ご自宅でミニヨガ講座をされるヨーコ先生

こんにちは、ヨガジェネレーションのカワミサです!

外出する機会が格段に減り、これまでに通っていたヨガスタジオで練習することもなくなり、ご自宅でYouTubeを観ながらヨガの練習されているかたがたくさんいらっしゃると思います。

一方、「自宅のスペースだとイマイチ気分が乗らずに、練習から遠ざかってしまう…」という寂しい声を耳にすることもあります。でも、そのお気持ち私はすっごく理解できます!

それでも、天気の良い気持ちいい朝には「久々に練習してみようかな〜」と思ってマットの上で練習を始めるも、体のあちこちが硬く縮こまっているのを感じ、「毎日少しずつでも練習を続けよう…」と反省ます。

今日は、そんなご自宅で練習を続けるヨギー・ヨギーニさんにぜひご覧いただきたい、ヨガのアーサナでたくさん登場する「前屈」と「後屈」の深め方についての動画のご紹介です。

解説してくださるのは、ハワイ在住の人気カリスマヨガティーチャー ヨーコ・フジワラ先生

毎日のアシュタンガヨガの実践で得られる多くの気づき

ウルドゥバハスターサナをするヨガの練習生たち
ヨーコ先生はカリスマ的な存在で、多くの生徒さんたちから慕われている熟練のヨガ指導者で、ご自身の毎日のプラクティス(練習)に対しても非常にストイックに取り組んでらっしゃることでも有名です。

ヨガには様々な流派があり、流派の違いによって、同じ1つのアーサナの取り組み方でも先生の主張は異なってきます。

様々な根拠をもって語られる方法論の中でも、特に生徒さんの共感と納得を得られるのは、やはり、先生ご自身の実践を通して獲得された「血の通った理論」ではないでしょうか?

今回ご紹介する2つの動画では、ヨーコ先生が長年にわたり実践・指導されているアシュタンガヨガでの考え方「バンダ」をベースに解説されています。

バンダとは「丹田にエネルギーを集中させる」という意味で、動きの中心になるとされています。

週1日のお休みを除いて、毎日練習することを基本とするアシュタンガヨガの実践者にとって、「バンダを意識する」というのは馴染み深いかもしれませんが、耳慣れないかたは、前屈編・後屈編の両方で語られる「バンダ」についてもチェックして、日々の練習に活かしていきましょう!

カリスマヨガティーチャーYOKO FUJIWARAの自宅でヨガレッスン|前屈講座

「ヨガは楽しくて好きでも、前屈は辛いから苦手で…」というかたは、まず、なぜ辛いのか?どうしたら正しく深められるのか?ということから考えていきましょう。

動画の中では、座って行う前屈のポーズ パスチモッターナーサナを例に取り上げて解説されますが、これは立位の前屈 パーダングシュターナーサナなど、他の全ての前屈のポーズに応用できる方法です。

まず、ヨーコ先生からの問いがあります。

どこで体を折り曲げるのか?

なんとなく前屈をしているだけだと、自信を持って答えられなかったりしますよね。

理想は太腿の付け根(=大腿骨の付け根)からになるのですが、「やってみたけど、理想型には程遠い!」という人にとってネックになるのがハムストリングの硬さ

ハムストリングとは、腿の裏側の筋肉の総称で、下の写真でご覧になると分かる通り、とても大きな筋肉なのです。

ハムストリングの解説イラスト
「なぜ前屈が辛いのか」がわかったところで、ヨーコ先生の長年の経験から導き出された、安全に練習を続けるコツをわかりやすく伝授してくださいます。

柔軟性を高める時は、「早く柔らかくなりた〜い」と思って頑張り過ぎると、逆に体もメンタルも硬くなってしまうことがありますので、自分の体に丁寧に向き合いながら、毎日の練習でコツコツと深めていきましょう。

カリスマヨガティーチャーYOKO FUJIWARAの自宅でヨガレッスン|後屈講座


2本目にご紹介するのは後屈編です。後屈の代表的なアーサナには以下のようなものがあります。

・ウシュトラーサナ
・ダヌラーサナ
・ウルドゥバダヌラーサナ
・ヴリシュチカーサナ

一見、どれも全く異なるポーズに見えますが、基本となる体の使い方は同じになります。

後屈においても、前出の前屈編であったように「どこで体を折り曲げるのか?」がポイントになってきます。この体を折り曲げる場所を間違うと腰を痛めやすいのです要注意です。

後屈が辛いと感じるかたは、主に腸腰筋が硬いことで心地よさを感じられないと考えられます。

腸腰筋とは、背骨の腰の辺りから始まる“大腰筋”と、骨盤の内側の上部から始まる“腸骨筋”が組み合わさった、上半身と下半身をつなぐ筋肉です。

大腰筋と腸骨筋の解説イラスト
ここでも同じく、腸腰筋がしっかり伸びないうちに、呼吸が止まるほど無理して頑張り過ぎると腰を痛めてしまいます。まずは、太腿の付け根を気持ちよく伸ばす程度に練習をしていくことがポイントになるそうです。

後屈の練習に関しては、間違った自己流でやり続けて腰を痛めてしまうかたが本当に多いので、しっかりと動画を観てコツをつかんでください。

後屈は正しくできるようになると、腰が気持ちよ〜く伸びて、アーサナをとっている時間が快適になるので、ぜひマスターしたいですね!

基本がマスターできれば、応用することで難易度の高いポーズも、正しく質の高い練習が行えることと思います。

前屈と後屈を1日で同時にマスターしよう!

身体を前に倒す前屈と、背中側に反らせる後屈。相反するように思われるこの2つの動きも「バンダ」を意識することで同時にマスターすることが可能です。

まだヨガを始めたばかりで、体のあちこちの筋肉が硬い状態ですと、前屈も後屈も両方とも辛いと感じられているかもしれません。また、どちらか片方の動きは得意でも、もう一方は苦手と感じているかたもいらっしゃるでしょう。

「どちらの動きも深めたいけれど、なかなか上手く練習できていない…」とお悩みでしたら、今日ご紹介したハワイ在住のヨーコ先生による、オンライン参加が可能な1日集中講座「【オンライン】前屈・後屈マスター講座」で、より深く前屈・後屈について学んでみてください。

【オンライン】前屈・後屈マスター講座

基本理論を学んだら、あとは実践あるのみです。

プラクティスは裏切らない。

ヨーコ先生が以前語られていた言葉の通り、練習を続ける人には必ず、ご自分が望む変化が訪れることと思います。

オンラインでご参加いただけるヨーコ先生の講座は、他にもたくさん開催されます。気になる講座がありましたら、さっそく詳細ページをチェック!

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ヨガジェネレーション公式YouTube

今後は、オンライン講座も数多く開催していく予定ですので、今まで参加を迷われていたり、機会がなかったかたは、ぜひ、YouTubeチャンネルで気になっている先生の動画をチェックして、今後のご自身の学びの計画を立てるためにご活用ください。

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