桶田弥里先生がインタビューに答えてくれている様子

2017年、ヨガジェネレーションに返り咲く陰ヨガ。講師の桶田弥里先生インタビュー前編では、ヨガを始めたきっかけやインストラクターになったきっかけ、陰ヨガで感じたご自身の変化などを語って頂きました。
前編の最後に、「苦手なことはずっと避けてきて、やらない言い訳の方が得意だった」とお話されていた弥里先生。その人生を変えることになった「陰ヨガ」には一体どんな魅力があるのでしょうか?後編はそのあたりをじっくり聞いてみましょう!

言い訳できないほどシンプルなポーズ

-弥里先生が思う陰ヨガの魅力とは?

まず第1にシンプルだから誰にでもできるし、初心者でも入りやすいところ。またシンプルなのに体の変化や効果ははっきり感じられるところかな。私自身が最初にそのことがすごく面白いと感じたので、皆さんにもそう思って貰えるのではないでしょうか。

-なるほど。でも、難しいポーズに挑戦したい!と思う人も多いと思うのですが、どうしてシンプルな方がよかったのでしょう?

私ね、元々、そんなに好奇心旺盛ではなくて。苦手なことはなるべく避けて通りたい(笑)だけど、前編でも話したように、陰ヨガの「シンプルだからこそ言い訳できない」という所が自分には良かったんです。「身体能力が低いからできない」とは言えないですよね。ヨガは本来、身体が硬いとか柔らかいというものは関係ありませんが、始めた当時は良い意味で言い訳できない厳しさが好きでした。それにシンプル=簡単というわけではありません。簡単なように見えて実は深めていくのはとても難しい。でも、そこを追求していくのが面白いところでもあるんですけどね。

じっくり時間をかけて心と体と向き合える

笑顔でインタビューに答えてくれる桶田弥里先生
-陰ヨガはとてもゆっくり行われるところも初心者には嬉しいポイントですよね。

そうですね。1ポーズに時間をかけてやるのも私に合っていたと思います。そのペースが合っていたのですね。呼吸もゆっくりです。長く、深く。私は比較的思考型の人間なのですが、陰ヨガの時間はその思考が静かになるんです。静かでクリアな感覚です。私は、何事も勢いで進めていけるタイプではないので、時間をかけられる方がよかったみたい。

発見の連続!ポーズが中医学と結びつく瞬間

インタビューに答えている桶田弥里先生
-陰ヨガのポーズは中医学に結びついているとか?
そう、その1つ1つの発見もおもしろいところ。例えば、呼吸の仕方や、手を置く位置、それも全部意味があるんですよ。勉強していくうちにわかることですが、すごく面白いです。陰ヨガの呼吸は吸う時背中に入れて吐くときおなかをひくのですけど、これもそう。全部経絡に沿った動きをしているんです。

で、「わかってくること」には限りがない。わかった!と思っても、続けているとまた更に深いことがわかってきます。だから、一生勉強です。

-最後に弥里先生にとって陰ヨガとは?

陰ヨガは私の好奇心を突き動かすもの!それが一番です。かっこいいことを色々考えたんですけどね(笑)だけどやっぱりこれが一番だなと思います。

そう優しい笑顔で話してくれた弥里先生。私は、弥里先生とお仕事ができる!と決まったとき一足お先に陰ヨガを受けさせて頂きました。弥里先生の陰ヨガは、普段それほど足を使っていない人がレッスンを受けるとキープ時間も長く、意外に結構きつい!でも、これはちゃんと効かせるためなのだそう。確かに、終わったあとは背中が軽くて、歩きやすい~!

なので、皆さん!弥里先生の陰ヨガぜひ受けてみて下さいね!