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3週間ハワイ・オアフ島でヨガ漬けの日々を送る、RYT200取得ヨガ留学企画サンガワイ。ハワイのリトリート施設で3週間缶詰状態(!?)になるこの企画にはメイン講師、ヨーコ・フジワラ先生と共に、3週間をサポートしてくれているアシスタントさんがいらっしゃいます。
その名もトリさん。普段はハワイ島で住んでいらっしゃるのですが、この秋のヨーコ・フジワラ全国ツアーでは、全ての日程、ヨーコ先生と共に回り、4都市のワークショップでもアシスタントをしてくださいました。
サンガワイでの3週間を終えて帰ってくる生徒さんが口々におっしゃるのが
トリちゃんのサポートがあったから頑張れたんです
という言葉。愛を持って時に厳しく指導して下さるヨーコ先生の傍ら、優しく包み込んでくれるトリさんというアシスタントの存在。ヨーコ先生はよくサンガワイのお話をする際に、
トリちゃんは、サンガワイのお母さん。私はお父さんね。
とお話してくれます。今回は、そのお母さん的存在のトリさんから、ヨーコ先生の魅力、そしてサンガワイの魅力についてインタビューさせていただきました。これからサンガワイに行こうと思っていらっしゃる皆さんにも素敵なトリさんの人柄が伝わればいいなと思います。
トリちゃんとヨーコ・フジワラ先生、パープルヨガでの運命の出会い
トリさんはいつからハワイにいらっしゃるんですか?
もうすぐ7年くらいかな?
長いんですね!ヨーコ先生とはそのころから?
そうだね。アシュタンガヨガができる所とイルカと泳げる所って探したらハワイだったから、ハワイにいるんだけどね(笑)
最初は、キャシー先生(ヨーコ先生の師匠)しか知らずに、パープルヨガ(キャシー先生のハワイのヨガスタジオ)に行ったんだけど。練習をしていたら、すごい人がいるなーと思って。それがヨーコさん。
一緒に練習してたんですか?
そう。パープルヨガはいつ行っても練習ができたから、ときにヨーコさんと一緒に練習して、ときにはヨーコさんが先生だったの。ヨーコさんからは今まで言われなかった指摘やアドバイスをたくさん言われたね。
例えば?
私も6~7年アシュタンガヨガをやっていて、ある程度出来てしまっているところもあったのね。アシュタンガヨガはどうしてもポーズを追ってしまうところがあるから、ある程度までポーズを貰って、少し粋がってたところがあった(笑)
簡単に言うと基礎がなっていないまま練習してたんだけど。基本的なことや苦手なところをスルーして練習してきちゃってたの。だけどその基本的で大事なことや、体の使い方や、呼吸の仕方、苦手な部分をしっかりと見抜いて的確にアドバイスをくれたのがヨーコさん。
だから今もアシュタンガを続けてられてる。まだまだ苦手な部分があるけれど、それに向き合っていってちょっとながらも進歩したり、何より怪我が少なくなった。そしていろんな発見や研究をすることの楽しさを教えてくれた。
「トリちゃんってどんな人?」ハワイヨガ留学に携わるきっかけ
サンガワイは、1期からずっと関わって頂いていてるんですよね?
そうだね。
最初、どんな風に一緒にすることになったんですか?
初めて、ヨーコさんからお話を聞いたとき「私はトレーニングをやりたいっていうよりもヨガの考え方や生き方をシェアできるコミュニティを作りたい」っておっしゃってたの。その中で先生を育てていきたい」って。その後に、「トリちゃんはどんな人なの?」って聞かれたんだよね。
それ、おもしろい質問ですね。(笑)普段あまり聞かれることないですよね。あなたどんな人なの?って。
練習は見てもらってたし、それだけでも色々なことが見えていたと思うんだけどね。(笑)考え方とかプライベートとかがどんな感じなの?ってことだよね。
で、なんて答えたんですか?
私は、言われたことはきちんとする方だけど、なんせマイペースだからノロいって言われる、って言ったの覚えてる(笑)
あはは
でも、私もね、一生懸命アシュタンガヨガを練習していて、女性の先生に弟子入りしたいなって思っていた時期があったの。でも、それもちょっと熱が冷めて、諦めていたんだけど、ヨーコさんに誘われて、弟子入りとは少し違うけれど「この人から生き方とか考え方を学んでみたい」と思ったから、すごく嬉しかった。そこからは話がどんどん進んでいって、酒造さん(弊社代表)やRYUさん(東京ヨガウェア2.0の店長)がハワイに視察に来て、一緒にファームを見に行ってってしたね。
アシスタントから見るヨーコ・フジワラの魅力とは?
