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お盆真っ只中。
ということで、今はご家族とゆっくりされている方も多いのではないでしょうか。お子さんたちにとってはお盆が終わると夏休みの終わりが見えてくるので、少し寂しい気持ちになってきますね。
社会人になってもあの頃のような長~い夏休みがあればいいのにと、心の中で思っている ヨガジェネレーションのまあこです(笑)
今回は、ご家族が集まり、子どもたちを観る機会も増えてくる時期にお届けしたい「子どもたちへの呼吸」の話を書いてみようと思います。
うちの子は大丈夫?子どもの8割が口呼吸をしているという現代社会。
2021年に全国の小児歯科医を対象に行われた研究では、日本の子供たちの31%が日常的に「お口ぽかん」と呼ばれる状態で口呼吸をしているということがわかりました。 そして、ほんの僅かに口が開いている状態の子供を含めると、子供の約8割が口呼吸になっているといわれています。そんな中、歯科医でも口呼吸のデメリット、鼻呼吸のメリットを指導しているところが増えているといいます。なぜならば、口呼吸のデメリットは生活の質を下げてしまう恐れがあるからです。
具体的な口呼吸のデメリットは、
- 風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 口の中が乾燥し口臭を引き起こしたり、唾液のバリア効果が薄れてしまう
- 上あごの成長に影響が出てしまい、出っ歯になってしまう
- 口回りの筋肉が弱くなってしまう
- いびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こしやすい
- 姿勢が悪くなる
- 冷たい空気がダイレクトに入り身体が冷える
- 免疫力が低下する
- 肩こりや疲労を招く
- 知能指数が低下する
鼻づまりの時や、運動時の酸素供給として、口呼吸は鼻呼吸の代わりとして機能してくれますが、一般的に口での呼吸はデメリットの多い呼吸です。これを日常的に積み重ねていくのは、長い人生の中では改善したい生活習慣だといえます。
呼吸の質を上げよう。最後の最期まで人間が生きてやれることは呼吸
たかが呼吸、されど呼吸。
ヨガの中では一番大切だともいわれます。その私たちの必ずしている呼吸、生きる根底を、小さい頃に整えることは、今後の子どもたちの人生が変わるといっても過言ではありません。
とはいえ、大人であれば、口呼吸のデメリットを意識して、自ら何かしらの対策をする方も多いかもしれませんが、子どもにとっては難しいのが現状です。
ですが、「出来れば子どものうちから鼻呼吸の習慣を身に付けて欲しい!」そんな想いから、キッズヨガ講師である片岡まり子先生が作ったのがこの講座「キッズヨガ:絵本を使う子どものためのプラーナヤーマ集中講座」なのです。
「おまじない」ヨガの呼吸が教えてくれるカラダの不思議とココロの不思議。
「つらいとき、かなしいとき、おこったときのおまじない」
この講座のテキストとしてお渡ししている絵本の中で、先生は呼吸をこんな風に表現されています。
子どもにとって、これからの長い人生で呼吸が味方になるのはきっと心強いと思います。と同時に大人の私たちにとっても、改めてその大切さに気付かせられる呼吸の内容です。
感情が波打つ時には呼吸が浅くなり、ゆっくり深呼吸をすると心が落ち着いてきます。それを知っているだけで、自分が困ったときには、目を瞑ってゆっくり呼吸をして、自分のカラダの広がりに意識を向けることが出来るかもしれません。
飽きたら塗り絵が出来る。子どもたちと一緒に楽しめるクラスを。
絵本のテキストの中には、いくつかの呼吸法をご紹介していて、飽きたら塗り絵が出来るように白黒になっているのが、嬉しいポイントです!
呼吸法?ヨガ?なんて、きっと子どもたちにとっては、すぐに飽きてしまいます。いかに「やらせよう!」というこちらの思いがバレないように、子どもが楽しめる伝え方、興味をひくテクニックなども講座の中ではお伝えしています。
子どもたちに向けて、そんな呼吸のクラスが出来るようになる4時間の集中講座は、お盆明けに開催です!
・我が子の口呼吸が気になるご両親
・キッズヨガをされているヨガの先生や保育士さん
・歯科衛生士さん
子どもたちにとって「おまじない」になる呼吸、一緒に届けていきませんか?
【キッズヨガ:絵本を使う子どものためのプラーナヤーマ集中講座】 8月19日(月)12:30-16:30 ヨガアカデミー大阪スタジオ&オンラインのハイブリッド開催
大阪近辺にお住まいの方は、キッズヨガ講師:片岡まり子の「親子ヨガ」、こちらも是非チェックしてみてくださいね!
【親子ヨガ(特別イベント)】8月19日(月)10:30-11:30 ヨガアカデミー大阪スタジオ