ごす5日間、次回の開催が楽しみですね。