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現代社会は超高齢社会ですよね。寿命は一昔前の倍になっています。ときどき休む時間だったり、荷物を下してあげる時間を持たないと、全部まともに取っ組み合いをしていたらもたないですよ。
先日開催されたヨガニードラ養成講座の中でのこと。講師のサントーシマ香先生の言葉に皆、大きく頷いていたのが、印象的でした。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
リニューアルされ大反響のこの講座。講座の冒頭で、香先生がおっしゃられた一言に、私も皆さん同様「確かに…」と深く納得してしまいました。
100歳以上の人口は9万人以上に。人生100年は自分ごとに
2023年に100歳以上の人口が9万人を超えた日本。そのうちの8万人は女性です。香先生が、講座の冒頭で、「現在社会で瞑想を練習する意義」をお話をしてくださったのですが、この中で、テキストに書かれていなかった、プラスαの理由。それが「超高齢社会」。
私は昨年、厚生労働省の発表した、この「100歳以上が9万人」という数字に
これを知ったときの私の正直な感想は、「人生ってまだまだあるやん…」でした(笑)
人生100年時代、というのはキャッチコピーでも何でもない。本当に自分ごと。全員がそこまで生きる保証があるわけではないけれど、自分ごととして止める時代になったということです。
せっかく長い人生なら。もう少し息を抜いても大丈夫
私と同じように「まだまだあるやん…」って思った方はきっとヨガニードラが必要な人。香先生の言葉を借りるなら、きっと毎日真剣に取っ組み合いして生きているんだと思います。日々、1つひとつの出来事や言葉に真剣に向き合って、考えて。
でも、まだ人生の折り返しもきていないんだとしたら、もうちょっと息を抜いてもいいのかもしれません。
ヨガニードラは、外からの情報を遮断することで、自分の感覚を内側に意識を向けていくヨガです。
と香先生がおっしゃっていましたが、色々と考えすぎてしまったり、1つひとつ真面目に取り組む人にとっては、ちょっと今の頭の中をどこかに置いておいて、自分の内側に意識を置いてみるだけで、心の平和が保たれる。香先生が講座の中で、
心の平和って大切じゃないですか?ヨガニードラを伝えることって、本当に世界平和に貢献していると思っています。
と笑いながらお話されていたけれど、本当にそう思う。イラっとすることモヤモヤすることが1つ減るだけで、私たちの心の平和が保たれる。人を批判したり、傷つけることがなくなると思います。
いつも緊張している必要はない。体もこころもしなやかに
また、こんなお話も。
ヨガニードラがターゲットとしているのは、私たちが無意識のうちに抱え込んでいる慢性的な緊張を解き解いていくこと。必要のない時にそんなにエネルギーを硬直させなくても大丈夫。
緊張とは、不思議なもので、無意識のうちに「緊張している状態があたりまえ」になってしまっていくもの。「力を抜いて」と言われても、力の抜き方がわからない人さえいます。
それは身体だけに限らず、感情や、頭の中で考えている思考まで。全てを硬くしてしまいます。香先生も、おっしゃっていましたが、私たちは社会を生きていく中で時には多少の緊張感も必要だし、ルールやモラルを守ることは必要です。
しかし、同時に息を抜くことや臨機応変な思考も必要。
ヨガニードラは現代社会におけるストレスとうまくつきあっていくためにも必要なメソッドなのがよくわかるお話でした。
ヨガニードラの注目される理由
そんなヨガニードラ、近年の瞑想ブームの中でも、特に注目が集まっています。理由はやはり、ハードルの低さ。静かに座って、目を瞑って意識を自分に…言葉では簡単ですが、そう簡単に瞑想状態に入れる人は多くありません。
それに対してヨガニードラは、寝たまま、ガイドを聞いていることができるので、意識がどこか違うところに行ってしまっても、またガイドに戻ってくることができます。
ヨガのクラスにも取り入れやすく、効果も感じやすいのでしょう。
今回のヨガニードラ養成講座も、リニューアルして30名近くの方が現在、講座を受講中です。(平日の午前中にも関わらず、皆さんライブで頑張って受講中!)1回が4時間弱という講義時間も、集中ができて良いと嬉しいご意見も頂いています。
さっそく次回日程も公開されていますので、気になっている方はぜひ次回のヨガニードラ養成講座へ。これを読んで、自分もやってみたい!と思った方は4月には香先生の2時間のワークショップも開催されます。
下にリンクを貼っているので、よかったら、いらしてくださいね。