ちょうど夏至というエネルギーの変わり目に始まった、ヨガニードラ養成講座。
私自身ヨガニードラの練習、とても良いものだと思っています。ヨガは、ポーズの印象が強いですが、ヨガがもたらしてくれる体の内側の平和に繋がっていく感覚って、体の状態に制限があったり、忙しかったりする人にとってこそ、より役立つものだと思っています
こんな香先生の言葉から始まりました。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。最近、「RYT200を卒業したら、次受けたいの何かある?」と聞くと、結構な割合で「ヨガニードラ」が挙がってくる気がしています。現在3種類のRYT200を担当していますが、どのトレーニングでも挙がってくるので、どんなヨガを好む方にも「次に勉強したいもの」の1つになっているんだなぁと思いながら聞いています。
6月21日に始まったサントーシマ香先生のヨガニードラ養成講座は今回も満員御礼!アーカイブも活用しながら30名の方がお勉強されています。
今日は、香先生が最初に教えてくれた「講座を受けるときのポイント」、これ自体がヨガだなあと思いながら聞いていたので皆さんにもシェアしたいと思います。
快適な環境で受講する。生理的な欲求を我慢しない
香先生の教えてくれるヨガは、ヨガの姉妹科学であるアーユルヴェーダの教えも大切にされています。
アーユルヴェーダでは生理的な欲求を抑圧しないという教えがあります。喉が渇いていたらお水を飲む、おなかが空いたら食べる。あと、眠たいっていう気持ちや笑いたいという気持ち、泣きたいという気持ち、くしゃみをしたいっていう気持ち。そういった自然の欲求を我慢しない。アーユルヴェーダってふわふわしたもの、デラックスなものではなく、体の生理状態を最適化していくための教えなんですね。
講座を聞く、となるとどうしても、この我慢をしてしまいがち。聞き逃しなくない、と思うからトイレも我慢してしまうし、くしゃみする顔も見られたくないから、ちょっとくらい我慢しちゃうじゃないですか(笑)
オンラインであれば、お部屋の温度も自分の快適な温度に設定できますし、お手洗いに立つのも、スタジオほど気にしなくていいと思います。(くしゃみだってミュートにしていたら聞こえない。笑)
少しくらい聞き逃してもアーカイブがあるので大丈夫。ぜひ、自分の一番心地いい環境で勉強してほしいと思います。
「生徒さんに伝えたいリラックス」に沿うように受講する
また、こんなお話も。
ヨガニードラはどちらかというと安心やリラクゼーションと近しい関係にありますので、のどが渇いていたり、お部屋が寒かったり暑かったりすると練習に集中できないと思うんです。なので、皆さん、この4週間で自分のコンディションを整えるということも同時にしていってください。
こんな声掛けが事前にあるだけで、講座1日目に感じる緊張が解ける気がするのは私だけではないはずです。
皆さんが生徒さんに伝えたいと思うリラックスに沿うようにご自身の体も快適な状態にしてあげてください。
と続けてくれました。
相手をリラックスさせてあげたいと思う優しさを自分へも向けてあげる。きっと皆さん自分がクラスをする側のときは、生徒さんを思いやり「リラックスさせてあげたいな、リラックスしてほしいな」と願うはず。その心を、自分の方へも向けてほしいなと思います。
できるだけサットヴァな状態で受講する。お持ちの方はイヤフォン使用も
さらに、香先生はイヤフォンの使用もオススメをされていました。おうちの環境は、講座の音以外の音も入ってきますよね。車や電車の音、工事中の場所があるとそういった騒音もあったりする。
できるだけ、ヨガの言葉でいうサットヴァに近い状態で、講座を受けて貰えたらなと思います。
とおっしゃっていた香先生。生活音や騒音は、意識していないとそんなに気にならないのですが、講座に集中したいときに限って耳に入ってくる。(そんなことありませんか?私だけ?)そんな方はイヤフォンをして受けてみてくださいね。
私はそう言われて、イヤフォンしてみたら、確かに音の情報が一点に集中するので、すごく内容が入ってきやすいなと思いました。
いかがでしたか?今回は香先生が講座前にしていたお話を取り上げてみました。あたりまえのことだけど、言われるとはっとする。こんなお話の中にもヨガの要素がたっぷり詰まっていて、わたしはいちいち感動してしまいます。
リラクゼーションを学ぶときは、自分もリラックスした状態で臨む。大切なことですよね。
今回は本当に偶然、夏至からスタートしたヨガニードラ養成講座ですが、どんな1ヵ月になるのか、私も楽しみです。
次回は10月2日(水)にスタートするヨガニードラ養成講座水曜コース。(この日は何の日でもなかった。笑)でも、ぜひ、気になる方はチェックしてみてくださいね。