キャシー先生が三角のポーズをアジャストしている様子

こんにちは、ひぐっちゃんです!

パープルヨガ・ハワイのオーナーでありヨガ講師であるキャシー・ルイーズ先生は、世界中の生徒から慕われ、スタジオには世界各国から生徒が訪れています。

その魅力は、常に初心を忘れない謙虚さと何よりも来てくれた生徒にヨガを楽しんでもらいたいという情熱にありました。

今回は、キャシー先生が日頃どのようなマインドで指導に臨んでいるか分かる、インタビュー記事をご紹介いたします♪

※本記事は、ヨガジェネレーションの講座パンフレット<2018年1~4月号>より抜粋しています。

【質問1】ヨガクラスをする際に一番大切にしていることは何ですか?

笑顔のキャシー・ルイーズ先生
自分の「弱み」を見せることです。私はよく笑うし、堂々としている、小柄な割に声は通るし、自信たっぷりに見えるでしょう?

けれどヨガを教え始めて30年近く経つ今でも、クラスの最初は毎回恐いし緊張もします。それに最初から自己肯定感が強い人間だったわけではなく、ヨガがあったからこそ今の私になれたのだと思います。

こうしたことを素直に生徒に話します。私が弱みを見せることで生徒も気持ちがラクになり、それによって私も教えやすくなります。お互いにとってありのままでいられる関係が良いクラスづくりにつながります。

【質問2】生徒のレベルがバラバラで困っている方へのアドバイスをお願いします。

キャシー先生のヴィンヤサクラスの様子
ヨガでは身体の柔らかさが注目されがちですが、私は「マインド・心の柔軟」の方がよほど重要だと思います。ヨガ指導者であればなおさらですね。

クラスでの指導に関して言うと、日頃のご自身の練習時に初心者から上級者まで、どんな生徒にも対応できるように考えながら行うことをオススメします。どんなアサナも練習方法はいろいろあります。指導も実験だと思って楽しんでいきましょう!

レベルを高めに設定してそれを全員にやらせてしまうと、ついていけない生徒は「上手くできなかった」と自分を否定してしまいます。

でも生徒のレベルに合った練習法を提案できればその生徒の小さな自信に繋がります。そしてそれはヨガ指導者の自信にもなります。ヨガ指導者と生徒がお互いに自信を与え合うような関係が理想的ですね!

【質問3】ハンズ・オン(手で触れる)アジャストメントのコツを教えてください。

キャシー先生が生徒のかかとに手を触れている様子
生徒のアサナを「直そう」としないことです。体が柔らかい生徒も、硬い生徒も、筋力が弱く安定しない生徒も皆それぞれにベストを尽くしているのですから!体にただ手を触れる、添えるだけでも効果はあります。

生徒の動きや呼吸をやさしくフォローする意識で十分です。そうすれば怪我をさせるリスクも格段に減ります。

「触れる」という行為には言葉でのインストラクションとは全く違った価値があると信じています。手の温かさからも「あなたはOK!」と伝えたいですね。

等身大の自分でいることの大切さ

優しく明るく笑いかけるキャシー
このインタビューを通して、キャシー先生が国籍や年齢・性別問わず世界中の生徒から慕われている理由が分かったような気がしますね♪

先生自身が等身大であることはもちろん、生徒が等身大でいられるようなクラスづくりをしているからだと私は感じました。そうすることで、生徒が安心してクラスに参加でき、楽しかったと思えるのでしょう。

今回は主にヨガ講師としての心構えご紹介しましたが、次回は母親として、ヨギーニとして、ヨガ講師としてのキャシー先生のビジョンとゴールについてご紹介いたします♪乞うご期待!