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ヨーコさん、オンラインでRYT200って出来ないですかね?
恐る恐る尋ねた、丁度2年前の春。あの日のことを、私は忘れないと思います。体験すること、体感すること、そして何より、対面で人との繋がりを大切にする「ヨガ」というものを電波に乗せてしまって、成立するのか、もはや未知。
それでも、あの日、
やってみる?
ヨーコ先生が言ってくれたから、今がある。
こんにちは。ヨガジェネレーションのべーです。
ヨーコ・フジワラ先生のRYT200、記念すべき第20期生が、昨日無事、卒業式を迎えることができました。
人はいくつになっても成長する。アシュタンガヨガに年齢は関係ない
今回のRYT200は、4ヵ月、しかも30回かけて行うという、ヨーコ先生のRYT200の中では長期のトレーニングでした。
その分、初日に比べて、皆本当に、上手くなった!ヨガは決してアーサナを競うものではありませんが、
何歳になっても成長できることに楽しさを感じています。
というメールが来たときは、私もとても嬉しかったです。
私たちは、年を重ねるごとに、言い訳ばかりが上手くなっていきます。
「もう年だから」「体が硬いから」「手が短いから」「体力がないから」「別に出来なくても生きていけるし」
こんな言い訳をしたくなる自分から逃げず、耐えつつ、一歩踏み出すことで見える世界が必ずあります。もちろん、見える世界は人それぞれ。だけど、そこには年齢は関係ありません。
RYT200最終日。皆の力で起こす奇跡
そして、この期は、最後の最後で、
シルシャーサナで全員上がった!
その最後の1人が、うち(ヨガジェネ)のさくら(MIKIZOのアシスタント)だったので、
「見てるこっちに力が入るわ。」と思いながら応援していました。(笑)
私は普段、あまりスタッフを褒めないのですが、ここで、盛大に褒めておこうと思います。
よく頑張ったね。
練習したら、必ず前進するということ
たとえ嫌になっても基本に忠実に行うということ
自分の力を信じること
ヨーコ先生が教えてくれたことは、決してアシュタンガヨガだけで通用することではありません。マットの外に通じる教えです。
忘れないでくださいね。
ヨガじゃなくても良い。自分が本当にやりたいことを見つける
このRYT200では、ヨガのことをたくさん勉強してきました。しかし、最後にヨーコ先生から、こんなお話が。
もちろん、私は皆がヨガを教えてくれたら嬉しいなって思うけれど、それ以上に、皆が自分らしく生きてほしい、っていうのがあるのね。だから、このトレーニングを通して、『やっぱり私がやりたいことは歌だった』って思ってもいいからね。自分がやりたいこと見つけて、自分がなりたいものになってほしいと思ってるから
よく、弊社のMIKIZOも皆さんにお伝えをしていますが、「~にならなけれなならない」ということは決してありません。
ヨガはツール。自分が自分らしくあるためのツールとして使えるのであれば、先生になる必要はありません。例えば、ヨーコ先生のRYT200では、ヨガ以外にも、ヨガ数秘学やアーユルヴェーダ、食生活など、ヨガに付随する面白いカリキュラムがたくさんありました。今回の期では、キャロットケーキ作りなども流行っていましたね。(期によって色々なブームがあるので、楽しい。酵素がブームになったり、断食だったり。白湯会してた期もあったなぁ)
きっと初めて触れるもの、初めて挑戦することもあったはずです。その中でピンと来たものがあったら、ぜひその学びを深めていってほしいと思います。
自分らしさの象徴ヨーコ・フジワラ。オンラインでもヨガは伝わる
ヨーコ先生が、作ってくれた環境は、皆が安心して、安全な環境でヨガを学べる場だったはず。
その中で、皆さんは、自由に自分を表現出来たんじゃないかなと思います。
もちろん、楽しいことだけでなく、葛藤もあったことでしょう。じれったさや、自分自身に嫌気がさしたことも、痛いこともあったと思います。
だから、私は、RYT200は講師が重要だと思うのです。
道に迷いそうになったとき、下を向いたとき、歩みを止めそうになったとき。
ブレずに、自分を生きているヨーコ・フジワラの存在は、きっと皆さんの勇気になったはず。決して、モデルのように細くてきれいで、癒し系じゃないけれど(ヨーコさんごめんなさい)、でも、いつだって「ヨーコ・フジワラ」でいてくれるヨーコ先生の生き方は、「自分らしさ」の象徴でしたよね。
そんな先生の下で学べた誇りを持って、皆さんも皆さんらしくこの先の人生を生きていってほしいと思います。
最後に。サンガワイ20期生の皆さんへ
自分ではない何かになろうとすること、それが人の苦しみの始まりである
―U.G.Krishnamurti
かつて、私がヨガや哲学を勉強し始めたときに教えて頂いた言葉を、最後に皆さんに送ります。外を見渡すと、自分より知識を持っていそうな人、自分より上手くアーサナが出来る人など、羨んでいたらキリがありません。
私自身、この会社に入社したときは、「ヨガ」というもの、ヨガ業界の右も左もわからないままに仕事をしていました。当時、「私なんかが書く記事を誰が読むんだろう」そう思っていたときに、上記の言葉と共に頂いたのが、
こうあらなければならないと背負う必要はありません。自分が知っていることを等身大のあなたで、正しく伝えていってください。
という言葉でした。その頃から、今に至るまで、私がヨガジェネレーションで書いた記事は公開されているだけでも、350本を超えました
中でもヨーコ先生の記事が93本もあったのには驚き。(笑)
ただ、ひたすら、背伸びをせず、今の自分が伝えられること、先生がおっしゃった言葉でも、自分自身が理解できることを伝え続けてきました。ぜひ、20期の皆さんも、今の自分そのままで、ヨガを伝えていってくださいね。
もう月曜と木曜に皆に会えないのかと思うと、本当に寂しいけれど、改めて、ご卒業おめでとうございます。そして、これからも宜しくお願いします!