毎日の変化なんて、本当に小さな小さなもので、それがある日、花を咲かせる。アシュタンガヨガをしていると毎日毎日、小さな努力を積み重ねて、ある日「あ、できた。」という結果につながることがたくさんあります。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
私がそれを実感したのはこの1年のこと。1年かけてできるようになったアーサナが一発でできるようになったときのこと。「おぉ、これが1年かけた結果か。」と嬉しかったのを覚えています。
でも、思ったよりあっけなかった。私の中では毎日小さな変化をしていたから、結果300分の1しか昨日と今日の変化はなかったのです。(365分の1とか言わない。そんなに練習してないから。笑)
出逢いはヨーコ・フジワラ。必然的に出会う仲間

今回のRYT200はトレーニング始まる前に会えた人が多かった期。ヨーコ先生の5月の来日時に、半数以上の人にリアルで会ってからのトレーニング開始で、最初からすごく自然に馴染んでいった期でした。

私はね、このグループは必然的に集まったんだと思うの。誰か1人が違う期だったらこの27期のエネルギーは作れなかったし、また誰か違う人がこの期に入っていたとしてもエネルギーって違ったんじゃないかな。
ヨーコ先生がこんな風に話してくれました。最初はヨーコ先生に磁石のように惹かれて集まったメンバー。そんな皆が、やがてお互いを思いやり、相談し合い、自分自身をさらけ出せる仲間になっていくのは本当にすごいことだと思います。

最終日は、みんながそれぞれ違うパートをリードし、ひとつのクラスを作り上げました。それぞれの個性が光っていて、とても良いクラスだったと思います。私も受けたかったなぁ。
今のタイミングがベストだった ― 自分の選択

トレーニング中には、思いもよらないことが起こるものです。「こんなはずじゃなかったのに」と思うことは、予告もなくやってきます。
でも、ヨーコ先生が最後にこんな話をしてくださいました。
皆、今やろうかなって思ったわけじゃない?大変だったかもしれないけど、このタイミングでこのトレーニングを選んだこと自体が、必然的に必要な経験だったんじゃないかな
人生で、乗り越えられない壁はない。ヨーコ先生がそんな言葉を言っていたけれど、この壁を乗り越えるためにトレーニングが必要だったのかもしれない、と私は思っていました。
コツコツと前に進むことを教えてくれるアシュタンガヨガ。いきなりビッグチェンジが起こるわけじゃないし、自分の思い通りにいくことばかりじゃない。でも、人生なんてそんなもんです(笑)
そこで考えて、また前に進むきっかけをこのトレーニングは与えてくれるのだと思います。
開き直ったときの人間は強い
今回も、チャレンジしても自分ができないかもしれないって壁にぶつかったとき、心が折れることってあるのね。でも『しょうがないじゃん、でも前に進むしかないじゃん』っていう開き直りって大事でね。開き直ったら人間って強いのよ
開き直り方にもよるんですがね(笑)ただ、
「いや、皆そんなもんだ」と楽観的になること
「今の自分はここなんだ」と腹をくくって努力すること
そのどちらも必要。今日や明日、急にできるようになるものでもないし、毎日を積み重ねていくしかない。そう思えた人間は本当に強い。いつか必ずその壁を乗り越えることができるとだと思います。
さあ、これからどうしよう?可能性は無限大

ティーチャートレーニングの中では、
- 小さなことの積み重ねがいつか大きな結果につながること
- 1人じゃできないと思っていたことが誰かと一緒なら乗り越えられること
- 頑張ったらできるんだってこと
皆、いろんなことに気が付いたと思います。自分で「もうムリだ」って思ってたことをヨーコさんがポンっと後押ししてくれる。「〇〇ちゃんの柔軟性だったらできるからやってみ」っていう声がレッドクラスの途中で聞こえてくるたびに、「あ、今日ここで1つ扉が開いたな」と私は思っていました。
ヨガは逃げていかないから、できないことは何年かかったっていい。
それは人生だって同じこと。
何なら、別にできなくたっていいんです。だけど、できるようになるための努力は惜しまない。その一見矛盾しているような努力こそが、ヨガが教えてくれることなのだと思います。
27期の皆さん、卒業おめでとうございます。私も一緒にたくさんの仲間に入れてくれてありがとう。これからは同じアシュタンガヨガの練習生として宜しくお願いします。