「自律神経」は、コロナになってからさらに認知され、意識するようになった方も多いのではないでしょうか?テレビでも取り上げられ、書店に行けば自律神経に関する本や、取り上げている雑誌を、すぐに見つけることができます。
多くの方が、「この不調の原因は、自律神経の乱れからくるものなのかもしれない」「自律神経はバランスが取れていた方が良さそうだ」と考えているようです。
「現代はただでさえ交感神経が優位になりやすいから、副交感神経を優位にするようなことをした方がいい」
自律神経に関して、こんな風に捉えている方もいらっしゃるかもしれません。
ヨガ解剖学講師で鍼灸師の内田かつのり先生は、「交感神経も副交感神経、どちらも優位にした方がいい」とお考えです。交感神経も優位にした方がいいの?と少し驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
「自律神経のゆらぎ」とは?
内田先生の座右の銘は、「陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる」東洋医学の陰陽論の概念です。陽のないところに陰は存在せず、逆もまた同じことが言えます。
この考え方は、自律神経にも当てはめて考えることができまます。緊張を促す交感神経と、リラックスを促す副交感神経。リラックスをするためには、副交感神経を優位にすることが必要なのは間違いありません。でも、それを実現するためには、交感神経も優位にすることが必要なのです。
内田先生は、よくこの話をジェットコースターの話に例えます。ジェットコースターで、急降下する前のゆっくり頂上に近づくとき、そして急降下している時は、交感神経が優位です。心拍数は上がり、血管は収縮した状態です。そこを越え、ジェットコースターが停止した時、最高潮に交感神経が優位だった状態から、一気に副交感神経が優位な状態に切り替わります。
停止した時の深い安堵があるのは、その前の緊張状態があったからこそ、生まれるものなのです。
この交感神経と副交感神経の波を、「自律神経のゆらぎ」と呼んでいます。
寝落ちする人が続出!「ゆらぎ」を作れるのがアナトミック骨盤ヨガ
この「自律神経のゆらぎ」をヨガで作り出せるのが、内田先生が考案した「アナトミック骨盤ヨガ(以下、アナ骨)」です。アナ骨を受けた方からは、こんな声が続出しています。
- シャバーサナで、絶対に寝落ちする
- アナ骨をやった日は、朝まで熟睡できる
- いろいろ試したけど、アナ骨が一番眠れる
中には、「睡眠薬よりも眠れる」とおしゃった方がいるほどです。自律神経のゆらぎの効果を証明する声だと思います。
アナ骨は「キツいけど抜群に効く!」というキャッチコピーで、筋肉や体に働きかける効果が認知されていますが、実はリラクゼーション効果も非常に高いのです。
どうしてアナ骨で、ゆらぎを作れるのか?
内田先生は、先日開催されたインスタライブの中で、自律神経のゆらぎを作るポイントは、「アイソメトリック」とお話しされていました。いわゆる静的ストレッチのことです。
>>自律神経について内田先生がお話したインスタライブをチェック<<
でも、どうして、アイソメトリックが自律神経に関与するのか、あまりイメージがつかない方もいらっしゃると思います。
4月7日(金)にスタートする「アナトミック 骨盤ヨガ指導者養成講座」では、どうしたらヨガで交感神経が優位になるのか?また副交感神経が優位になるのか?を解剖学のエビデンスをベースに勉強することができます。
また、テキストには、自律神経のゆらぎが可視化された、そのままクラスにできるシークエンスが掲載されています。しっかりゆらぎを作れるシークエンスを自分のものにすることができます。
自分のヨガのクラスに、「自律神経のゆらぎ」を取り入れてみたい!と思った皆さま、ぜひ、「アナトミック骨盤ヨガ指導者養成講座」で勉強してみてくださいね。劇的に指導力が上がる3日間です。