トリさんはヨーコさんのどんなところが好きですか?
すごく人間らしいところかな。
人間らしい?
自分に正直で、かっこつけないし、生き方自体が自然体でヨガそのもの。ちゃんと今いわなきゃいけないことを、その人に必要な形で言える人。ときには厳しくね。「怒れる人」なんだよね。なかなかそういう人になるって難しいと思う。でも昔はそうじゃなかったみたいだけど
そうなんですか?
うん。今は、その人の成長を考えて、良いことも厳しいこともきちんと言ってくれる。それは私だけじゃなくて、全部の生徒に対して、やってくれる。先生として、というよりも心からその人の将来について考えられる人。
今だけを見るんじゃなくて、その子の将来を考えるとこういうことが必要なんじゃないか、ってことを読み取るのにとっても長けているんだよね。今、目の前にいる人を喜ばせるためじゃなくて、将来的にその人が成長するためにやっていることや言ってることがたくさんあるんだよね。
そんな先生に習える生徒さんって幸せですね。
小さい頃から色々な経験をしてきている人なんだけど、人にそれを伝えるために、そういった経験をしてきた人なんだなって思う。この先もね、人が人生を生きやすいようにリードする天命を持っているんだと思うね。同じことをしていても、そこから得る情報とか論理的に伝える能力とかがすごいなって思うから。
1つの物事を見たり聞いたりしたときに、10個くらいの情報を得る人っていますよね。すごく羨ましいです。
すごいよね。でも人にはそれどれ、そういう天命があるんだと思うの。私もね、自分が中々自信が持てなくて。サンガワイ生がそれぞれ自信を持っていく姿を応援しているうちに、私も自分自身で自信を持てるようになったの私はきっと人の良いところを探したり、見つけたり、それを励ましていく、自信を持たせてあげることが得意なのかなって。そういう所は、私の取り得として、サンガワイで活かしていこうって思えるようになったよ。
飴と鞭。2人が生み出すサンガワイのハーモニー
私はトリさんも、生徒さんをすごくよく見てるなって思いますよ。
見るのは好きだね、たぶん。
ヨーコさんみたいに、ダメなものをダメって叱ってくれる人と「大丈夫だよ」ってちゃんと包んでくれる人がいたらすごくバランス良いですよね。
夫婦にしても、恋人にしてもうまくいっているところはそういうハーモニーが生まれるんだよね。最初は何となくだったんだけど、それが、回を重ねるごとに「やっぱりそうだ」って確信を持てるようになってきたかな。仮にこの子はここを言ってあげなきゃって言う子がいたとしても前はそれをどうアドバイスするか迷っていたんだけど、今は自分で気づいていうこともあるし、ヨーコさんがそれを言って、私がフォローしてって、いうのを打ち合わせしなくてもできるようになってきた。お互いに安心してやってるし、ヨーコさんも信頼してくれてるなって感じるから嬉しいよね。
いいなあ。私も行きたい!もう行く人は安心して行けばいいってことですね!
そうだね。そうだね。それぞれ違った目的で来たとしても、3週間をその人の1番良い形で過ごして、そして卒業して生かしていけるっていう自信を持たせることができると思う。
14回のサンガワイを通して、その人が1番いい形で卒業させる器を用意して待ってますって言えるようになったかな。
言葉では語りつくせないサンガワイ
サンガワイの話を聞くたびに、「素晴らしいですね」「素敵なお話ですね」というような月並みな言葉はいくつも浮かんできますが、そんな言葉では足りないなと思います。私にもっと表現力があればいいのに、もっと語彙力があれば伝わるのに…ともどかしい気持ちでいっぱいになるほど。
それほどにサンガワイは素晴らしい。
だから、安心してハワイに旅立ってほしいと思います。ヨーコ先生から聞くサンガワイのお話とはまた違う角度から聞けた、ヨーコ先生のお話とサンガワイチームのお話。次回はこのトリさん×ヨーコ先生の対談!サンガワイのリアルが聞けますよ!お楽しみに!