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ヨガの練習を続けていると、筋肉の名前に多く出くわして、「解剖学の知識を勉強した方がいいのかな・・・?」と思い始める方も多いのではないでしょうか?
そして、筋肉が図解されている本を買って、とりあえず筋肉や骨の名前を覚え始める。その結末は・・・
- 数ページ進んで、開かなくなってしまう
- 名前は覚えたけれど、ヨガに活かせない
もちろん、これ以外の結末にたどり着く方もいらっしゃると思います。でも、こんな方が多いのではないかな?と想像しています。
ご挨拶が遅れましたが、ヨガジェネレーションのかめこです。ちなみに私も10年ほど前は1つ目の結末になりました・・・。
私はヨガ解剖学講師の内田かつのり先生の担当をさせていただいています。そして、昨年からは内田先生の愛弟子であるさかたのりこ先生のアナトミック骨盤ヨガのクラスに週に一度出ています。内田先生やのりこ先生と話していて、解剖学を勉強するといいことづくめなんだなと実感しているので、「解剖学を勉強するとどうなるのか?」をご紹介させていただきます!
その1:アーサナがキレイにとれるようになる!
みなさん、この写真↑の前屈を見て、どう思いますか?私が、内田かつのり先生の「アナトミック骨盤ヨガワークショップ」に潜入した時に、「美しい!」と思って、とっさにシャッターを切りました。
前屈というと、「いかに深く前屈できるか?」の柔軟性に意識がいってしまいがちです。でも、内田先生から解剖学を学ぶと、「背骨の生理的弯曲を保てる」という所にまで意識がいくようになります。
解剖学を学んで、体の本来あるべき姿勢を知ると、その状態をアーサナでもキープしたいという意識が働き始めます。
私ものりこさんのクラスで、少しでも生理的弯曲が崩れると、「かめこ、ちょっと戻ろうか。」と声をかけられます。
解剖学を学ぶと、「アーサナが美しくなる」。これが1つ目です。
その2:憧れのアーサナが最短距離でできるようになる
皆さんは、「このアーサナができるようになりたい!」という憧れのアーサナはありますか?アームバランスや鳩の王様のポーズ、はたまたパドマアーサナなど、人それぞれだと思います。
解剖学を勉強すると、それらのアーサナで、どこの筋肉が使われるのか?が理解できるようになります。そして、
- 柔軟性が足りないのか?
- 筋力が足りないのか?
- 骨格的に無理があるのか?
という、どの理由でできていないのか?の理由がわかるようになります。そして、その原因が分かれば、そこを解決する方法を集中的に練習すればいいのです。
解剖学を学ぶと、理由がわかると共に、どの動きをしたらそれを補えるのか?までがわかるようになります。「練習を続けていれば、いつかできるようになる」も、ロマンがあって素敵です。でも、解剖学を勉強すると狙って練習ができるようになります^^
その3:怪我をしないで練習を続けることができる
先ほど、憧れのアーサナでパドマアーサナを例で挙げました。私が今までの人生で一番ヨガをしていた約10年前。その時に憧れていたのがパドマアーサナでした。両足を太ももに乗せたくて乗せたくてたまらなかったあの頃・・・。無理に手でぐいっと足を引き入れて、膝を痛めました・・・。
解剖学を勉強すると、それぞれの部位の動く方向、可動域を理解することができます。ヨガで起こる怪我の多くは、可動域を超えた動きをしようとした時に起こるようです。
「死ぬまでヨガを続けたい」と考えている方も多いと思います。ぜひ、解剖学を勉強して、怪我をしないで安全にヨガを続けませんか?
暗記・使えないから脱出!解剖学をヨガに活かしませんか?
内田先生の担当のスタッフになって丸4年が経ちました。私はもともとめちゃめちゃ文系で、論理的な思考が苦手なタイプです。でも、内田先生のわかりやすい講座を聞いていると、「私でもわかるー!」と感動するのです。
そして、解剖学を勉強するとアーサナに活かせることが、今日ご紹介した3つ以外にもたくさんあります。
一番最初に書いた、「数ページ進んで、(本を)開かなくなってしまう」「名前は覚えたけれど、ヨガに活かせない」という方が多くなるのがもったいない!と思って、この記事を書きました。
内田先生の「実践ヨガ解剖学講座<基礎編>」は0から解剖学を学ぶ方にぴったりの講座です。「解剖学はおもしろい!」という印象に変わるので、気になった方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね!