高津先生ムンク

コロナ禍でさらに人気が加速した「顔ヨガ」。今、日本ではクラスを受けることはできない顔ヨガ創始者、高津文美子先生に直接インタビュー!
そもそも「顔ヨガ」ってどのようにして誕生したのでしょうか。

顔ヨガはいかにして生まれたのか?

高津先生ご自身が、30代半ばの時にひどい交通事故にあわれました。その事故の後遺症で、眉毛の高さや口元など、顔が全体的に非対称な状態になりました。年齢的に、肌の不調やたるみなどもでてくる年頃で、顔が気になり、美容クリームを買ったりエステに行ったり、いろんな美容器具を買って試したものの、全て一時的なもので、なかなか戻らない。一生お金を払って、こういう気持ちでいるのはいやだな~と思っていたそうです。

そんな時に、ある日、ジムに行き、体は鍛えてる(高津先生は10歳からヨガをしています)のに顔は見たくないなーと思いながら鏡を見たときに、
「顔にも筋肉がある!」
ということにふと気づいたそうです。筋肉なら、顔も鍛えたら、ハリが出たり正しい位置に戻るのではないか?と思ったそうです。これが、「顔ヨガ」のきっかけでした。

自己流で顔を鍛えていくと、書籍出版の話に!?

自己流で顔の筋肉を動かしているうちに、
「何かした?」
「イメージ変わった?」
「肌の調子が良いんじゃない?」
と、会う人々に言われるようになりました。

顔も筋肉だから運動すると応えてくれるんだ!と実感していたところ、たまたま翻訳の仕事の打ち合わせ中に無意識に顔の筋肉を動かしていると、担当の方が興味を持ってくださり、企画書が通り、「顔ヨガ」の本を出版することになったのです!

アメリカに戻り、オンラインで指導をスタート

書籍の出版や、テレビ出演の依頼など増えてきていましたが、パートナーの元へアメリカに戻った高津先生。日本で「顔ヨガ」をしていたことを周りの友人や、義理の妹さんなどに伝えると、アメリカでも「教えて欲しい!」と言われるようになり、時間や移動の制限がないオンラインで教えることを考えました。

コロナ禍でやっと浸透してきたオンラインを、10年前に初めていた高津先生、さすがですね!
今では、初心者、中級者向けの講座、顔の各パーツごとに学べる講座、認定講師によるライブ講座、認定講師の養成講座まで、既にオンラインプログラムを確立されているそうです。

全て英語のプログラムのため、今回は特別に、高津先生のレッスン動画も撮らせていただきました。

顔ヨガの効果の理論は?裏付けは?

なぜ、これほどまでに即効性があるのか、効果があるのか。一番わかりやすいのが、サーモグラフィーでした。
これは、「ムンクの顔」というポーズをたった10秒、ポーズをする前とした後の写真です。測定をされたとき、10人ほどいて全員同じ結果になったそうです。10秒で、顔の血流が良くなることが証明されています。

たったの10秒でこの変化!

また、医学部の教授や、専門家の話を聞きながら、効果効能を分析し、現在のメソッドへと確立していきました。

顔ヨガ指導者養成講座のテキストにも記載していますが、

顔ヨガは顔や脳の血管マッサージとしても有効です。顔や脳の血行が良くなると酸素や栄養素が隅々まで浸透し、肌の艶や脳機能も改善されます。何時でも何処でも自分でできる「高津流フェイシャルヨガ」を美顔健康長寿法としてお勧めします。

大阪市立大学医学部の教授より言葉をいただいております。

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