マリノタラス先生

産前産後期の女性の体はとてもデリケート。本当に安全かつ効果的なクラスをするには多くの知識とたくさんの女性を指導してきた経験が問われるため「産前も産後も、両方教えられます!」と言い切れるヨガ指導者はまだまだ少ないのが現状です。

そこで必要な実力と自信をつけるために注目したいのが産前産後ヨガのプロに与えられる資格、全米ヨガアライアンスの「RPYT85」です。この資格の取得に繋がる、年に一度しか開催されない「産前産後ヨガ指導者養成講座 -実践編-」をオススメしたい理由をまとめてみました!

現場で活躍している卒業生の産後ヨガクラスを実際に体験!

卒業生による産後ヨガクラス

産前産後ヨガを安全に教えるには沢山の知識と経験が必要ですが、いったん教え始めるとヨガ指導者は孤独なもの。
指導者仲間で相談する機会も少なく、他の先生がどのようにクラスをしているかを見ることがなかなかないのが現実ですよね。

卒業生で現役の産前産後ヨガの先生を招き、産後ヨガのデモクラスをしてもらいます。今回来てくださったのはマタニティヨガ歴4年、産後ヨガ歴6年のヨダ キョウコさん。

  • どんなお歌を使うか?
  • ぐずった赤ちゃんをどうあやすのか?
  • 月齢が違う赤ちゃんがいる場合どうやって個別に対応するのか?

赤ちゃんと共に参加するママが多い産後ヨガは、注意を払わなければならない点だらけです!

彼女の指導をみていて印象に残ったのはとにかくゆっくり話していたこと。慣れない育児で疲れ果てたママが自分の感覚に意識を向けられるように”間”をとても大切にしていました。

また「下腹部」→「おなか」、「恥骨」→「おまた」などのわかりやすい言葉で話すことで、ママが考えなくてもスっと入る言葉選びを心がけていらっしゃいました。

ママのためのヨガ哲学で、心に寄り添う

ママのためのヨガ哲学の発表
講座のクライマックスとも言えるのが最終日に行なう、参加者による「ママのためのヨガ哲学」プレゼンテーション

ママになると「自分はちゃんとできているだろうか」「他のママはもっと完璧に育児も家事もオシャレもできているのに自分は全然だめだ」等と自分を責めてしまいがち。そこで、例えばヨガの八支則のアヒムサ(非暴力)を上手に産後ヨガのクラスに取り入れて話すことができれば、ママたちのストレスを和らげることができます。

今回も参加者全員が一人の女性として、母としてのリアルな経験を織り交ぜた本当に素敵な発表をしてくださいました。

 

<テーマ:アヒムサと産前産後ヨガ>

私は産後1年間、産後うつでした。
夫が不在なことも多い中、子供にとって一緒にいる時間は有意義なものにしないと!と今思えば、自分で自分を苦しめていたんです。
ある時、ママ向けのヨガニードラに参加した際、先生が「あなたの子は、あなたのことが大好きなんですよ」と言ってくれたその言葉に救われました。
一般的に子育ては「やって当たり前」と思われがちですが、認めてもらえてとても心強かったんです!
なのでヨガを通して「あなたは十分がんばっている!」と生徒さんに伝えたいです。
自分に優しくすることで、家族にも優しくなれることを身をもって体験しましたので。

参加者による発表の合間に、マリ先生も自身のエピソードを話してくれました。
笑顔で話すマリ先生

ママをしながらヨガを教えるのはとても大変!
子供のいない同僚のヨガ指導者を見ていると、30分早くスタジオに入って瞑想をし、自分をしっかりと整えて落ち着いた状態でクラスをスタートしていて、とても羨ましく思うこともあるわ。
娘が2人いる自分は、家を出る直前まで料理・洗濯・子供の世話。車に飛び乗り「オ〜ム、オ〜ム」と自分に言い聞かせるように唱えながらスタジオに向かい、ギリギリに到着。髪はボサボサで、下手したらヨガウェアに着替えるのも忘れて、汚れた部屋着のままであることにクラス直前に気づくことも!(笑)
でも、この生活が私のリアルであり、ドタバタも含めて全てがヨガだと思えます。

 

産前産後ヨガの指導者として必要な知識・スキルが全て備わる本講座。

世界レベルの資格「RPYT85」を掲げることで、ママたちも安心してあなたのヨガクラスに身を委ねることができるようになります。

次回はぜひ、あなたも挑戦してみませんか?

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