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新潟にある、ヨガ総合施設、ヨガスパ。ヨガスタジオはもちろんのこと、ベジタリアンレストラン、アーユルヴェーダサロンなどが併設されており、ヨギ・ヨギーニにとっては憧れのヨガ施設です。
こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。
ここのプロデュースを行ったのが、ヨガジェネレーションでも数々の人気講座を持つ、クリシュナ・グルジ先生。今日は、第1弾:インドでも貴重な存在!?クリシュナ・グルジの魅力とは?~ヨガスパオーナーインタビューvol.1~に引き続き、この施設のオーナーである麻衣先生からインタビューをさせて頂きます。
出会いから15年。様々なスワミジを経てグルジと出会う
ちなみに麻衣先生とグルジの出会いはいつ頃ですか?
2006年。このインタビューを受けることになり思い返したら、今年で15年目でした。
長いですね!すごい!その頃ってヨガの情勢ってどんな感じだったのですか?
当時はまだ、ホットヨガの出始めのころで、私もまだ本を読みながらヨガをやっていました。その本にシヴァナンダアシュラムが書いてあったんですよね。当時28、29歳のころって、自分探しの時期なんですよ。体調もマインドも落ち着かなかったりして。
そんな時にヨガに出会う人多いですよね。女性が一番悩む時期。
そうそう。私、身長も含めて、いろんなことを平均をとっている感じなんですよね(笑)
あはは(笑)そんな麻衣先生が、インドに行ってみようって思ったのはどうしてだったんですか?
まず、ワーキングホリデーにオーストラリアへ行ったんですよ。そのころに出会ったブラジル人の子がいて。ヨガを練習してるって話をしたら、一緒に練習しようって言ってくれて。カパラバティと「シャンティ、シャンティ、シャンティ」っていうマントラを唱えることを教えてくれたの。
へー。
それを続けていたら、世界が変わったのね。子供のときの感覚に戻った感じ。純粋な気持ちになったんです。そしたら、もっとヨガの深いところを知りたいと思ったんですよね。なので戻ってすぐにインドのリシケシに行って、本に書いてあった、シヴァナンダアシュラムの門を叩いたんですよ。
行動早いですね。(笑)
そう、でもね、当時のシヴァナンダアシュラムって、普通の人が中に入れなくて。安全のためでしょうね。門番に「中に入りたい」って言ったけど「だめ」って言われて。
あら。
だけど「ヘルプミー」って言って、「大変だから助けて」って言って中に入らせてもらったの。
じゃあ、半ば無理やり?(笑)
そう(笑)だけど、本当に大変だったんですよ。1人でインドに行くのも初めてだったし、かなりローカルな場所だったの。それに私そこまで英語できなかったから。そしたら、アシュラムの中で、日本人の人を紹介してくれて。
はい。
その方がグルジのアシュラムにホームスティしてる人だったの。それでグルジのクラスを受けられるよ、って紹介してくれて。その方から色々なスワミジを紹介してもらって、最後がグルジだったんですよ。
そうなんだ。
「ヨガを教えたら?」グルジのアドバイスでヨガ指導の道へ
でも私はインドに行くのは1ヵ月って決めて行っていて最後の最後にグルジに会ったんですよね。そのときグルジはすでに日本に行くんだって話になってて。
グルジから「ヨガのインストラクターになったらいいんじゃない?」って声をかけてもらったんですよね。ただその時私は、ヨガを教えるっていうのはあまり考えてなかったんですよ。だから、「いずれはトレーニングに行くかもしれないですね」って答えつつ、一旦日本に帰ることになったんです。
うんうん。
日本に帰ってきてから、どうしようかな、ってもう一度色々と考えて、やっぱりもっとヨガを勉強してみたいな、と思ってグルジに連絡したんですよ。そしたら、グルジから紹介してもらって、2007年の2月くらいから、インドで学校に行くことになりましたね。
へー
それが西インドのところで、新潟のヨガスパにもよく来てくださるアーユルヴェーダドクターと出会ったんですよね。
そうだったんですね。
人生を変えたグルジとの出会いを振り返る
そこで、ティーチャートレーニングと一緒にアーユルヴェーダのレクチャーも受けました。グルジに出会わなかったら、ヨガにはアーユルヴェーダというものがある、っていうのも知らなかったし、ヨガには色々な種類があるってことも知らなかったですね。グルジに出会ったのがきっかけで、私は今ここにいるんですよ。グルジに出会ってなければ、また普通にOLをしていたかもしれません。
そっか…。それは全然違う人生でしたね。
生まれ故郷の新潟へ。グルジが来日し、ヨガスパ設立
それから、インドからトレーニングを受けて戻ってきて、私のヨガの修業が始まったわけです。
どうして新潟に?
新潟は生まれ故郷で、元々生まれ育った家が空き家になっていたこともあって、そこでヨガを教え始めたんです。それで2年間くらいは頑張っていたんですよね。当時、アシュタンガがブームで、アシュタンガヨガかかわたしのところか、みたいな感じだったので、ありがたいことに人が集まってくれていたんですよね。
あぁ、なるほど。
それから、日本各地を転々としていたグルジが最後に来たのが、新潟で。一緒にやろうかっていうことになったんです。それがヨガスパの前身であるインテグラルヨガスタディですね。そこは、アーユルヴェーダのトリートメントとかティーチャートレーニングとかをやってて。あと夜は毎晩キールタンをやって、朝は瞑想を毎日やっていましたね。そこはもう、インドの純粋なアシュラムのような場所でした。
それは素敵!まさにヨガ漬けの生活ができますね。そこからヨガスパ―オープンは?
その4年後ですね、2011年から準備をして、2012年にヨガスパオープンです。
2020年で8周年!大自然に囲まれてヨガを学ぶ!!
そして、そのヨガスパもつい先日、8周年を迎えられました。グルジとまいさんが新潟という自然いっぱいの土地で、インドの伝統的なヨガを広め続けている場所。
山と海がすぐそこにある、ヨガスパは行くとそれだけで純粋な気持ちになれるので不思議です。
ランチはベジタリアン料理のバイキングになっており、おなか一杯食べることができます。
私たちは大自然の一部であることを実感するこの施設。ぜひ、一度足を伸ばしてみてくださいね。いかがでしたか?麻衣先生から聞く、クリシュナ・グルジインタビュー、最後の1記事は、いよいよグルジが行っているティーチャートレーニングについてお話をお聞きしましたので、皆さんお楽しみに!