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こんにちは。主に海外講師を担当しているヨガジェネレーションのがんちゃんです。
今日はハワイの大人気講師、キャシー・ルイーズ先生をご紹介!太陽のように明るい彼女のクラスはとにかく笑いが絶えません。
自分にやさしくすることが難しい現代
誰もが目まぐるしい日常をおくる現代。でも「落ち着いて自分のペースを取り戻すことはとても重要(Slowing down is very important)」と言葉を変えて何度も強調していたキャシー先生。
「私たちは”ゆったり過ごすこと””ラクをすること”に対してネガティブな印象を持ってしまいがち。そして圧倒的に自分を労る”努力”が足りない!確実に私たちの身体は刻々と変化し老いているのだからもっとそうしたことに意識を向けるべきじゃない?」
勤勉かつ真面目に”頑張る”ことが美徳とされる日本社会の一員として、なんだか新鮮な響きでした。
ヨガは歓びであるべき!ストレスになってはならない
「忙しい日常において、ヨガはストレスを和らげるものであるべき。そしてクラスが終わる頃には、生徒さんが自分をもっと好きになる。そんなクラスにしたいといつも思っているの!」と言い切るキャシー先生。
うんと負荷が強いクラスや難易度が高いクラス、生徒さんの間違いを厳しく指摘するクラスももちろんあってよいけれどそれは自分のスタイルではないとおっしゃっていました。
また「初心者に教える際は同じことを4〜5回、違う角度から伝えてあげると良いわね」とクラスのわかりやすさの重要性についても触れていました。
「アジャスト、シークエンス、女性のケア」に特化したヨガ指導者養成講座!
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教える側も柔軟な思考でいる方がストレスがない
自身も女性でありながらアシュタンガヨガの正式な指導者資格を保持し、ハワイのスタジオでもアシュタンガをベースに30年以上指導を続けていますが、例えば「3つのマスターシークエンスを習得する ヨガ指導者養成講座」では女性のライフステージや体調に合わせた3つのヨガクラス(緩める・強める・回復する)を提案しています。
当たり前ですが、生徒さんの嗜好はさまざま。先生自身は性格的にヴィンヤサが大好きで、陰ヨガやリストラティブヨガをすると「・・・だから?もっと動きた〜い!」とウズウズしてしまうそう。また生徒さんが怪我をしていたり、妊娠中である場合、一辺倒なヨガクラスしかできなければ為す術がなくなってしまいます。
複数の指導パターンを引き出しとして持ち、自由に組み合わせられるようになると指導者としてのストレスがぐっと減るだけでなく、実験や創造をすること自体がとても楽しい作業に変わる!と瞳を輝かせながら熱弁していました。
アジャストは怒ったように強引に、ではなく「ハグ」するようにハッピーに!
ヨガ指導者として苦手意識を持ちがちなアジャストですが、これもキャシー先生の手にかかると見方がガラリと変わります。
アジャストの指導では、まず“先生自身が”自分のコンディションをよく把握した上で、無理をしないことの大切さを強調。また、”No Angry Adjustment!” つまり「怒っているかのように強く押すアジャストは禁止よ!」ともおっしゃっていました。自分の体の重さを上手に使って、やさしく、サポートするようなアジャストをすることが大切と説いていました。
キャシー先生に会える機会は年に2回しかありませんので、どうぞお見逃しなく☆彼女のハッピーオーラに触れないのは”損”ですよ〜!