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こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。アーユルヴェーダ講師の福田真理先生の担当スタッフをさせていただいて、1年2ヶ月が過ぎました。この間に、「RYT200ヨガ指導者養成講座」や「マルマヨガ実践プログラム」で、様々な感動のシーンを目の当たりにしてきました。
「人ってこんなに変われるんだ。」と、半ば、真理先生の生徒さんを羨ましく思うこともあります。よく耳にするのが、「自分を好きになれた。」という言葉。
真理先生から、アーユルヴェーダやヨガの本質を学ぶことで、内側でどんなことが起きているのかを、くみこさんにお伺いしました。
くみこさんは、2020年10月に真理先生のRYT200を卒業。その後、「マルマヨガ 実践プログラム」を2度受講するなどして、真理先生から学びを続けています。
「優しいと言ってもらえる自分は、本当の自分ではない。」と思っていた。
くみこさん、今日はよろしくお願いします^^くみこさんがRYT200にアシスタントで入ってくれているのを見て、「本当に優しいなー」って思うんです。
真理先生の生徒さんからも、「優しい」って言っていただくことが多いのですが、その言葉を「私が偽善者ぶっているから、優しいって言ってもらえるんだ」と、受けとることができなかったんです。「皆の目に映っているのは演じている自分で、本当の自分ではない」って思ってました。
私が知っているくみこさんからは想像できないです。
今でも自分のことを優しいとは思っていません。
でも、偽っていると感じる原因の一つが、心の奥底に沈んでいる劣等感の塊だと気づきました。
私は作業療法士という仕事を通じて、自分の身体的な特性を少しづつ、客観的に見られるようになってきました。そして、お子さんのリハビリを担当するようになり、「私が幼い頃に経験した、他の子より上手にできなかった、失敗してしまった」という想いが、今の自己否定・劣等感に繋がっているのだろうと感じ始めたタイミングで、「マルマヨガ 実践プログラム」を受講する機会をいただきました。
そうだったんですね。
自分自身が幾重にもフィルターをかけているから劣等感が育ってしまったんだと気づけました。
自分の中にあった「劣等感のフィルター」をマルマヨガ で外した
幼い頃から積み重ねてきた経験が、自分を守るために無意識のフィルターとなっていました。
すっかり忘れていた出来事を、音楽や匂いなどの感覚がきっかけで、急にクリアに思い出すことってありませんか?
嬉しい思い出だと、友達にラインしたり、SNSに投稿したりして、想いを共有して、幸せな気持ちをもう一度味わったりできる。でも、悲しい、寂しいなどネガティブな思い出だと、浮いてこないように押さえ込んで、見ないように自分の中に閉じ込めてしまう。
その反応の違いってどうして起こるんでしょうね・・・?
もう一度、その感情を味わうのが怖い、つまり、自分の中で消化できていないからだと思います。
人に伝えたら、「大したことない」って思われたり、「よくあることだよ」って言われることかもしれない。
でも、自分の中で向き合う準備ができていないから、沈めておきたい、表に浮いてきてないから言語化できないのだと思います。
身体も大きな怪我をしたら、完治したという診断がされても、気候によって違和感が出たりするのと同じように。
とってもわかりやすいです。 思い出したくないことが起こった場所に行ったり、同じ状況になると、体は反応しますよね。キュッと身構えるような感じに。
反射的に、悲しかった・寂しかったという感情が出てくるけど、「なぜ悲しいと思ったのか?」の原因までは、詳細に思い出さないように、自分を守っているのかなと思います。
確かにそうかもしれません。
「自分を大切にする」ことができたら、人を許せるようになった。
人間関係において、うまくいかない、悲しい想いを抱く時って、期待していた反応が得られない時かなと感じるようになってきました。
RYT200から継続してマルマヨガ実践プログラムを受講して、「自分を大切にする」ことを本当の意味で学べたから。私には私の気持ちがあるように、相手には相手が大切にしているものがある。だから、思ったような反応が、得られなくても悲しむことも、イライラすることもないんだと腑に落ちました。
それはすごいことですねー。そんなに大切なことが理解できるなんて・・・!
同じようなシチュエーションでも、自分が元気で整っていればなんともないのに、疲れてたりするとイライラしちゃう。
相手の反応も、その人の状態の問題かもしれないし、そもそも、「自分がしたいと思って行動した」という経験自体が貴重なものなのだと気づけました。
素晴らしいことですね!
自己啓発の本にもネットにも、「自分を大切にしましょう」って、よく目にしますよね。その言葉を聞いたことのない人はいないと思うんです。
私は真理先生に導いていただいて、できることからとにかく実践していくことで、自分のことを少し認めてあげられるようになりました。
自分に優しくすることを常に意識し始めたら、世界も優しく変わったように感じます。
お話を聞かせていただいてありがとうございました!聞いてるだけで、幸せになりました!
[ 編集後期 ]
実は、くみこさんとじっくりお話したのは今回が初めてでした。アシスタントに入ってくれて、「いつも元気で、人の気持ちがわかる優しい人だな!」と、いつも思っていました。そんな風になるまでには、きっとくみこさんの中で様々な感情や葛藤があったのだろうなと感じずにはいられませんでした。くみこさんのことをもっと知りたくなりました。くみこさん、いつもありがとうございます!