ヨガインストラクターのみなさん、「私のクラス、生徒さんはどんな風に思っているんだろう・・・。来週も来てくれるかな。」と、不安になることはありませんか?
こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。
その不安になる原因は、一言でまとめると、「生徒さんが見えていないから」ではないでしょうか?
- クラス中に生徒さんが、どんな反応をしているか見えていない
- 生徒さんが何を考えているのか、心が見えてない
- 生徒さん自身のことが見えていなくて、何を話したらいいの分からない
- 生徒さんが自分のクラスに何を求めているのか見えていない
見えていないの意味はたくさんあると思います。
生徒さんでなくても、身近な人が、何をして何を考えているのか分からないと、不安になりますよね。家族やパートナーなど、距離の近い人になら、「何を考えているの?」と聞くことができる。
でも、クラスに来る生徒さんだと、なかなかそうもいきませんよね。
生徒さんの体・考えていることを知るために必要なこと
では、生徒さんを見るためには、何をどう変えたらいいのでしょうか?いきなりクラスの後などに、感想を求める訳にもいきません。
ヨガのインストラクターと生徒さんという関係上、ヨガできっかけを掴むのが一番だと思います。もちろん、それは生徒さん側のヨガです。
クラス中に、生徒さんはきっと多くの信号を出しています。どんなポーズが得意で、どんなポーズが苦手なのか?それらをキャッチするために、ヨガインストラクターのみなさんは、クラス中に生徒を見る側に徹しないと、小さな信号を見逃してしまうのです。
逆に考えると、その信号をキャッチできれば、それに応答すればいい。そして、その信号がはコミュニケーションにもつながります。
なんだか、生徒さんのヨガや心が見えてきそうな気がしませんか?
自分はポーズをしない指導方法もある。そのため必要なのは”リード力”
ヨガインストラクターのみなさん、生徒さんをリードする時に、自分も一緒にポーズをしていますか?きっと、ほとんどの方が、一緒にポーズをしていると思います。
でも、ポーズをしないで、口だけの誘導でクラスを完結させることもできるのです。そうすると、ヨガインストラクターのみなさんは、クラス中ずっと、生徒さんがどんな反応をしているのか見ることができるのです。
口だけで生徒さんを迷わせることなく誘導するためには、”リード力”が必要になります。
ヨガ解剖学講師の内田かつのり先生は、
ヨガインストラクターは、生徒さんの舞台を作る黒子。生徒さんのために存在する。だから、例えば捻りのポーズを自分がやって、生徒さんが視界から消える時間はないほうがいい。
と、お考えです。
”見る”から”診る”に、ステップアップすることもできる
自分がポーズをしないで、物理的に生徒さんを見ることができる時間が増えます。そうすると、生徒さんの表情・アーサナ・体やヨガに対するスタンスなど、様々なことが見えてくると思います。
それだけでも、生徒さんとの距離は縮むはずです。
さらにステップアップして「診る」ことができるようになれば、それは生徒さんとの信頼関係を築くことにも繋がるはずです。
内田先生は、ヨガクラスで生徒さんを、下記のようなポイントで”診て”います。
- 生徒さんのアライメントで怪我が生じないか?
- きちんと筋肉を働かせているアライメントになっているか?
- その方の体のポテンシャルの最大限まで達しているのか?
- もし達していなければ、達するためにどうしたらいいのか?
もし、これらができるようになれば、「自分のクラスに自信がない」「生徒さんからどう思われているか不安」ということは無くなってきそうな気がしませんか?
「リード力」と「診る力」は、「アナトミック骨盤ヨガ指導者養成講座」で学ぶことができます。気になった方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。