アシュタンガヨガに痛みはつきもの!?

まぁ、1年以上続けたし、アシュタンガ辞めてもいいかなぁ

昨年末、一瞬そんな思いが頭をよぎりました。

こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。

いつもは、たくさんの人にこのブログを読んで貰えるといいなぁと思って書いていますが、今回は、そうでもないけど、書いておこう…という消極的なブログです。(笑)

初めてブログで書く。「痛み」について

ヨガの痛みについて

何を隠そう、今回のテーマは、「アシュタンガヨガと痛みについて」。実はこのテーマ、ヨガジェネレーションが表に出していいのか、悩みました。ヨーコ先生のオンラインのトレーニングを5回見て、レポートの本数は60本を超えていますが、一度も触れたことがないテーマです。これまでも、何度も書こうかな~と思って書き始めては消す、書き始めては消す、を繰り返してきました。

なぜなら世の中的には、

「健康になるためにヨガをしてるはずなのに、ヨガで体を痛めるなんて!」って言われてるじゃないですか。

なので、ずっと避けてきたわけです。

ちなみに…私も、大前提として「怪我は良くない」そんなことはわかってるんです。

でも、実際のところ、アシュタンガヨガをしていると避けて通れない道だと思い、書いてみることにしました。

人間の体は完璧ではない。痛みはつきもの

ヨーコ・フジワラ先生の怪我の授業
アシュタンガヨガの怪我や痛みについての講義。体の構造から学びます。

ヨーコ先生のRYT200では、必ず「怪我と痛みついて」の講義があります。それは、アシュタンガヨガを行っていると「怪我や痛みは避けて通れない」という事実があるから。

そして、痛みが起きたときに、黙ってるのではなく声をあげてほしいから。

人間の体は完璧じゃないのね。だから、間違った使い方をしたら、痛みが起こるのはあたりまえのこと。

とヨーコ先生。そう、痛めたときにふと頭がよぎるのは「こんなに痛くなるってことは、自分にはアシュタンガヨガが向いてないんじゃないか…」という懸念。しかし、「自分だけ」じゃないんです。誰も完璧な体なんて持っていない。

そして、痛めるには2種類あります。例えば、ブジャピダアーサナをやって、顎から落ちて痛める。(これ、年末やったけど顎が割れるかと思った。笑)それに対して。「あれ~?おかしいな~」と思っているうちに段々痛くなってくる痛み。

前者のような事故の痛みは、日にちが経てば治癒が見込めますが、後者のような場合は放っておいても良くなることがありません。

ちなみに、私が「もう辞めてもいっかな~」と思ったのは、後者のような痛みが続いたときのこと。

しかし、そのときに、ヨーコ先生が言ってことがあります。

黙って、痛いから休みます、って言ってアシュタンガから離れちゃう人がいるんだけど、そうじゃなくて言ってほしいの。そしたら、「こうしてみたら?」って言えるじゃん!

もちろん、休むという決断をする前にはきっと、自分で何とかしよう…と頑張った人もいると思います。でも、どうしようもないときは、先生に相談するのがお薦め。ちゃんとヒントを頂きましょう!

痛みの原因は1つではない。痛みの治癒は気づくところから

ヨーコ先生に相談して、答えが返ってこなかったことがない!
ヨーコ先生に痛みの相談をして、答えが返ってこなかったことがない!

さらに講座中に

高校生のときに小指を脱臼したことがあるんですが、手首が痛いのと関係ありますか?

という質問がありました。これはとても良い質問だなと思いながら聞いていました。

何を隠そう、痛みというものは、「これ」という1つのことが原因で起こるわけではありません。

これは痛みだけに限らず、全ての出来事に云えることですが、健康状態は身体的、心理的、そして社会的要素がそれぞれ同じくらいの比重を持って影響し、複雑に絡み合うことによって作り出されています。

痛みも例外ではありません。過去の怪我の記憶、心理状況、疲労の蓄積など、いろんなことが絡み合って、ヨガで動かし方を間違えたことがきっかけとなり「痛み」となって現れた、ということなのです。

ヨーコ先生は必ず、痛みがあるときに、生徒に向けて、

なんでそうなったと思う?

と私たちに聞いてくれます。これってとてもすごいことです。結局痛みは、自分自身がその原因に気づくことから治癒が始まるんですよね。ヨーコ先生はそこに辿り着かせるのが、抜群にうまい。

それも1つの方向からだけではありません。指導の最中に色々な角度から可能性を考え、それを示唆してくれます。

だから、ヨーコ先生の生徒さんは皆、どこか痛めても、考える力、自分を振り返り、立ち直る力を持っている人が多い!これはヨーコ先生の指導の賜物だな、といつも思います。

痛みは自分との関係性を作るもの

ヨーコ・フジワラといえば、難易度の高いポーズを次々とこなすイメージ
「私だって、痛いことあるよ!」と言われていました。ちょっと安心しますよね。

もちろん、ヨガでは骨折は治らないし、アキレス腱が切れたら病院に行く必要があります。なので、全ての痛みにおいて言えることではありませんが、

痛みは自分の練習との関係性を作るもの

とヨーコ先生は話してくれました。「病院へ行くほどでもないけど痛い」がアシュタンガヨガではよく起こります。その痛みとどうやって向き合うか、どう克服していくか自分の体と対話していく必要があります。

その中で、道を探していく、自分の体と仲良くなっていく過程もアシュタンガヨガの魅力です。

ヨーコ先生はどんな痛みに対しても、一緒に考えて解決策を探してくれます。しかし、ここでポイントなのが、絶対に「先生の言うことをただ聞く」という姿勢で臨むわけではないということ。

もちろん、ヨーコ先生は

〇〇が痛いんですけど…

と相談して、答えが返ってこなかったことがない!ですが、自分のことを治せるのは自分だけ。一緒に自分も考え、練習していきましょう。

ヨーコ先生の美しいアーサナの数々の裏には、ヨーコ先生自身がたくさん痛みと向き合ってきたという経験があります。だから、アシュタンガヨガの練習に息詰まっている方にはぜひ、ヨーコ先生に会ってもらいたいなと思います。

そしたら、きっと前に進むヒントが得られるはず!

11月から1月までずーっと腰が痛かった、私の見解です。痛かったけれど、その分皆さんにお伝えできることが増えたと思います。(仕事のために痛くなったわけじゃないけど。笑)

ちなみに1つだけ最後に書いておきますが、私がアシュタンガヨガを辞める日はヨーコ・フジワラの担当を辞める時。私は、そう覚悟を決めてアシュタンガヨガを始めたので、今のところ軽く頭をよぎっても、絶対に辞めるつもりはございません。(´・ω・`)辞めないためにも皆に宣言しておきます。(笑)