こんにちは、あゆゆです!
梅雨ですね。連日天気の悪い日が続き、気分の優れない方もいらっしゃるのではないでしょうか?身だしなみもバッチリ決めて、いざ外に出た瞬間、顔にポツリ。そう、私はこの一瞬がとてもへこみます。

雨が降ると、湿気で髪は乱れるし、傘という持ち物が一つ増えるし、洗濯物も干せないし。天気の悪い日=ネガティブなものになってはいないでしょうか?

いつから雨はネガティブなものになった?

先日、友人とその息子くん(5歳の男の子)と雨の日に出かけたときのこと。もちろん、私と友人は雨でガッカリ。「晴れていたら良かったね~」と話していました。

ところが、息子君はなんだか楽しそう。曇った窓にお絵かきしたり、買ってもらった新しい傘を開いたり閉じたり。その様子を見ていたら、私も子どもの頃は、長靴で水たまりを歩いたり、カエルやアメンボを見つけたりしていたなぁ、なんて思い出しました。

大人になると、過去の経験やこれからの不安を予想して目の前の出来事に憂鬱になってしまいます。それに対して子どもたちは、「雨が降っている今」と向き合い、楽しんでいます。子どもたちを見習って、雨の日だからこそ楽しめることを見つけてみましょう。

じつは雨の日はヨガ日和!

雨の日に重だるくなったり、眠くなったりした経験はありませんか?雨は「水のエネルギー」が強く、下に流れる性質があります。その重さを利用して、いつもよりグラウンディングを感じてみましょう。瞑想クラスやリストラティブヨガで、ふっといつもより深い感覚に入れるものです。

雨の音は、胎児がお母さんのお腹の中で聴いていた血液が流れる音に似ていて、自然と落ち着くのだそう。また、遠い昔、わたしたちの祖先は、常に獣に襲われるかもしれないというストレスにさらされてきました。

しかし、雨の日にはその心配がないため、心理的に落ち着くことができたのです。つまり、雨の日はおやすみの日。このDNAが引き継がれて、雨の日は気持ちが落ち着くのかもしれませんね。

無音よりも雑音を聞いていたほうが、効果がある?!

雨の音に限らず、自然界の音には独特の波長があり、気持ちを落ち着かせる作用があると言われています。川のせせらぎや、鳥の声、虫の声など、静かな喫茶店くらいの雑音があった方が仕事の効率が上がるとして、社内で自然音BGMを流している企業もあるんです。

また、マスキング効果としても有効です。無音の中にいると、さらにちょっとした音が気になることがあります。例えばヨガの講座中、出入りする扉の音が気になったり、隣の人のペンの音や書く音、自分のお腹の音が気になったり…。普段であれば気にしない音でも、無音の中だからこそ気になってしまうこともありますよね。

マスキング効果とは、2つの音が重なっているときに片方の音がかき消されて聞こえなくなる現象のこと。山や海などの自然の中に居ても、無音の状態はほとんどないですよね。少しの雑音が落ち着くのも、頷けます。

雨がもたらすリラックス効果!

雨の日は、音以外にも様々なリラックス効果があるのをご存知でしょうか。

  • 心身の回復に最適
  • 雨の日は、柔らかな日差しや雨音のリズムのおかげで、副交感神経が優位にある状態。積極的に「なにもしない」というのも雨の日ならではの選択です。家で料理を楽しんだり、美味しいコーヒーを淹れて映画を見たり…。室内ならではの楽しみを満喫しましょう。

  • 空気が綺麗になる
  • 晴れの日に比べて、花粉やホコリの飛散量は少なくなります。アレルギーがある方には、過ごしやすい季節かもしれませんね。

  • 季節を感じられる
  • 日本に住んでいれば四季の美しい景色が見られますが、梅雨の季節もそのひとつ。色とりどりの紫陽花を愛でたり、雨の匂いを楽しんだり。今ここにしかない景色を味わってみるのもいいですね。

自然音をBGMにヨガをしてみると、より集中できますし、物の見方も変わってきます。わたしも友人の息子くんから、大切なことを教わったように思います。

雨の日はゆっくりヨガをして、いつもと違う感覚に浸ってみてはいかがでしょう。

ヨガジェネレーションでは、お休みの日にぴったりなリラックスできるワークショップを開催しております。雨の日だからこそ、文字通り、足をのばしてリラックスしませんか?